旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

「Ko-wa's Inn 総集編1 大好き制服女子編」

2011-01-28 15:00:38 | 同人
サークル「Ko-wa's Inn
のこーわさんの本。タイトルのとおり、総集編。
前々からなんちゃって「理系っぽいコンセプト×飽きるほどの制服」という
よく分からない謎コンセプトが自分のツボに妙にフィット。
いくつか購入していたのですが、今回総集編という事で。

果たして、これを何の本に分類すればいいのか、
ていうか、どういう本なのか、明確に分類するのは自分には不可能である。

きわめて大雑把に言えば、制服の本なんですが、それだけではないというか。
とりあえず、もう見てくれとしかいえない。
謎の論法と解析により、制服を着ている女の子の神秘に迫るというかなんというか。

これほど言語化が難しい本もないですが、
真面目に大馬鹿な事をしているというかがとにかく素敵なのです。

ええと、つまりは総集編2も買います、そんな。

「続々々 MY FAIR LADY」「涼と夢子の倦怠期」

2011-01-27 15:00:24 | 同人
「続々々 MY FAIR LADY」

サークル「Laugh Sketch
の波多緒理樹さんの律子本。
というか、律子ED後、律子がPで、Pが社長となった後の話。
大好き描き手さんの波多緒さんので、タイトルから分かるとおり、
上記の設定で割と長いこと続いているシリーズ。
このあたり、
自分の過去の感想があったりで、まぁ、ずっとファンなのです。

今回の話としては、律子とPの事務所に久しぶりに千早から手紙が。
送られてきたチケットで盛り上がる事務所内と、昔を懐かしみながらもという感じの律子。
で、一方それがいまいち面白くない椎名さんが、って感じ。

以前から言っていますが、波多緒さんの描くアイマス世界のキャラの距離感が素晴らしい。
今回の律子とPにエアメールを送ってくる千早との距離感。
特に、律子が現在プロデュースしている椎名さんに紹介する時の律子の態度というか言葉が。
「仲が良かったではなく、もっと……」ていうのが、もうね、素敵すぎる。
後はチケットを送っている相手がPではなく、律子宛というのも、
波多緒さんの世界観らしいというか、当然なのだけれど。

で、過去の仲間達の事を思い出したり少しメランコリックになっていると、
それを知らない椎名さんが、となる。

この辺りの話の流れもまた上手くて、ラスト付近の律子とPの会話が良い味を出している。
全体的に小さく纏まっていて、素敵。
今回はPと律子という組み合わせはむしろ少なめで、Pと律子のいる「事務所」が、
お話のメインになっていて、なるほどそういうつくりか、と納得したり。

最後に波多緒さんが語っていますが、皆特別だけど、特別じゃないっていうのは、
多分、アーケードやったら分かるんじゃないかなぁ、とも思いました。
自分の育てて、共に戦うアイドルは紛れも無い自分の特別なアイドルなんですが、
彼らでさえ、有象無象と同じくリミットを迎え、引退していく。
それこそ、やりこめばやりこむほど何度も何度も。
しかも、自分が勝つためにオデでは相手を蹴散らしていかなくてはいけないのに、
対人戦になれば、台の向こう側に必ず、自分と同じように特別を抱えた相手がいるわけで。
なんか、そんな感じというか。
それこそ佐々木さんがMBできもいから止めた方が良いと注意してましたが、
「ウチのアイドルは」という話になる。

そんなわけで、相変わらずアイマスを基にした話でありながら、
波多緒さんらしいって言ったら失礼かもしれませんが、そんな話で。
割合重くもならず、楽しめた良い本でした。



「涼と夢子の倦怠期」

マッチさんの涼夢本。
ピクシブしか見つからないのでどうしたもんか。
ていうか、この場合、サークルってどうなってるんだろうか?

ともあれ、涼夢本。
二人がDS本編後付き合い出して3年ほど。
お互いになんとなく倦怠期を迎えた辺りで、急に涼が別れを告げて、という話。
タイトルのとおり倦怠期を迎えたカップルそのまんまなんですが、
夢子の学校生活というか、普段の生活を描きながらの丁寧な描写というか。
友人をオリキャラとしてきながらも、その辺もしっかりかかれて違和感が無く。
うだうだと悩む夢子の心情が上手い事でていて、いじらしいというか、まだるっこしいというか。
本当に良い感じに倦怠期でいい。

オチとしては、まぁ、予想通りといえばそうなんですが、
しっかり武田さんもからんで、おいしいところを持っていって、と。

それにしても、付き合いだして3年経って未だに夢子が高校生?ってどうなんだ。
そんな若かったのかお前らと、小一時間。
つか、夢子の現在の身分がいまいち分からんのですが、アイドルは引退済み?

