KNZのロー後&新司法試験

ロースクール修了生による、新司法試験情報など。

二回試験中

2009年11月23日 07時29分53秒 | Weblog
こんな拙くて不定期更新のブログに足を運んでいただく方がおられるのにびっくしするとともに、感謝します。

今、KNZは、二回試験の真っただ中です。
あの辛い想いをした司法試験よりも時間も日数も長い試験で、結構苛酷です。

とはいえ、合格率は95パーセントくらいなはずなので、本来なら余裕を持てるはず
…とはなかなかいきません。

というのは、
・落ちた時の財産的精神的な逸失利益が莫大でプレッシャーが大きい
・総合評価ではなく、1科目ごとの評価であり、前の科目の出来が良かったからといってまったく気を抜けないとともに、失敗した科目の挽回ができないという酷いプレッシャーにさらされる
・綴りミスや鞄の中への携帯電話持ち込みなどは即失格で、運用も厳格なので、雰囲気がやばい

ということです。
みんな司法試験くらいにピリピリしてます。
試験官はそれ以上に怖い。不正を発見したら報奨金をもらえるのか?と疑いたくなるようなくらい、鬼のような顔つきで監視しています。トイレにまでついてきます。
新61期で二回試験に落ちた人が、8月の2回目の二回試験で、試験終了後2秒くらい綴るのが遅れただけで再び不合格を食らったという話も聞いています。

二回試験にミスはつきもの、誰しも必ずミスはします。
ただ、それが致命傷になりうるのかどうかという判断がいまいち確信できないところが怖い。。(綴りミスなどは明確ですが)

KNZも、既に終わった科目で、結構やばいんちゃうかなというのはあって不安です。

中学受験から続くペーパーテストの連続がようやく終わろうとしている中、最後にこんなラスボスが待っているとは…

とにかく、集合修習中はEはなくほとんどBかCだったという点と、95%が合格するというデータを頼りに、残り3科目も突破していきたいです。


ちなみにこのブログは二回試験の結果にかかわらず、自分の一つの心のよりどころにしたいと考え続けていくつもりなんで、これからもよろしくです。
(内容は日記メインになると思います)


上記のように二回試験が多少死ぬ確率の少ないロシアンルーレット的要素があるのに対し、新司法試験は合格の実力があれば必ず受かる試験だといえますので、受験生の方はぜひとも合格をゆるぎなくするレベルの実力養成を目指して頑張ってください。