デンマークの教育・社会に興味をもち留学していました。そこで学んだこと、感じたこと。そして今、日本で感じること。
From Denmark
デンマークの社会と教育から学ぶ これからの社会のあり方の一つの方向性について
デンマークについて講演した際の資料

デンマークの社会と教育から学ぶ
これからの社会のあり方の一つの方向性について
デンマークの教育と社会から学ぶべきこと
みんなでシェアしたいこと
そこから新しい社会を創ること

デンマークの社会と教育から学ぶ
これからの社会のあり方の一つの方向性について
デンマークの教育と社会から学ぶべきこと
みんなでシェアしたいこと
そこから新しい社会を創ること
デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ
![]() | デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ 澤渡 夏代ブラント 大月書店 |
デンマーク生活40年の夏代さんの
実体験や詳細なレポートに基づいた本著においても
デンマークの「自立」についてよくわかる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
デンマークは「福祉の豊かな国」として世界的にもよく知られています。ともすれば「デンマーク人は福祉サービスの恩恵に依存した生活をしている」という印象を与えがちですが、実は「できるかぎり自分の生活は自分で」と人に依存することを好まず・・・「自分らしい生活」を送っています。
デンマークではよく「歳を取るために生きるのではなく、生きるために歳をとる」といわれます。(本書より引用)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このことにつきると思う。
下記にも書いたように
私の経験からもよくわかる。
From Denmark「自立と自治@福祉施設」
ちなみにこれは高齢者に限ったことではない。
幼少期から、責任を持った「自立」した個人としての
成長を促す社会であるからこそ
高齢者になってからも
自立的に「自分らしい生活」を謳歌できるのだ。
自ら学ぶ子どもを育てる 桜井茂男
前々回、前回とデシのことについてかいた。
その研究実践を学校教育領域において
日本で最も行なっている桜井茂男の著書
「学習意欲の心理学 自ら学ぶ子どもを育てる」
この本は研究者として理論を研究し、
教師として自ら実践・試行錯誤し
そして親として、子育てを考えてという
この3つの立場での自身の視点を真剣に持って
取り組まれているのがよくわかる。
それだけに
学習意欲の心理学研究という学術専門的な内容だが
教師や親にとっても比較的親しみやすいのではないか。
学校教育における学びを考える上で
学習意欲の理論の研究を、実践的に思いを持って実践されおり
様々な立場において示唆をあたえてくれている。
最後の第8章では、
具体的にわかりやすく実践的なアドバイスしていることに
非常に好感が持てる。
理論ばかりでなく実践的であろうとしている本。
以下、本著8章にある誰にでもできる学習意欲の育て方の事項を抜粋
これは自身のアプローチを反省する上で役立つと思う。
---------------------------------
【学習意欲を育てる】
1.子どもの個性を認める
目先のことを気にせず、子どものほんとうの成長を考えよう
3.遊びを大切にする
4.基本的生活習慣の自立をうながす
知的好奇心の芽は基本的な生活習慣の自立とともに大きく開花する。
5.子どもの手本となる
【有能感を育てる】
1.応答的な環境を用意する
3.自信を持たせる
うまく期待する
4.努力できるように援助する
「もっと努力しようね」と激励するのはいかがなものだろうか。
5.適切な評価を用いる
自己評価ができるようになれば、
自分だけで学習をすすめていけるようになる。
【自己決定感を育てる】
1.できるだけ子どもの決定にまかせる
2.子どもの決定したことがうまく運ぶようにお膳立てをする
3.過干渉、過保護にならない
4.外的報酬に依存させない
【適切な目標をもたせる】
2.自分の良さに気づかせる
【他者受容感を育てる】
2.子どもと一緒に遊ぶ
4.よき話し相手になる
その研究実践を学校教育領域において
日本で最も行なっている桜井茂男の著書
「学習意欲の心理学 自ら学ぶ子どもを育てる」
この本は研究者として理論を研究し、
教師として自ら実践・試行錯誤し
そして親として、子育てを考えてという
この3つの立場での自身の視点を真剣に持って
取り組まれているのがよくわかる。
それだけに
学習意欲の心理学研究という学術専門的な内容だが
教師や親にとっても比較的親しみやすいのではないか。
学校教育における学びを考える上で
学習意欲の理論の研究を、実践的に思いを持って実践されおり
様々な立場において示唆をあたえてくれている。
最後の第8章では、
具体的にわかりやすく実践的なアドバイスしていることに
非常に好感が持てる。
理論ばかりでなく実践的であろうとしている本。
以下、本著8章にある誰にでもできる学習意欲の育て方の事項を抜粋
これは自身のアプローチを反省する上で役立つと思う。
---------------------------------
【学習意欲を育てる】
1.子どもの個性を認める
目先のことを気にせず、子どものほんとうの成長を考えよう
3.遊びを大切にする
