たびびとの写真館

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新緑の梅ヶ瀬渓谷を歩く(千葉県)

2017年04月20日 | 写真

「梅ヶ瀬渓谷」渓流沿いは高さ30~50mの迫力ある断崖が連なっている。

 

新緑のグラデーション、満開の白いヤマザクラ、紫色のイワツツジ(ミツバツツジ)が美しい。 

 

強風で木々が揺れる中、風が止む瞬間をじっと待ってシャッターを切った。

 

 

 

 

 2017/4/19:18日は大型台風並みの低気圧が日本海を進んで嵐のような一日となったが、昨日19日は千葉県では朝から快晴となった。しかし強い低気圧の影響で一日中強い南風が吹き荒れた。ここ数日間たまっていた雑用を済ませて久しぶりに南房総方面へ車を走らせた。もうあちこちで田植えが始まっている。ソメイヨシノは数日来の悪天候で完全に散ってしまったが、芽吹いて間もない木々のやわらかな緑が美しく、房総の山あいで多く見られるきれいな紫色のイワツツジ(ミツバツツジ)が鮮やかに目に映る。サトザクラもあちこちで彩りを添えている。

 「梅ヶ瀬渓谷」:房総で「養老渓谷」と並ぶ紅葉の名所で、小湊鉄道「養老渓谷駅」すぐ先で線路を渡り西側へ約2.5km進むと入り口の駐車場がある。トンネルの手前に民間の駐車場があるが更に300m狭い道を行くと広い無料駐車場もある。あるいはトンネルを抜けてすぐ右手に舗装された山道を3km登っていくと「大福山展望台」直下の広々としたきれいに整備された無料駐車場がある。小湊鉄道「上総大久保駅」と房総南部の展望スポット「大福山」そして「養老渓谷駅」を結ぶ人気のハイキングコース(11.2km)もある(*[注]ただし昨日4/19は上総大久保駅へ通じる山道の入り口に「土砂崩れのため通行止め」の表示が出ていたので、出かける前に忘れず小湊鉄道運輸課[電]0436-21-6771に問い合わせてください)。また展望台脇から急な坂道を下ると梅ヶ瀬渓谷最深部の「旧日高邸」跡地に道がつながっている。

 「旧日高邸跡」:下の渓谷入り口駐車場から約3kmの渓流沿いを何度も沢を渡りながら終点の「旧日高邸跡」まで向かう。橋は一ヵ所もなく特に雨の後などは水量が増えて流れの中の飛び石伝いに沢を渡ることができないので注意を要する。「旧日高邸」跡地には今は建物はなく秋には見事に紅葉するカエデの大木と石碑(顕彰碑)が残っているだけである。九州高鍋藩(宮崎県)出身の教育者日高誠實が明治19年50歳にしてこの地に隠棲し、理想郷を目指して「梅ヶ瀬書堂」を建て、近隣(市原・君津・長生・山武・夷隅)から集まった数百人もの生徒たちに国漢・英数・書道・剣道などを指導したと伝えられる。また大正4年80歳にしてその生涯を閉じるまで深山幽谷地区住民の暮らしのためにもさまざまな尽力を惜しまず、400株の梅林を育てたりしたことがこの渓谷の名の由来となっている。平成11年にその遺徳をしのび有志を募って「梅ヶ瀬書堂跡」「大福山展望台」「養老渓谷駅」の三ヵ所に「顕彰碑」が建立された。

 「柴田美術館」:大福山展望台直下駐車場のすぐ脇に、山桜とイワツツジ(ミツバツツジ)に囲まれたきれいなこじんまりとした美術館と古民家が見える。古民家は美術館の主人である柴田博子さんの生家で第二の展示場になっている。小学校の美術の先生の頃から描き続けたやさしさに満ちた「児童日本画」ジャンルの絵が数多く展示されていて心が安らぐ。ここまでは車で行けて大福山展望台までも10分ほどで上がれるので、この方面へ出かける際には欠かさず立ち寄ってみたいと思っている。

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