後は、どうでもいいですが、夢子の友人のモブ2人が妙にかわいい。特に背の高い方。

問題としては、特に涼が何もしていないっていうか。むしろややこしくしただけというか。
まぁ、視点が終始夢子からのものなので、分かり様が無いのですが。
そして、根本的にただの倦怠期を迎えたカップルの痴話喧嘩であるということ。
だからこそいいんですけれど。

そんなこんな、お話としては静かめな感じでしたが、
落ち着いてしっかりした夢子まわりの描写素敵で面白かったです。と。
マッチさんのほかの話も出来る事なら読んでみたいな、と。そんな。

冬の戦果?もの幾つか。

2011-01-22 12:00:14 | 同人
なんだかんだで、今回の冬コミには直接参加することは適わなかったのですが、
それでも各種手段を用いて幾つかは手に入れることが出来たので、
その中から素敵なものの感想をいつものとおりグダグダと。


「Nanosweep11」

nanosoundsとsupersweepの合作ミニアルバム11弾目。
そういえば、10がでた時にちゃんとしたアルバムを作りたい、といってた気がしましたが、
どうやら無理だったようです。CDの端っこに書いてありました。w

今回のCDですが、ナなサウンドの人からは大久保さんのみの参加っぽい。
とはいえ、他には相変わらずのサンプリングマスターズな細江さん、佐宗さんは参加だし、
大久保さんも参加しているしで、個人的には何も問題がない。

中身の方は、かなり秀作ぞろいというか、割と個人的に肌にあった感じの曲が多くて豊作。

「coincide」
想像していた激しい曲とはまるで違い、R4のような、ムンベ風味な、
大人でカッコイイ、クールな落ち着いたフロア系の曲。
ベースが特にかっこよく、ドラムが刻んでいて。
んで、もって、落ち着いたボーカルが入ってと、とにかくカッコイイ。なにこれ素敵。

「Platinum circuit」
ゴリゴリのテクノ、といった印象で、そのしっかりとした感じから、
夏に買った同じく細江さんと(あと佐宗さんの)「PRISMATIC SOLID」のサントラ、
もしくはiSの音楽を思い出させる曲。
このての曲はずっと聞いているとトリップできるから良い意味で危険。

「Bloody Mary」
今回のゴリゴリの中では一番低音を言わせてきてる。
中盤からいきなり笛?が入ってきてエスニックになる所で、印象が変わる、
それでいて、短い曲でしまった印象もあり、とかなり面白い曲。
こういうの、いいですね。

「Apture sun」
リッジ7にあったようなフロア系のトランスを髣髴とさせ、さらに、透明感のある曲で、
どこかで聞いたことのある気持ちよさが素敵。
この曲と大久保さんの曲が比較的落ち着いている系で、箸休めといったら失礼ですが、
熱い曲の中の清涼剤的な役割で新鮮でいい。

「Indigo Wind」
佐宗さんの本気とも言える、民族楽器的なのを入れてゴリゴリ言わせて、という感じ。
クラップ音と掛け声、そしてスキャットがガンガンテンションを上げて最高。後、弦が渋くて。
最高でした。そのまんまリッジで流したい位。

そんな感じでして、どの曲も味があって大満足。良い曲ばかりのCDでした。
でもやっぱりちゃんとしたアルバムも欲しいですけど。そんな。



「ヒズミ天国 リターンズ」

細江さんと佐宗さん、Sampling Mastersなお二人が出してる酷いテクノCD。

本人が呟きでこれは酷い、と製作中に言ってたみたいですが、なるほどこれは酷い。
このあたりの試聴のを見てもらえれば分かるかと。

まさかのキレイな入りで、あれ?今回はキレイめ?と思わせてしっかり裏切ってくる、
「Lovely Triangle Wooden Horse」。

声ネタゴリゴリで押してくる「100-Bashing」「Brutal Person Play」とか。
ひたすらにハイテンポでごり押しな感じの「All Is Distorted」。
まぁ、なんというか、つまり全部すべからくいい感じに酷い、と。
一般受けはしないでしょうけど、やはり個人的には嫌いじゃない。
ずっと聞いていると耳が死にますけど。
そんな。