4.基本的生活習慣の自立をうながす
知的好奇心の芽は基本的な生活習慣の自立とともに大きく開花する。
5.子どもの手本となる
【有能感を育てる】
1.応答的な環境を用意する
3.自信を持たせる
うまく期待する
4.努力できるように援助する
「もっと努力しようね」と激励するのはいかがなものだろうか。
5.適切な評価を用いる
自己評価ができるようになれば、
自分だけで学習をすすめていけるようになる。
【自己決定感を育てる】
1.できるだけ子どもの決定にまかせる
2.子どもの決定したことがうまく運ぶようにお膳立てをする
3.過干渉、過保護にならない
4.外的報酬に依存させない
【適切な目標をもたせる】
2.自分の良さに気づかせる
【他者受容感を育てる】
2.子どもと一緒に遊ぶ
4.よき話し相手になる
![]() | 学習意欲の心理学―自ら学ぶ子どもを育てる桜井 茂男誠信書房 |
「人を伸ばす力」と「虚妄の成果主義」
前回の続き、
前回書いた親子のやり取りに見られるような
「選択の機会」をあえてつくることができているだろうか。
一見、面倒かもしれないが、
「管理・統制・命令」し続けるより
パフォーマンス効率がいいことは自明だ。
「そんなことをいってもこどもも部下も「自律」して動かないから・・・」と
「他者」に原因を考えたのであれば
それは、このやり取りの前提となるモノ、
「信頼関係」が築けていないということだろう。
「自律」を育てる環境をつくることは
責任は保護者やリーダーの役割だ。
人は環境や状況によって簡単に変容する。
あなたのこどもや部下は
あなたの「管理下」の時だけ
「自律」していないのかもしれない。
「自律」といいながら、
「管理・統制・命令」ばかりしていないだろうか。
自分でやろうと思わない限り、人はうごかない。
つまり、
自ら動くには、自分でやろうという「自発性」が必要だ。
自発性(内発的動機)には、
「選択の機会」があり、
そして、
「自律感」(自らが自らをコントロールできていると思うこと)
が必要である。
目標管理制度や成果主義の欠点はここにある。
この制度の下では、自発性はでてこない。
自分で自らやろうと思わない制度の下で
新たな取組みが生まれやすいわけがなく、
イノベーションが生まれやすいわけがない。
イノベーションがない組織が競争力を持つわけがない。
教育や人材育成に関わるすべての人は、
もう一度考えるべきだと思う。
「虚妄の成果主義」高橋伸夫著
エドワード・L・デシの理論を紹介し
成果主義を斬ったこの本は、
世の中に蔓延している誤った概念を見直し
影響されないためのも必読書だと思う。
人は社会環境に影響されてしまう。
成果主義による影響が社会あらゆるところに伝播している。
ビジネスだけではない、ビジネスパーソンは家に帰ると親だ。
家庭教育や学校教育に成果主義的発想を取り入れてないか、
それがいかに「人を伸ばす力」に悪影響を及ぼしているか。
それを理解する必要がある。
参考:著者インタビュー
日本の人事部:「成果主義」終焉させる時が来た 高橋伸夫
前回書いた親子のやり取りに見られるような
「選択の機会」をあえてつくることができているだろうか。
一見、面倒かもしれないが、
「管理・統制・命令」し続けるより
パフォーマンス効率がいいことは自明だ。
「そんなことをいってもこどもも部下も「自律」して動かないから・・・」と
「他者」に原因を考えたのであれば
それは、このやり取りの前提となるモノ、
「信頼関係」が築けていないということだろう。
「自律」を育てる環境をつくることは
責任は保護者やリーダーの役割だ。
人は環境や状況によって簡単に変容する。
あなたのこどもや部下は
あなたの「管理下」の時だけ
「自律」していないのかもしれない。
「自律」といいながら、
「管理・統制・命令」ばかりしていないだろうか。
自分でやろうと思わない限り、人はうごかない。
つまり、
自ら動くには、自分でやろうという「自発性」が必要だ。
自発性(内発的動機)には、
「選択の機会」があり、
そして、
「自律感」(自らが自らをコントロールできていると思うこと)
が必要である。
目標管理制度や成果主義の欠点はここにある。
この制度の下では、自発性はでてこない。
自分で自らやろうと思わない制度の下で
新たな取組みが生まれやすいわけがなく、
イノベーションが生まれやすいわけがない。
イノベーションがない組織が競争力を持つわけがない。
教育や人材育成に関わるすべての人は、
もう一度考えるべきだと思う。
「虚妄の成果主義」高橋伸夫著
エドワード・L・デシの理論を紹介し
成果主義を斬ったこの本は、
世の中に蔓延している誤った概念を見直し
影響されないためのも必読書だと思う。
人は社会環境に影響されてしまう。
成果主義による影響が社会あらゆるところに伝播している。
ビジネスだけではない、ビジネスパーソンは家に帰ると親だ。
家庭教育や学校教育に成果主義的発想を取り入れてないか、
それがいかに「人を伸ばす力」に悪影響を及ぼしているか。
それを理解する必要がある。
参考:著者インタビュー
日本の人事部:「成果主義」終焉させる時が来た 高橋伸夫
![]() | 虚妄の成果主義―日本型年功制復活のススメ 高橋 伸夫 日経BP社 |
![]() | 人を伸ばす力―内発と自律のすすめ エドワード・L. デシ,リチャード フラスト 新曜社 |
選ぶ機会をつくること 「自律と内発」
自分のこどもや部下に
「自律型」になってほしいですか?
