KNZのロー後&新司法試験

ロースクール修了生による、新司法試験情報など。

北京より

2009年12月05日 21時47分54秒 | Weblog
北京旅行より戻ってきました。

映画ラストエンペラーで見た紫禁城の壮麗な建築や、チャンイーモウの映画で見た胡同の素朴な風景、名画「さらばわが愛」のモデルになった京劇俳優・梅蘭芳の自宅を念願かなって見ることができて、感無量です。

そのような文化的歴史的な側面以上にインパクトがあったのは、中国の近代化がとてつもないスピードで進んでいることを肌で実感できた点です。
五輪前によく報道されていたようなハリボテではなく、しっかりと地に足がついた発展を遂げている印象です。一度北京を訪れる機会がありましたら、紫禁城やフートンだけでなく、BCDにも行ってみてください。たぶん上海はもっと発展してるんでしょう。

今後、社会的政治的課題をクリアしていきながら中国(+インド)が、世界を牽引していく役割を担うだろうことは想像に難くありません。

その中で今までアジアの中の欧米としての役割を果たしていた日本は、どのような立ち位置を見出していくのか、
それとともに、変化の多い現代社会の中で日本弁護士としてどのような役割を果たしていくべきか、どのような経験とスキルを身につけるべきか、いま一度考えるいい機会になりました。
何だかんだいっても弁護士資格はまだ強みだと思うので、色々なことにチャレンジできる恵まれた環境にあるのだと思います。

ダライラマの「1年に1度は知らない土地に行きなさい」という言葉どおり、たまに海外に行って普段会わない人と会うのは非常にいい経験になりました。