「女の子にはセンチメンタルなんて感情はない」+α

2010-09-11 14:04:51 | 同人
「女の子にはセンチメンタルなんて感情はない」

サークル「Laugh Sketch
の波多緒理樹さんの律子本。

大好き描き手さんの波多緒さんの本ですよ、と。
まぁ、実際にこの本の初出は6月の律子オンリーですが。
自分は参加できなかったので、この夏コミに入手してきました。

律子さんが、ようやく、自覚をしてプロデューサーの事を意識する御話。

「この人の隣は安心する」と自覚、というか思う律子の思考、気持ちの過程が。
じっくりしっとり描かれていて素敵。

波多緒さんはこのシリーズ既に3年以上?もっと?やっていて、
それでいて、ようやくここまできた、というか。
むしろ、ずっと1つの話をここまでしっかり考えて展開させて、
ここまで持ってこれるというのが純粋にすごいなぁ、と。

ホント、完結後の「MY FAIR LADY」までいったら、300ページとか余裕でオーバーしそうですが、
まとめてガッツリしっかり読みたいなぁ、というレベルで。

相変わらず、千早と律子の微妙といってはなんですが、
同じ事務所の仲間、としての距離感が素晴らしく心地いい。
この距離感。離れているわけでもなく、近づくわけでもない。
ちゃんとお互いに距離を把握している感が素晴らしい。

まともに感想いえてないですが、とにかく素晴らしい。
何が素晴らしいかって、その波多緒さんの描くアイマスの世界が。
ここまでちゃんと構築できる、維持できる、展開できる。動かせるってのが。

ほんと、相変わらず素敵でした。



「中村先生と日笠洋子が仲良しすぎてミンゴスが嫉妬に狂う本。」

サークル「脇汗ペロペロ」の過労死Pさんのタイトルどおりの小説本。
ついったーのアカウントはこちら、なんですが、ほかのアドレスは見当たらなかったので。

正直、半分以上生物なので扱っていいかと結構悩みはしたのですが、
夏コミ会場で、本を見つけ、タイトルを読んだ瞬間に、爆笑して購入を決定してしまい、
その出会いは大切にしたかったので。

内容については、もはやタイトルのそのまんま。
本当にそのまま。それ以上言いようがないほどの、内容。

SSGに中村さんがゲストに来たあたりを中心に、仲が良い中村、日笠さんのコンビをみて、
一人悶々と鬱屈した考えをめぐらせる、病んだミンゴスの様子が克明に。
実際のネタをおいしく絡めて、病ミンゴスに仕立て上げていて、それが素晴らしく、
読んでいてニヤニヤが止まりませんでした。

で、最後には病んだミンゴスが遂に中村さんの元に突撃をかけて、いざ修羅場、
というところで、実はこれは前編でした。というネタばらし。

ちょ、聞いてない。びっくりするほど続きが気になるので、是非とも読みたいのですけど!

オンリーのインサイドアイマス2で続きが出るらしいので、そちらもすごく期待しています、
という本でした。
中の人で妄想できて、中村さんと日笠さんの仲の良さとか、
エリンゴスでニヤニヤできる人にはたまらない本でした。

「なげてんとめてん!」「PENUMBRA」

2010-09-10 13:56:22 | 同人
夏コミ(C78)素敵同人誌群。

それにしても、もはや仙台での細マスすら終わったのに、今さら夏コミの本って、
と自分でも思いつつも、まぁ、素敵なものは素敵なのでいつもどおり、
グダグダと感想を列挙。

「なげてんとめてん!」

サークル「金魚のシボリカス」のナガタニさんの本。
亜美真美本。

もはや恒例というか、ナガタニさんの所のお得意のパラパラマンガです。
今回の亜美真美本も、実は新刊といえば新刊ですが、十勝オンリーでコピー版が出て、
この夏コミにオフセ化したものですが。

相変わらずの包装にまでこだわりまくった小粋なパッケージに感心しつつ、読む。
いつもどおりの無声映画のように、動きだけで見せているのはもちろんですが。
その動きが相変わらず素晴らしい。

ストーリーとしては、亜美真美が枕なげをする、というそれだけなんですが、
二人が遊びながら決闘のように向かい合うシーンでの足元から見た構図や、
振りかぶるシーンの躍動感。
枕を一度手の中でもて遊ぶ時の放り投げた時の動きとか。
もう、その素敵な動きだけでキュンキュンくる。
素敵。
そして、ラストには、悪魔もとい、ターミネーターが登場したりとギャグ要素も素晴らしく。