それとも
「依存型」になってほしいですか?
多くの親や会社の人材育成担当者からは
「自律してほしい」ということを何度も聞いた。
しかし、
そのほとんどの場合がその言葉とは逆のこと、
つまり、
「自律」ではなく「依存」させるような
アプローチや組織制度をとっていた。
「自律」とは「自分で自分をコントロール」すること。
そして「自律性」を育てるにはどうするか、
「自ら選択させる機会」を増やすことだ。
逆に、
「管理・統制・命令」することは、「依存」を促進する。
ここで自戒の意味も込めて改めて問いたい。
「『自律してほしい』といいながら
こどもや部下を「管理・統制・命令」ばかりしていないだろうか。」
「自律」してほしいといいながら
思い通りに動かそうと「管理・統制・命令」ばかり
していることはないですか。
目標や時間だけで管理しようとしてませんか。
それを考え直すいい機会を
先日、通勤ラッシュの電車の中で得た。
私の目の前にいた母親は出勤するため、
そしてその子どもを幼稚園に送り届けるためいそいでいた様子。
ギリギリ電車に間に合ったという様子がわかる。
どうやら出発前の洗面所でいろいろとあったようで
電車の中で親子のやり取りが続いていた。
親:「朝の歯磨きと顔を洗うかどうかは、自分で決めてね。」
子:ぐずる
親:「お母さんは、○○ちゃんが歯を磨かなくても顔を洗わなくても困らないし、
汚いまま幼稚園にいけばいいから、どうするかは自分で決めてね。
お母さんは、洗った方がいいと思うけどね。
でも、もう5歳なんだから自分で決めてね。」
子:「いやだー。お母さんに決めてほしい」
(と言いながら、いろいろと感じ考えている様子がわかる。
相当響いているようだ)
親:「赤ちゃんだったらお母さんが全部決めてあげる。
でも、もう赤ちゃんじゃないでしょ。」
子:・・・
このやりとりをみながらデンマークのある家庭での
親子のやりとりを思い出していた。
「歯を磨いて、顔を洗いなさい」と一切、命令しないのだ
行動時間や起床時間を管理するわけでもない。
自ら選択をさせている。
しかし、
明確にメッセージは伝わっている。それを選択するのは本人だ。
この対話の前提として
親子の信頼関係が築かれていることがある。
やりとりから、
こどもが親を親が子どもを信頼していることがよくわかった。
その上で、あえてこどもに「選択する機会」をつくっている。
こどもの「自律」を育てるため。
その「自律感」があらゆる内発的モチベーションにつながる。
エドワード・L・デシ著「人を伸ばす力 自律と内発のすすめ」を読み
デシの自己決定理論をであい「本質がここにある」と確信したことを
思い出させてくれるやりとりだった。
「自律型」になってほしいですか?
それとも
「依存型」になってほしいですか?
