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小学校低・中学年の保護者のかたは必見!「中間反抗期」をご存知ですか?

2016年10月16日 | 新聞や雑誌の記事
小学校低学年の子どもがいる保護者のかたは、「中間反抗期」について知っておいたほうがよいかもしれません。聞き慣れない言葉かもしれませんが、この時期の発達プロセスを理解するために欠かせない特徴的行動のひとつです。



どんな言動が見られたら「中間反抗期」?

 「反抗期」というと、2~3歳ごろの第1次反抗期、思春期の第2次反抗期を思い浮かべるかたが多いでしょう。しかし、小学校2、3年生ごろにも反抗的な態度が表れやすく、これは「中間反抗期」と呼ばれています。

例えば、次のような言動が見られやすいと言われています。

◆保護者に何かと口答えをして食ってかかる。
◆イライラした様子で保護者と会話をしたがらない。
◆生活態度などに関して注意しても聞こうとしない。
◆「自分でやるから黙っていて!」などと、保護者が世話をするのを嫌がる。

特に口答えが多くなるのが特徴と言われています。第1次反抗期や2次反抗期ほど激しい反抗ではなく、あまり気に留めずに過ぎてしまうケースもあるでしょう。しかし、中には突然のわが子の変化にショックを受ける保護者のかたもいます。この中間反抗期は、どのような意味があるのでしょうか。

結論から言うと、他の時期の反抗期と同様に「成長の表れ」です。自我が育ち、自分で考えて行動しようとする気持ちが強まり、親の言いつけに従うことを嫌がるようになるのです。だから、この時期に反抗的な言動が見られたら、「しっかりと育っている」と、むしろ安心してください。

押さえ付けるのではなく、おおらかに許容しよう!

 それでは、「中間反抗期」の子どもにはどう接するとよいのでしょうか。もし保護者のかたが「中間反抗期」について理解していなかったら、「このまま言うことを聞かなくなり、思春期には大変なことになるのではないか。今のうちから厳しく言い聞かせよう」などと考え、きつく叱って押さえ付けようとするかもしれません。しかし、これは逆効果です。ますます反抗的になるか、あるいは自分の意見を主張することを諦めて消極的な性格になってしまうかもしれません。

この時期の子どもは、自分の考えを認めてほしくてたまらないのです。それが口答えという形で表れていると考えてください。ですから、例え子どもの言い分が間違っていたとしても、「そう思うのね。わかったよ」などと、いったんは受け入れる態度を示しましょう。子どもの主張を押さえ付けるのではなく、おおらかに許容する気持ちが大切です。

ただし、受け入れることと、言いなりになることは違います。片付けるように言っても聞かない場合に、保護者のかたが黙って代わりに片付けるのではなく、「片付けなさい!」と叱るのでもなく、「自分でできることは自分でしようね」と、はっきりと伝えて子どもの行動に任せましょう。そうすることで、自分の考えで行動することには責任が伴うことを徐々に理解するはずです。また、人を傷つける言い方をした場合などには、「そういう言葉を使うと、すごく悲しくなるよ」などと、しっかりと教える必要もあります。

親子の関係性を見直すきっかけにしよう!

 「中間反抗期」を迎える時期には、保護者のかた自身が変わる必要があることも忘れないでください。小学生になったとはいえ、1、2年生のころは幼児期の延長のような子どもっぽさがあり、保護者としてべったりと世話をすることに喜びを感じていたかもしれません。しかし、子どもが大きくなるにつれて、自立心を育てるためには、時には手を離して一定の距離を置き、見守る態度が大切になります。その意味では、「中間反抗期」はその後の親子関係を見直すのに適した時期と言えるかもしれません。
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