古紙をリサイクルに出す際、「ホチキス針を外す必要はない」とSNSで話題になっています。実際にホッチキス針の箱を確認すると、そこには確かに「ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障はありません」の文言が……。今までの一手間は何だったんだ……?
【画像】ホッチキス針の注意書き
製造元のマックスのサイトを確認すると、「古紙リサイクル時のホッチキス針について」の記載があり、王子製紙による古紙再生の工程が記されています。
まず、ブロックにした古紙の塊をバラバラにし、水とともに溶きほぐし繊維状にする工程で大まかなゴミが取り除かれます。この時、一部のホッチキス針も除去され、その後幾重にも組み合わされた除去装置でホッチキス針等の異物はキレイに除去されるそうです。
あらためてマックス株式会社に電話確認したみたところ、水とともに溶きほぐされた紙よりも、ホッチキス針の方が自重があるため水に沈むそうです。その原理を利用して機械の中で他の不純物とともに除塵(じょじん)されるため、ホッチキス針は外さなくても古紙のリサイクル工程で障害にならないとのことでした。
【画像】ホッチキス針の注意書き
製造元のマックスのサイトを確認すると、「古紙リサイクル時のホッチキス針について」の記載があり、王子製紙による古紙再生の工程が記されています。
まず、ブロックにした古紙の塊をバラバラにし、水とともに溶きほぐし繊維状にする工程で大まかなゴミが取り除かれます。この時、一部のホッチキス針も除去され、その後幾重にも組み合わされた除去装置でホッチキス針等の異物はキレイに除去されるそうです。
あらためてマックス株式会社に電話確認したみたところ、水とともに溶きほぐされた紙よりも、ホッチキス針の方が自重があるため水に沈むそうです。その原理を利用して機械の中で他の不純物とともに除塵(じょじん)されるため、ホッチキス針は外さなくても古紙のリサイクル工程で障害にならないとのことでした。