多くの親や会社の人材育成担当者からは
「自律してほしい」ということを何度も聞いた。
しかし、
そのほとんどの場合がその言葉とは逆のこと、
つまり、
「自律」ではなく「依存」させるような
アプローチや組織制度をとっていた。
「自律」とは「自分で自分をコントロール」すること。
そして「自律性」を育てるにはどうするか、
「自ら選択させる機会」を増やすことだ。
逆に、
「管理・統制・命令」することは、「依存」を促進する。
ここで自戒の意味も込めて改めて問いたい。
「『自律してほしい』といいながら
こどもや部下を「管理・統制・命令」ばかりしていないだろうか。」
「自律」してほしいといいながら
思い通りに動かそうと「管理・統制・命令」ばかり
していることはないですか。
目標や時間だけで管理しようとしてませんか。
それを考え直すいい機会を
先日、通勤ラッシュの電車の中で得た。
私の目の前にいた母親は出勤するため、
そしてその子どもを幼稚園に送り届けるためいそいでいた様子。
ギリギリ電車に間に合ったという様子がわかる。
どうやら出発前の洗面所でいろいろとあったようで
電車の中で親子のやり取りが続いていた。
親:「朝の歯磨きと顔を洗うかどうかは、自分で決めてね。」
子:ぐずる
親:「お母さんは、○○ちゃんが歯を磨かなくても顔を洗わなくても困らないし、
汚いまま幼稚園にいけばいいから、どうするかは自分で決めてね。
お母さんは、洗った方がいいと思うけどね。
でも、もう5歳なんだから自分で決めてね。」
子:「いやだー。お母さんに決めてほしい」
(と言いながら、いろいろと感じ考えている様子がわかる。
相当響いているようだ)
親:「赤ちゃんだったらお母さんが全部決めてあげる。
でも、もう赤ちゃんじゃないでしょ。」
子:・・・
このやりとりをみながらデンマークのある家庭での
親子のやりとりを思い出していた。
「歯を磨いて、顔を洗いなさい」と一切、命令しないのだ
行動時間や起床時間を管理するわけでもない。
自ら選択をさせている。
しかし、
明確にメッセージは伝わっている。それを選択するのは本人だ。
この対話の前提として
親子の信頼関係が築かれていることがある。
やりとりから、
こどもが親を親が子どもを信頼していることがよくわかった。
その上で、あえてこどもに「選択する機会」をつくっている。
こどもの「自律」を育てるため。
その「自律感」があらゆる内発的モチベーションにつながる。
エドワード・L・デシ著「人を伸ばす力 自律と内発のすすめ」を読み
デシの自己決定理論をであい「本質がここにある」と確信したことを
思い出させてくれるやりとりだった。
![]() | 人を伸ばす力―内発と自律のすすめ エドワード・L. デシ,リチャード フラスト 新曜社 |
勉強とは個人的なもの???
北欧の友人と話していたら
その学習観を知る上で非常に興味深いことがでてきた。
それは、
友人の中国人が「勉強とは個人的なもの」と
考えているということに彼女は驚いてたのだ。
「おかしいと思わない?」という感じで。
彼女が言うには、勉強というのは
みんなで行なう「協働的なもの」だというイメージが強いらしい。
なるほど、日本の学校ではあまり見られない光景かも知れない。
考えてみると確かに、
日本でもそのようなイメージを暗黙に
持っていることが多いのではないだろうか。
勉強とはコツコツと机に向かって
一人で行なうものというイメージを。
ここで確認しておきたいのは
その勉強法が重要でないと言っているのではない。
学びを考える時に、そうした勉強法が「すべて」と
考えていないだろうかということである。
与えられたことを記憶するだけであれば
1人でした方が効率がいいかも知れない。
しかし、
何か新しい別の考え方に気づいたり、
異なる意見の中から新しいものを創り出すということは
個人ワークよりグループワークに方が格段に効果的だ。
----------------------------
1990年代以降の教育学、および関連諸科学では、
『学びとはけっして個人の頭の中に
知識やスキルを伝達することではない』
という認識が急速に広がった。(中略)
一言で言えば、
学習とは「伝達」ではなく、「変容」である。
(「ダイアローグ 対話する組織」中原淳・長岡健)
エンゲストロームが「学習活動=拡張による学習」と呼んでいる活動は、
集合体や社会で自明とされている前提(活動の前提)の
文化的―歴史的基盤を問い直し、
新しい前提を創出していく活動のことである。
(「コミュニティのグループ・ダイナミックス」杉万俊夫編著)
----------------------------
言われたことを正確にこなす力を求められた産業社会から
新しいものを創り出す力が求められる知識創造社会になり、
「学習」という行為や「学力」重要なポイントが変わってきた。
それをまだ、旧社会の学習観に捉われていないだろうか。
学力低下といわれるが
そもそも「学力」とは何かということを
理解していないことが多い。
しかし、
知識量だけでは何もできないということに
反論する人はいないのではないであろう。
となると、
他に重要な要素があるということは
理解しているはずなのである。
北欧の友人が言うように
「勉強」ということに対するイメージが
これほど違う。
まさに「学び」とは「協働的」なものというイメージを持っており、
つまり、Collaborativeなものであり、
さらにいうとCreativeなものである。
それは、いま世界で言われている学力の方向性である。
その社会通念が個人に及ぼす影響は計り知れない。
知識を暗記すること、やりかたを覚えることは重要だ。
しかし、知識創造社会を迎えた現在において
それをどう活用し、知の創造していくかということが重要視されている。
それが、グローバル化する社会において求められるコンピテンシーである。
日本の稚拙な報道や本などに囲まれ
その文脈の中で井の中の蛙となっている危険性があることを
改めて北欧人が気づかせてくれた。
やはり、北欧から学ぶことはまだまだ大いにありそうだ。
その学習観を知る上で非常に興味深いことがでてきた。
それは、
友人の中国人が「勉強とは個人的なもの」と
考えているということに彼女は驚いてたのだ。
「おかしいと思わない?」という感じで。
彼女が言うには、勉強というのは
みんなで行なう「協働的なもの」だというイメージが強いらしい。
なるほど、日本の学校ではあまり見られない光景かも知れない。
考えてみると確かに、
