たびびとの写真館

ーー 四季の自然との出会い・・・小さな旅の記録 ーー

白い花三種

2016年10月11日 | 写真

  今日は秋晴れの一日かと思っていたら・・・朝からずっと厚い雲が空を覆いどんよりしている。スカッとした秋晴れが待ち遠しい。それでも夜明けとともに近くの植物園まででかけた。今日の収穫はきれいな白い花。一枚目は初めて見つけたとてもお洒落な「ホトトギス」で、純白の花びらと雌しべに、先端がなんともいえないきれいな淡い紫色の雄しべの色合いが美しい。「ホトトギス」にもいろいろな種類があるものだ。うるさく飛び回っている蜂などがやってこないうちに急いで撮影しておいた。

 

 「イヌショウマ(犬升麻)」 関東から近畿にかけて分布する山野草。草丈は50cm前後で直立している。10月ごろに花茎の下から上へと純白の花が咲いていくが、小さな丸いつぼみは淡いピンク色をしていてかわいらしい。漢方で使われる「サラシナショウマ」は薬効が多く貴重な山野草だが、「イヌショウマ」は薬効はない。植物の名で「イヌ(犬)」がついているのは「役に立たない」という意味だといわれ、「イヌタデ」「イヌゴマ」「イヌホウズキ」などなど数多い。いろいろと人間生活に役立っている犬には失礼な名のつけかただと思うのだが・・・。特に関東地方では各地で絶滅危惧種に指定されているところが多いといわれるが、害にはならずさわやかできれいな花を咲かせる山野草である。

 

 「スイフヨウ(酔芙蓉)」:早朝なのでまだ白い花が多かったが、この一輪は一部ほんのりとピンク色に変色し始めていた。「酔芙蓉」の花は咲き始めは純白だが、その名のように時間が経つと「酒に酔った」かのように徐々にピンク色に染まり、やがて花全体がピンク色になり終いには濃いピンク色になってしぼんでしまう「一日花」である。だがつぼみは次から次へと出てきてずいぶん長い間花を楽しむことができる。芳香を放つ「キンモクセイ」に劣らず秋が来るのが待ち遠しくなるようなよい庭木だと思う。この花にピントを合わせていたら小さな「チャバネセセリ」蝶が飛んできて花びらにとまってくれた。これはじゃまにはならないかわいい訪問者で、慎重にシャッターを切った。

 歩数計の数字はなかなか増えてくれない早朝カメラ散歩だが、このような花や昆虫との出会いがとても楽しい。   (2016/10/11 千葉市都市緑化植物園にて)

ジャンル:
植物
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