マーケット・ディーラー ~日本株、為替、穀物、石油他~

ヘッジファンド・ディーラー歴15年の運営者が送るマーケット・リポート。

国内マーケットの動向 日経平均反発 一時1万円台を回復

2009-06-30 15:42:56 | Weblog
2009年6月30日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  9958円44銭  前日比174円97銭高

日経平均先物9月物(大証) 9930円  前日比110円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 9945円  前日比125円高

東証1部売買代金  1兆4909億円

東証1部売買高    20億5359万株 

(概況)

世界的な景気回復期待や原油高などを背景に資源セクターが買われる一方、外為市場での円高一服の流れが好感され輸出関連銘柄などに買い戻しが入った。また、期末・月末のドレッシング買いへの期待感もあり、日経平均は午前にかけて一時1万円台を回復する場面もあった。ただ、明日の日銀短観の発表を控え、一段の上値を追う向きは少なく、東京時間で為替がやや円高に振れた事も警戒され、午後にかけては上値の重い展開が続いた。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=95円83―86銭 前日比33銭 円安

(概況)

前日の海外市場でリスクテイクの動きが再燃し、ドル買い・円売りが優勢となった流れを引き継いで始まったものの、朝方に96円30銭台まで上昇した後は期末・月末を控えたポジション調整の売りに圧され、ドル/円は伸び悩む場面が目立った。明日に日銀短観の発表を控えている事も、様子見ムードを強める一因となっているようだ。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=135円17―24銭 前日比1円27銭 円安

(概況)

6月のユーロ圏景況感指数が大きく改善した事や、原油高を背景に資源国通貨が買われるなど、リスクテイクの動きが活発化し、ユーロ/円も買い戻しから一時135円95銭まで上昇する場面もあった。しかし、その後は利益確定の売りから一時134円90銭まで急反落するなど伸び悩む展開となった。

NYマーケットの動向 NY株反発 エネルギー株が主導

2009-06-30 07:11:01 | Weblog
2009年6月29日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  8529ドル38セント  前週末比90ドル99セント高

S&P500   927.23   前週末比8.33ポイント高

ナスダック   1844.06   前週末比5.84ポイント高

日経平均先物9月物(シカゴ) 1万円  大証比180円高

NY原油7月物 1バレル=71ドル49セント  前週末比2ドル33セント高

(概況)

ナイジェリアの武装勢力による石油施設への攻撃により原油相場が急騰しエネルギー株が上昇する一方、四半期末を控えたドレッシング買いの動きが相場全体を下支えした事で、主要株価3指数はしっかりとした動きを見せた。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=96円05―10銭  前週末比95銭 円安

(概況)

中国人民銀行の総裁が外貨準備政策の変更はないと表明した事を受け、ドル買い戻しの動きが優勢となる一方、原油高や欧米での株高を背景にリスクテイクの動きの活発化で、円は対クロス円でも全面安となった。


ユーロ/円 1ユーロ=135円20―25銭 前週末比1円30銭 円安

(概況)

この日発表された6月のユーロ圏景況感指数が市場予想を上回った事を好感する一方、原油高などを受けてリスクテイクの動きが再燃した事もあり、ユーロ/円には急速に買い戻しの動きが広がった。

国内マーケットの動向 日経平均反落 みずほFGの増資観測が重し

2009-06-29 16:23:57 | Weblog
2009年6月29日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  9783円47銭  前週末比93円92銭安

日経平均先物9月物(大証) 9820円  前週末比80円安

日経平均先物9月物(シンガポール) 9820円  前週末比90円安

東証1部売買代金  1兆4918億円

東証1部売買高    22億3705万株 

(概況)

朝方発表された5月の鉱工業生産指数が市場予想を下回った事を受け、週明けの東京市場は売り先行で始まった。ただ、今後も生産の回復基調が続くとの見方や、月末の投信設定などによる需給改善期待などがサポート要因となり、売り一巡後は買い戻しから切り返す展開となった。しかし、午後にみずほFGが今週中にも普通株発行による6000億円規模の増資を行う見通しであるとの一部報道が伝わると、需給悪化懸念から海外勢を中心に利益確定の売りが急速に広がり、日経平均は後場に大きく値を崩した。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=95円43―45銭 前週末比49銭 円高

(概況)

中国人民銀行が発表した年次リポートで新たな準備通貨の創設を求めた事を受け、前週末のNY市場ではドル売りが進んだものの、週明けの東京市場ではそうした動きも一巡し、ドル/円は95円台半ば付近まで小幅に反発した。ただ、目立った手掛かりに乏しく、総じて方向感にかける場面が目立ち、今夜の欧米市場の再開を前意に様子見ムードが強い。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=133円76―79銭 前週末比90銭 円高

(概況)

前週末には中国人民銀行の年次リポートを受けたユーロ/ドル買いから、ユーロ/円も底堅い動き見せたものの、週明けの東京市場ではユーロ/円は手掛かり難から小幅なレンジで一進一退を繰り返す場面が目立ち、総じて方向感にかける展開となった。

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2009-06-28 11:09:12 | Weblog
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NYマーケットの動向 NY株まちまち 売り買い交錯し方向感を欠く

2009-06-27 09:26:38 | Weblog
2009年6月26日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  8438ドル39セント  前日比34ドル01セント安

S&P500   918.90   前日比1.36ポイント安

ナスダック   1838.22   前日比8.68ポイント高

日経平均先物9月物(シカゴ) 9955円  大証比55円高

NY原油7月物 1バレル=69ドル16セント  前日比1ドル07セント安


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=95円15―20銭  前日比80銭 円高

ユーロ/円 1ユーロ=133円95―00銭 前日比30銭 円高

国内マーケットの動向 日経平均続伸 個別物色の動きが続く

2009-06-26 15:47:33 | Weblog
2009年6月26日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  9877円39銭  前日比81円31銭高