日本でもそのようなイメージを暗黙に
持っていることが多いのではないだろうか。
勉強とはコツコツと机に向かって
一人で行なうものというイメージを。
ここで確認しておきたいのは
その勉強法が重要でないと言っているのではない。
学びを考える時に、そうした勉強法が「すべて」と
考えていないだろうかということである。
与えられたことを記憶するだけであれば
1人でした方が効率がいいかも知れない。
しかし、
何か新しい別の考え方に気づいたり、
異なる意見の中から新しいものを創り出すということは
個人ワークよりグループワークに方が格段に効果的だ。
----------------------------
1990年代以降の教育学、および関連諸科学では、
『学びとはけっして個人の頭の中に
知識やスキルを伝達することではない』
という認識が急速に広がった。(中略)
一言で言えば、
学習とは「伝達」ではなく、「変容」である。
(「ダイアローグ 対話する組織」中原淳・長岡健)
エンゲストロームが「学習活動=拡張による学習」と呼んでいる活動は、
集合体や社会で自明とされている前提(活動の前提)の
文化的―歴史的基盤を問い直し、
新しい前提を創出していく活動のことである。
(「コミュニティのグループ・ダイナミックス」杉万俊夫編著)
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言われたことを正確にこなす力を求められた産業社会から
新しいものを創り出す力が求められる知識創造社会になり、
「学習」という行為や「学力」重要なポイントが変わってきた。
それをまだ、旧社会の学習観に捉われていないだろうか。
学力低下といわれるが
そもそも「学力」とは何かということを
理解していないことが多い。
しかし、
知識量だけでは何もできないということに
反論する人はいないのではないであろう。
となると、
他に重要な要素があるということは
理解しているはずなのである。
北欧の友人が言うように
「勉強」ということに対するイメージが
これほど違う。
まさに「学び」とは「協働的」なものというイメージを持っており、
つまり、Collaborativeなものであり、
さらにいうとCreativeなものである。
それは、いま世界で言われている学力の方向性である。
その社会通念が個人に及ぼす影響は計り知れない。
知識を暗記すること、やりかたを覚えることは重要だ。
しかし、知識創造社会を迎えた現在において
それをどう活用し、知の創造していくかということが重要視されている。
それが、グローバル化する社会において求められるコンピテンシーである。
日本の稚拙な報道や本などに囲まれ
その文脈の中で井の中の蛙となっている危険性があることを
改めて北欧人が気づかせてくれた。
やはり、北欧から学ぶことはまだまだ大いにありそうだ。
![]() | ダイアローグ 対話する組織 中原 淳,長岡 健 ダイヤモンド社 |
![]() | コミュニティのグループ・ダイナミックス (学術選書―心の宇宙 (005)) 京都大学学術出版会 |
デンマークの社会とは何であったのか
前回、デンマークの教育の成功の本質は
一貫したウェイがあることとかいた。
では、どのようなウェイなのか?
一つ間違いなくいえることは
デンマークが「自律」を促進している社会だということだろう。
つまり、
デンマークでは、学校・社会・家庭の3つが一貫して
「自律」を促進する環境になっているということ。
その「自律」の重要性は、
OECDのDeSeCo Projectのキーコンピテンシーにも上げられている通り
ビジネス界においてもその重要性は広く認識されており
目指すべき人材像に「自律」を掲げている会社も少なくない。
エドワード・L・デシなどによると
「自律」は「内発的動機」に必要なものであり、
そして、その「内発的動機」は「創造」や「問題解決」をもたらし、
その結果「幸福感」にいたることがわかっている。
「創造」や「幸福感(従業員満足)」などと
多くの組織で課題となっているものの根幹にこの「自律」がある。
自分で自分をコントロールする「自律」が
心の内側から湧き出るやる気「内発的モチベーション」につながり
それが「よりよい活動」をうみ、「幸福度」の増進につながる。
その「自律」をどう育成されるのかということはあまり知られていない。
これだけ注目されている「自律」であるが、
「自律はどうすれば育つか?」といわれて
その本質を答えられる人はどれだけいるだろうか。
ちなみに少なくとも「規律・管理統制・命令」で「自律」が育つわけはなく、
それらは対極にあるものである。
しかし「自律してほしい」といいながら、管理・命令ばかりしている人は、
誰の周りにもいるのではないだろうか。
「自律」を育てるデンマーク社会。
どうやってデンマーク社会の幸福度世界NO1になったのか、
その最も本質的で重要なことを下記の本が説明してくれている。
この「人を伸ばす力 内発と自律のすすめ」は
何度読んでも新しい発見がある。
なぜこの本があらゆる方面で活用されないのか理解できないほど、
「ヒト」や「学び」の考え方の正真正銘の本質がかかれている。
はっきりおすすめと自信を持っていえる名著
※キーコンピテンシーとは、
OECDによるDeSeCo Projectにおいて、これからの社会において大切な3つのキー・コンピテンシーが定義されている。
Desecoの出発点は旧来の学力観では重要な資質を見落としてしまうということ
Successful lifeとwell-functioning societyに貢献するコンピテンシーに焦点を当てた。人間が望ましい社会生活を送るのに必要な能力
3つのキーコンピテンシー
●Use tools interactively (e.g. language, technology) (相互作用的に道具を用いる)
●Interact in heterogeneous groups (異質な集団内で相互交流する)
●Act autonomously(自律的に行動する)
(参考:競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」福田誠治 著
Key competencies for successful life and a Well-Functioning society.2003)
一貫したウェイがあることとかいた。
では、どのようなウェイなのか?