例の如くとても素敵な本でした。と。
ほんとにナガタニさんの描く動きは素敵だなぁ。



「PENUMBRA」

サークル「PennyLane」の川泉ポメさんの律子本。

多分、アーケードと、雪歩の声優交代を絡めたアイマス話、だと思う。
というか、自分はそう受け取ったんですが、実際の所はどうなのかはよくわかりませんが。

ともあれ、律子話。
事務所が移転して、たるき亭の上から出て行ったのち、
ひょんなことから、元の事務所の跡地にやってきた律子。
そこには、何故か雪歩もいて、昔の事務所を見ているうちに思い出話に花が咲いて、という話。

ポメさんの描くお話的には、全体的に痛々しい物も多いのですが、
今回はそんなことなく、終始ほんわかとした微妙に浮世離れした明るい雰囲気があって。
いや、昔話中心の話だからかもしてませんが。

前進していく事務所の面々がいながらも、ぽっと昔のことを思い出す。
思い出すんだけれど、段々と昔の事は忘れていって、
という郷愁にもにたような切なさというかなんというかが、繊細に描かれていて素敵。
でてきた雪歩の儚さといったら、もう。

素晴らしく明るいんだけれど切ないお話が、とても素敵でした。
時期的にも、アーケードの終了と、事務所移転をダブらせてみる事ができてまた、心に来る。

まったりとして、明るいんだけれど、切ない。そんな素敵な話でした。

MS CHIPPS アイマス8bitアレンジCD

2010-09-09 15:29:37 | 同人
サークル「無量大数」さんの、タイトルのとおり、アイマス曲を8bit風味にアレンジしたCD。
HPとかは見つからなかった。

前にも違うサークルさんでアイマスのファミコン風味というかは手に入れてよかったので今回も。
というか、夏コミで視聴させてもらったのが、ピンポイントで「黎明スターライン」で、
もう、それはそれは素敵だったので思わず入手したという流れ。

で、収録曲は前述から少し分かりますが、MSシリーズの曲が、全12曲発表順に入っている。
個人的には、やはりというか「黎明スターライン」が頭ひとつ抜けているというか、
元曲からそれっぽいと指摘されていたのもあって、ものすごくあっているとおもう。
違和感がまるでない。
ほんと、STGでかかっていそうな感じで。

後は、「ゲンキトリッパー」とかも割りと違和感なく聞けていい感じ。
「Mythmaker」は違和感はあるんですが、チープな音が逆に敵戦、ボス戦を思い起こさせる感じで、
これはこれでありかな、と。

とはいえ、「Next Life」なんかは明らかに音が足りてないのが物足りない。
仕方がないのは分かっているんですが、もっと低音を!キックを!と思ってしまって。

そんなこんなで、アイマス曲が好きで、8bit風味も好きな人なら楽しめる物かと。
割と忠実に作ってあって、よかったです。

「S-Mode」「NanoSweep10」

2010-09-08 16:20:36 | 同人
「S-Mode」

齋藤博人さんの個人CD。
齋藤博人が誰かというと、テクニクビートのサウンドに関わった人で、
スカイキッドの編曲とか、曲単位だと「1970modern」とか。
自分の好みの曲をいくつも担当していて、今回コミケに参加している事を知り、
突貫してとりあえず入手してみたCD。

全6曲で、フュージョン、テクノ、ジャズなど、いろいろな感じの曲が詰め合わせ。
どれも高水準というか、かっこよくて、個人的には大当たり。
いや、ほんとにどの曲もかっっこよいのですよ。
いつもテクノ系統の曲すべてを、音が汚い、生音がいい、とぶったぎる知人も、
割といい感じ、と珍しくほめてましたし。

「Night Breeze」落ち着いていてかっこいい。
「Toys on his Hands」イントロのところ、テクニクで同じような音があったような?
テクノポップということで、後ろがいろいろと楽しい音を鳴らしながらも、
メロディが結構落ち着いていてかっこいい。素敵。
「Jazzpanese」むしろエレクトロニカに聞こえるのは自分のおつむがおかしいのか。
まったりとしたジャズ調が心地いい。
R4のGARAGE TALKを思い起こさせて、もっと電子音つかってかっこよくしたような?
後半は和な楽器も使っているみたいでおもしろいですし。
「Vermilion View」はそのままナノサウンズの「From dusk till dawn」に収録すべき。