日経平均先物9月物(大証) 9900円  前日比110円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 9910円  前日比135円高

東証1部売買代金  1兆3988億円

東証1部売買高    19億1825万株 


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=95円88―90銭 前日比46銭 円高

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=134円61―65銭 前日比20銭 円安

NYマーケットの動向 NY株急上昇 長期金利の低下などを好感

2009-06-26 07:32:46 | Weblog
2009年6月25日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  8472ドル40セント  前日比172ドル54セント高

S&P500   920.26   前日比19.32ポイント高

ナスダック   1829.54   前日比37.20ポイント高

日経平均先物9月物(シカゴ) 9955円  大証比165円高

NY原油7月物 1バレル=70ドル23セント  前日比1ドル56セント高

(概況)

朝方こそ週間の新規失業保険申請件数の増加を受け売りが先行したものの、その後は個別企業の好決算や原油高などを手掛かりに買い戻しが優勢となった。また、この日行われた米国7年債のオークションが堅調で長期金利が低下した事や、バーナンキFRB議長が議会証言で、バンカメによるメリル買収に絡みFRBが不当な圧力を加えたとの疑惑を否定した事も、買い安心感を誘ったようだ。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=95円95―00銭  前日比35銭 円安

(概況)

アジア・欧州時間でドル/円は96円台半ば付近まで一時上昇したものの、NY時間においては、米国7年債のオークションが好調だった事を受け長期金利が下落した事がドルを圧迫し、ドル/円は一時95円70銭付まで伸び悩む場面もあった。


ユーロ/円 1ユーロ=134円15―20銭 前日比95銭 円安

(概況)

4月のユーロ圏鉱工業受注の大幅な悪化から、欧州時間にユーロ/円は一時133円台半ばまで下落する場面もあったものの、NY時間には長期金利の下落を受けてのユーロ/ドル買いや、NY株の大幅高によるリスクテイクの動きも加わり、ユーロ/円は急反発した。

国内マーケットの動向 日経平均急伸 調整一巡で買い戻し

2009-06-25 15:45:25 | Weblog
2009年6月25日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  9796円08銭  前日比205円76銭高

日経平均先物9月物(大証) 9790円  前日比220円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 9775円  前日比205円高

東証1部売買代金  1兆5562億円

東証1部売買高    22億3078万株 

(概況)

出口戦略に関する警戒感が広がっていた前日の連邦公開市場委員会(FOMC)において、現行の金融政策が維持された事で市場に安心感が広がる一方、外為市場では円安の動きが強まっている事もサポート要因となり、今日の東京市場は主力株を中心にほぼ全面高の展開となった。午後にはアジア株やシカゴのGLOBEXで米国株先物が上げ幅を拡大すると、日経平均も先物主導で一段高となり、一時9870円台まで上昇する場面もあった。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=96円18―21銭 前日比84銭 円安

(概況)

前日の連邦公開市場委員会(FOMC)において米国債の買い入れ増額を見送った事で、ドル売りを仕掛けていた向きが買い戻しに走った事や、スイス中央銀行(SNB)がドル買い・スイスフラン売りの市場介入に踏み切ったとの観測もドルのサポート要因となる一方、投信設定や株高を背景にした円売り観測もあり、ドル/円は終始堅調な値動きを見せた。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=134円28―33銭 前日比23銭 円高

(概況)

前日の連邦公開市場委員会(FOMC)が無難に通過し安心感が広がる中、前日に設定された大型の投信に絡んだ円売りが続いている事や、日経平均やアジア株の大幅高を受けてリスクテイクの動きが再燃した事もあり、ユーロ/円は朝方から1円以上反発するなど堅調な動きを見せている。

FOMC声明文

2009-06-25 09:00:57 | Weblog
2009年6月24日のFOMC声明

4月の前回会合以降に入手した情報からは、経済縮小のペースが緩やかになったように見受けられる。金融市場の状況はここ数カ月で全般的に改善した。家計支出には安定化に向けた新たな兆しがみられるが、失業の継続と住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然抑制されている。企業は固定投資を縮小し、人員を削減しているが、売上高に合わせた在庫調整には進展がみられる。経済活動は当面、弱い状況が続く可能性が高いものの、金融市場と金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が作用し、物価安定を背景に持続的経済成長の緩やかな再開に貢献すると委員会は引き続き予想する。

エネルギーなどの商品価格が最近上昇した。しかしながら、著しい資源のたるみが価格圧力を抑える可能性が高く、委員会はインフレは当面、抑制された状態が続くとみている。

連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はFF金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可能性が高いと引き続き想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸し出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改善を促すため、委員会は年末までに政府機関発行の住宅ローン担保証券を最大1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。委員会はこれに加え、秋までに米国債を最大3000億ドル買い取る。委員会は今後も、経済見通しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と全般的な規模を判断していく。FRBはそのバランスシートの規模と構成内容を監視しており、信用・流動性プログラムを適切に調整する意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総裁が賛成した。

国内マーケットの動向 日経平均反発 FOMCを控え様子見

2009-06-24 15:45:04 | Weblog
2009年6月24日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  9590円32銭  前日比40円71銭高

日経平均先物9月物(大証) 9570円  前日比30円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 9570円  前日比20円高

東証1部売買代金  1兆4873億円

東証1部売買高    21億1460万株 


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=95円53―55銭 前日比31銭 円安

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=134円54―58銭 前日比2円28銭 円安