一つ間違いなくいえることは
デンマークが「自律」を促進している社会だということだろう。
つまり、
デンマークでは、学校・社会・家庭の3つが一貫して
「自律」を促進する環境になっているということ。
その「自律」の重要性は、
OECDのDeSeCo Projectのキーコンピテンシーにも上げられている通り
ビジネス界においてもその重要性は広く認識されており
目指すべき人材像に「自律」を掲げている会社も少なくない。
エドワード・L・デシなどによると
「自律」は「内発的動機」に必要なものであり、
そして、その「内発的動機」は「創造」や「問題解決」をもたらし、
その結果「幸福感」にいたることがわかっている。
「創造」や「幸福感(従業員満足)」などと
多くの組織で課題となっているものの根幹にこの「自律」がある。
自分で自分をコントロールする「自律」が
心の内側から湧き出るやる気「内発的モチベーション」につながり
それが「よりよい活動」をうみ、「幸福度」の増進につながる。
その「自律」をどう育成されるのかということはあまり知られていない。
これだけ注目されている「自律」であるが、
「自律はどうすれば育つか?」といわれて
その本質を答えられる人はどれだけいるだろうか。
ちなみに少なくとも「規律・管理統制・命令」で「自律」が育つわけはなく、
それらは対極にあるものである。
しかし「自律してほしい」といいながら、管理・命令ばかりしている人は、
誰の周りにもいるのではないだろうか。
「自律」を育てるデンマーク社会。
どうやってデンマーク社会の幸福度世界NO1になったのか、
その最も本質的で重要なことを下記の本が説明してくれている。
この「人を伸ばす力 内発と自律のすすめ」は
何度読んでも新しい発見がある。
なぜこの本があらゆる方面で活用されないのか理解できないほど、
「ヒト」や「学び」の考え方の正真正銘の本質がかかれている。
はっきりおすすめと自信を持っていえる名著
![]() | 人を伸ばす力―内発と自律のすすめエドワード・L. デシ,リチャード フラスト新曜社 |
※キーコンピテンシーとは、
OECDによるDeSeCo Projectにおいて、これからの社会において大切な3つのキー・コンピテンシーが定義されている。
Desecoの出発点は旧来の学力観では重要な資質を見落としてしまうということ
Successful lifeとwell-functioning societyに貢献するコンピテンシーに焦点を当てた。人間が望ましい社会生活を送るのに必要な能力
3つのキーコンピテンシー
●Use tools interactively (e.g. language, technology) (相互作用的に道具を用いる)
●Interact in heterogeneous groups (異質な集団内で相互交流する)
●Act autonomously(自律的に行動する)
(参考:競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」福田誠治 著
Key competencies for successful life and a Well-Functioning society.2003)
「探究する力」 市川力
これからの社会で求められる学びとは何か?