なんかそんな。



「NanoSweep10」

nanosoundsとsupersweepが頑張った合作CD。第10弾目。
とりあえず、どんな感じかはこの辺で視聴してもらえばいいんですが。

ダンスなノリが気持ちいい、なるほど、AYAさんらしい「Get Away From Boredom!」
長めの曲で、少しづつ曲が変わっていくエレクトロでテクノ調の「Junction」
珍しく歌が入っている「Dream On, Friend (Remix 2010)」
爽やかな感じでゆるゆる気持ちいい渡辺量さんはこの手のがいいなぁの「Dignified」
などなど、相変わらずの素敵サウンドばかりで、今回もいい感じでした。

相変わらずの安定感としかいえませんが、いいものはいい、と。



後は、ゲ音団のCDも買ったのですが、あまりにボリュームが多すぎて、
まだちゃんと聞けてないので、とりあえずはここまで。

「ヒズミ天国 ゴールド」「PRISMATIC SOLID」

2010-09-07 12:22:21 | 同人
夏コミ、素敵CD群。

夏コミあたりで入手した素敵音楽関係のものを幾つか。
割と本気で音、とか音楽もしくはCDのカテゴリを独立させようかと思案中。
とはいえ、独立させたらさせたで、同人とそうでないのの境目とか、気になりますし。
アイマスのCDは?とか、微妙な所も気になる気がする。
どうしたものやら。
ともあれ、幾つか、素敵な物の感想をグダグダと。


「ヒズミ天国 ゴールド」

細江さんと佐宗さん、Sampling Mastersなお二人が出してる酷いテクノCD。
リズム天国を知らないので、語感だけからそれのアレンジとか、2次創作かと思っていたら、
別にそんなことは全然無いらしい。

まぁ、このあたりの視聴をしていただければ大体分かるかと思うんですが。

ていうか、この辺の通販の紹介とか見ればもっと分かるかとも思う。


なんていうか、ひっでぇ、というか、きったねぇ音。
いや、良い意味で。多分。
世間的にはものすごく人を選ぶであろう、意図的な汚い音で曲にしちゃっているんですが、
個人的には割とそれを含めて楽しめました。

特に1番目の「Lesson.11 Sanzu Creek」とか、使っている音が汚すぎて、
聞いているその場で爆笑して、突っ伏しましたから。
いや、うん、あれは絶対にゲップの音だと思うのですが。
あとは、普通に「Lesson.13 Rocket valley」「Lesson.14 Athletic meat」とかは、
ハイテンポでいい感じですし。

そんなわけで、人を選びますが、自分は割と楽しめました。


「PRISMATIC SOLID」

箱○アーケードのダウンロードゲーム、「PRISMATIC SOLID」のサウンドトラック、だと思う。
正直、ゲームの方はSTGという事もあって、手を出していません。申し訳ない。

とはいえ、サウンドを担当したのがSampling Mastersな細江さんと佐宗さんという事で、
ついつい、買ってきました。

ゲーム画面とかを見ると、3Dで、幾何学模様とか立方体とかで、STGというと、
個人的にはもうiSインターナルセクションしか出てこない。

中身の音楽の方も、割と普通のといったら失礼ですが、がっつりテクノ調。

「Dancing Polygon's」とか、「Wed crimson(stage2)」の中盤あたりの感じが変わる所とか、
「Driving Hex(stage3)」のイントロとか、ものすごく気持ちがいい。素敵。
というか、やはりなんというかイズと似ているなぁ、と。
「Internal shaft(stage5)」なんて、略したらそのままイズじゃないか。タイトルが。
ハイテンポ感と、高音がすごく好み。
エクストラステージの曲は、キックとか低音素敵だし。

全体的にわかりやすい電子音とそれにあった、テクノが、非常に心地よく聞いていられる。
素敵。ずっと聞いていたい。

そんなわけで、元のゲームは未経験でしたが、とても楽しめたCDでした。
やっぱり、細江さんとか佐宗さんは安定していいなぁ。
ゲームもやってもいいかも、そんなでした。

「take drastic」「im@s MIDNIGHT C-chan junker」

2010-07-04 12:00:00 | 同人
トランプルリガー(Trample Rigger)のイエクオさんの律子誕生日本。

発行が律子オンリーあわせと言うかな事もあり、
お誕生日を迎えた律子さんとPが、日頃の慰安的な意味で、別府に小旅行。と言う話。

「PennyLane」さんの所の本もそうでしたが、時期的なものもありまして、
アーケードアイマスのオンライン終了に関して、思いを寄せたような話、本になってまして、
作中での律子、Pの話すちょっと感傷的な、自分達に残せる、残る物があるだろうか?
的な問答、自分達の今までしてきたであろう事を振り返るあたりが、
もうどうしようもないほど心に来るんですよ。