それを実現するためのヒントになる実践が書かれている本
となっていることを期待してやまない。
既に教育や学習についてのすばらしい理論は多くあり、
実際の教育現場を考えると意外にも研究はかなり進んでいる。
「探究」という言葉もあらゆるところでその重要性が主張されている。
そしてその中で必要なことは
この日本という社会の中で、それらをどう実践するかということ。
さらに、現場の実践者としては
その「ベストプラクティス」を相互に学び、
高めあっていけるかどうか。
つまり、
ローカルな実践をインターローカルな実践に進展させ、
活動理論のエンゲストロームがいう
「拡張的学習」を実践していけるかが重要だ。
この著者の活動の本質的な要素を
『本』というカタチでどこまで伝達できるかが楽しみだが
一つの事例を題材にして、
そこから優れた実践者がそれぞれの現場で
実践に応用していくことが重要だと思う。
そして、学びに関する本質的な要素は
家庭教育、社会教育にも統合していくことで
学校・家庭・社会において、
一貫した「学びの環境」を構築することが必要だ。
知識創造型社会において、
自律型・問題解決型の人材が求められ、
ハイパフォーマンスのための
楽しみのマネジメント、内発的モチベーション、フロー理論なども
注目されている。
(これらは「探究」と渾然一体のモノばかりである。)
そして、その前段階として、
自律性・セルフマネジメント力をどう育成するか。
そして、
知識創造の場をつくり、創発のための対話をする
実践共同体をいかに形成するかが課題となっている。
また、
ピーター・センゲは「学習する組織『5つの能力』」の中で
「メンタルモデルの取組みの中心となるのは、
『内省』と『探求』という2種類のスキルである。」と
いっている。
ビジネスにおいても
知識量だけでは評価されないことがよくわかる。
知識からコンピテンシーへと基準がかわっていく中、求められるのは
・教師は単なる知識の伝達者ではなく、総合的に能力を育てる支援者になること
・本物の学力(コンピテンシー)は学習者の中にしっかりと根づくべきこと
・「教える教育」から「学びを支援する教育」へ
・教師の役割は創造的で批判的な学びを支援すること
・創造的で批判的に思考する技能 学習するための能力
とにかく、
既存の「知識習得型」学力観で読み進めるのは愚の骨頂。
知識創造型社会に求められる能力、
キーコンピテンシーをどう開発していくのかという視点で
本著を読み進めていきたいと思う。
提唱される探究型学習の実践、それがどう展開されていくか。
楽しみだ。
※キーコンピテンシーとは、
OECDによるDeSeCo Projectにおいて、これからの社会において大切な3つのキー・コンピテンシーが定義されている。
Desecoの出発点は旧来の学力観では重要な資質を見落としてしまうということ
Successful lifeとwell-functioning societyに貢献するコンピテンシーに焦点を当てた。人間が望ましい社会生活を送るのに必要な能力
3つのキーコンピテンシー
●Use tools interactively (e.g. language, technology) (相互作用的に道具を用いる)
●Interact in heterogeneous groups (異質な集団内で相互交流する)
●Act autonomously(自律的に行動する)
(参考:競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」福田誠治 著
Key competencies for successful life and a Well-Functioning society.2003)
それを実現するためのヒントになる実践が書かれている本
となっていることを期待してやまない。
既に教育や学習についてのすばらしい理論は多くあり、
実際の教育現場を考えると意外にも研究はかなり進んでいる。
「探究」という言葉もあらゆるところでその重要性が主張されている。
そしてその中で必要なことは
この日本という社会の中で、それらをどう実践するかということ。
さらに、現場の実践者としては
その「ベストプラクティス」を相互に学び、
高めあっていけるかどうか。
つまり、
ローカルな実践をインターローカルな実践に進展させ、
活動理論のエンゲストロームがいう
「拡張的学習」を実践していけるかが重要だ。
この著者の活動の本質的な要素を
『本』というカタチでどこまで伝達できるかが楽しみだが
一つの事例を題材にして、
そこから優れた実践者がそれぞれの現場で
実践に応用していくことが重要だと思う。
そして、学びに関する本質的な要素は
家庭教育、社会教育にも統合していくことで
学校・家庭・社会において、
一貫した「学びの環境」を構築することが必要だ。
知識創造型社会において、
自律型・問題解決型の人材が求められ、
ハイパフォーマンスのための
楽しみのマネジメント、内発的モチベーション、フロー理論なども
注目されている。
(これらは「探究」と渾然一体のモノばかりである。)
そして、その前段階として、
自律性・セルフマネジメント力をどう育成するか。
そして、
知識創造の場をつくり、創発のための対話をする
実践共同体をいかに形成するかが課題となっている。
また、
ピーター・センゲは「学習する組織『5つの能力』」の中で
「メンタルモデルの取組みの中心となるのは、
『内省』と『探求』という2種類のスキルである。」と
いっている。
ビジネスにおいても
知識量だけでは評価されないことがよくわかる。
知識からコンピテンシーへと基準がかわっていく中、求められるのは
・教師は単なる知識の伝達者ではなく、総合的に能力を育てる支援者になること
・本物の学力(コンピテンシー)は学習者の中にしっかりと根づくべきこと
・「教える教育」から「学びを支援する教育」へ
・教師の役割は創造的で批判的な学びを支援すること
・創造的で批判的に思考する技能 学習するための能力
とにかく、
既存の「知識習得型」学力観で読み進めるのは愚の骨頂。
知識創造型社会に求められる能力、
キーコンピテンシーをどう開発していくのかという視点で
本著を読み進めていきたいと思う。
提唱される探究型学習の実践、それがどう展開されていくか。
楽しみだ。
※キーコンピテンシーとは、
OECDによるDeSeCo Projectにおいて、これからの社会において大切な3つのキー・コンピテンシーが定義されている。
Desecoの出発点は旧来の学力観では重要な資質を見落としてしまうということ
Successful lifeとwell-functioning societyに貢献するコンピテンシーに焦点を当てた。人間が望ましい社会生活を送るのに必要な能力
3つのキーコンピテンシー
●Use tools interactively (e.g. language, technology) (相互作用的に道具を用いる)
●Interact in heterogeneous groups (異質な集団内で相互交流する)
●Act autonomously(自律的に行動する)
(参考:競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」福田誠治 著
Key competencies for successful life and a Well-Functioning society.2003)
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国際バカロレア〜世界が認める卓越した教育プログラム〜
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国際バカロレア
デンマークの教育のエッセンスを
体系化したもののように感じる。
デンマークの学校や社会から感じたこと
そこに脈々と受け継がれ、
流れているものを言語化したら
このようになるのではないか。
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【以下、本著より】
MYP(中等課程プログラム、11〜16歳対象)
5つの基本領域
●Approaches to Learning:効果的な学習法を育む「学習の仕方」
●Community Service:社会奉仕
●Health and Social Education:健康と社会
●Enviroment:環境
●Homo Faber:人類の創造性を学ぶ・「創る人」
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学習の仕方・・・
答えの導き方を教えれば
確かに短期的な成績・偏差値は簡単に上がる。
しかし先生がいなくなると
何も学習できなくなってしまう。
一方、
学習の仕方をひとたび体得すれば
あとは、先生がいなくても自立的に学び続ける。
これは一生モノ。
前者が、すぐに陳腐化してしまう能力である
「知識・スキル」であることに対して
後者は、行動特性思考特性。
その学習の仕方がMYPでは最初に掲げられている。
現場の体験でも、小学生でも学び方を学べば
効果的に自立的に学習することができるようになっていく。
「算数や国語は教えない、学習の仕方を教える」ということを
きっちりと理解し、身につけていきつつあったこどもたちをみて
思考・行動特性(Attitude)の習得することのすごさを実体感した瞬間だった。
そして、
この体験がデンマークの教育を
理解する上で貴重な経験となった。
この体験があったからこそ、
デンマークの表面的なものでなく
その本質を感じることができたのではないかと思う。
ちなみにデンマーク教育の本質とは
そのメソッドでもシステムでもない、
学校、社会、家庭教育に一貫したウェイがあることだと思う。
そのウェイが、「学習の仕方」を浸透させている。
デンマーク教育ではそれほど明文化されたものはないが
(そのことによる一貫性の欠如が出ている気もする)
それを明文化すると国際バカロレアのようなものになると感じる。
少なくとも、
両者とも知識の習得などが掲げられるのではないことを
確認することは重要なことだと思う。
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【以下、本著より】
PYP(初等課程プログラム、3-12歳対象)
「何を学びたいか」「どうしたら一番よく学べるか」
「どうしたら何を学んだかわかるか」という3つの質問を中心に
カリキュラムを構成する。
以下は、PYPの10の目標
●Inquirers :知識と目的ある行動を探求する人
●Thinkers :創造的な考え方のできる人
●Communicators :2ヶ国語以上で情報が理解でき、意思を伝えられる人
●Risk-takers: :未知の概念や状況を恐れずに、挑戦する人
●Knowledgeable :世界に関連する重要なテーマについて博識のある人
●Principled :正直で公平な道義心を持つ人
●Caring :まわりの人の気持ちや求めていることに思いやりのある人
●Open-minded :広い視野を持ち、他の文化・価値観・伝統を尊重し理解できる人
●Well-balanced :精神と肉体のバランスがとれている人
●Reflective :自分が学んだことを理性的に熟考し、長所と短所が分析できる人
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これはこのままビジネスパーソンに
求められるものにしても十分通じる。
というより、
これを満たしている大人がどれだけいるのか?
これを初等課程から掲げる重要性を非常に感じる。
これらの基礎となるものは
成人してからでは遅い。
初等教育からはじめなければ手遅れになる。
繰り返すが、デンマーク教育では
これほど体系だったものは見たことがない。
しかし、方向性は間違いなく同じ。
世界の優れた教育プログラムは手法の違いはあるが
根本的には同じ方向性ではないかと思う。
モンテも日本に昔あった優れた教育も。
国際バカロレアという形で
普及しつつあるこの動きは非常に楽しみだ。
人類も捨てたもんじゃない。
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