イエクオさんは(ポメさんもですが)アイマスのかなり初期から描いている作家さんですし、
アーケードへのこだわりは、次にもあるアイマス×湾岸とか、すごく思いいれがあるので、
とてもとても、見ていて共感できたり、切なくなったり。
素敵だなぁ、と。

後はもちろん、新婚旅行みたいな感じでの律子さんとPとの旅行でのいちゃつきっぷりとかは、
お前ら夫婦か、と言うレベルで可愛らしいですし。

何気に入っているエリ8ネタでは大爆笑しましたが。
「あばよ…律子!」じゃねーよ、と。

なんかそんなで、こちらも、どちらかと言うと静かなお話の本でしたが、
その中に詰まっている思いも、愛も素敵でした、と。


「im@s MIDNIGHT C-chan junker」

で引き続いての、トランプルリガー(Trample Rigger)のイエクオさんの、
アイマス×湾岸の合同本の2冊目。
発行は2010年の4月とちょっと入手が遅れましたが。

「湾岸マンガ」を描きたい訳じゃなくて、描きたいモノが湾岸になっていた、
という前回よりもさらにぶっ飛んだ内容。

注意書きにもあるように、びっくりするほどアイドルが出てこなくて、
基本は、Pがひたすら命と財布削ってプロデュースしている様を描くだけ。
なんですが、コレが、また楽しくて仕方が無い。
描かれ方が湾岸で、皆病的にアイマスに突っ込んでいる様と、
湾岸な台詞、一人語り、絵柄が最高にマッチング。

アーケードに嵌まった事がある人、特に、ドップリとやったあればあるだけ、
分かるネタが沢山ありすぎて最高の一言。

前回に引き続いて最高でした。
後は、アーケードのオンライン終了の報を聞いてから、
今だと新展開が発表された後だからこそ、もう一度イエクオさんたちの描く、
アイマス×湾岸の本が読みたいなぁ、としみじみ思ったり。

そんなこんなでした。

「光の意味」

2010-07-03 12:00:00 | 同人
久しぶりの同人カテゴリ。
D2R2には参加できず、無念すぎたので、秋葉原を徘徊して気が付けば、
結構な量の同人誌が手元に。
少々発行してから時間がたっている物もありますが、素敵だったものの感想とか。

で、「PennyLane」の川泉ポメさんの律子本。
後書きによると、バッドコミュにバッドレッスンを重ねて低ランクで引退した律子さんの話、
だそうです。

上記の事があって、大人になった律子が主人公。
低ランクで引退した物の、プロデューサーとして仕事をしていまして、
今でも芸能界と関係は持っている。
で、今は少し地味目な女の子をプロデュース中。

プロデュース中の女の子と一緒に移動中、
海外進出もして成功している伊織と久しぶりに再会した所でお話が始まり……。と言う感じ。
伊織というアイドルの成功者とあった事で、
過去の失敗がを思い出したり、やはり当時の事を後悔というか、苦々しく思っていて。
バッドを重ねているという状態なので、もっともっと頑張っていれば、
成功も見えたのでは?という、もっと出来たかもしれない、と言う後悔、そのあたりを感じる。
で、さらに、自分がプロデュースしている子も、自身の魅力に悩んで……という感じ。

自分のプロデュースしている子は、当然魅力を感じてプロデュースしていて、
でも、過去の自分に重ねて見てしまって。
彼女の悩みも大いに分かる。
でも自分は、過去の事を後悔しているけど、それでもやっぱり、あの経験があってよかった。
と思える律子さんのお話が、とても静かなんですが、繊細に描かれていて。

律子の失敗というか、後悔の書き方、アイドルと過去の自分との重ね合わせ方とかの、
描き方がしっとりとですが、しっかり書かれていて。
大人の律子さんが素敵なんです。

なんというか、アイマス失敗EDがあるからこそ、糧にして、もっと次は上手くやろう、という、
Pの心理を律子さんに重ねて描いているような感じでして、
それがとてもとても愛を感じて素敵なんですよ。


ポメさんの本はいつもとても繊細で、ちょっと痛々しい感じのお話が多いのですが、
今回のは明るい感じといいますか、希望の残る感じと言うか。
優しい雰囲気でとてもよかったなぁ、と。

そんなこんな素敵な本でした。