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注意!「怒る」と「叱る」は違う!子どものしつけに大切なこと

2016年10月13日 | 新聞や雑誌の記事
「いい加減にしないと、もうどこにも連れて行かないからね!」など、ついつい強い調子で子どもに言ってしまうこと、ありますよね。でも、どこまでがしつけで、どこからが言い過ぎなのか、分からなくなってしまうことも。そこで専門家に、「怒る」と「叱る」の差や、子どもをしつけるときの「言い方」についてお聞きしました。

「怒る」と「叱る」、その違いはどこに?


そもそも、怒ると叱るとでは、何がどう違うのでしょうか。
「例えば、買わないと約束したお菓子の前で、子どもが駄々をこね出したとしましょう。このとき、子どものことを考えるより、自分の中の怒りやイライラをぶつけたい気持ちが上回っていたら、それは『怒る』です。一方、冷静さを失わず、子どもの気持ちを考えて指導する場合は『叱る』です。」
そう話すのは、十文字学園女子大学特任教授で、発達心理学などを専門とする内田伸子さん。
「怒るときと比べて、叱るときは感情任せになっていません。ですから、言い方もおのずと『今日は買わないって約束したよね』『我慢しようね』と穏やかになります。」
なるほど。自分の感情を第一にしてしまうのが「怒る」、子どもに諭すのが「叱る」なのですね。

「怒って」ばかりいると脳に良くない!?

怒ると、子どもに対してどんなデメリットがあるのでしょうか。
「親が怒るから言うことを聞く、という状況になってしまいます。それはつまり、怒りという恐怖で子どもを縛っているのと同じこと。これが当たり前になると、なぜそれをやってはいけないのかを自分で考え、納得する力が弱くなってしまいます。」
このことは、脳のメカニズムによって明らかにされていると内田さん。
「『海で遊んで面白かった』『この人と話したら楽しかった』というように、感情とセットで呼び起こせる思い出がありますよね。このように、経験したことを、そのときの感情と一緒に記憶させるように働くのが、脳の中の『扁桃体(へんとうたい)』という器官です。」

親に怒られると、子どもの脳の扁桃体は「怒られて怖かった・イヤだった」と記憶するのだそう。
「つまり、強い恐怖や不快感を記憶してしまうんです。しかも、次に怒られたとき、その記憶を思い出してしまう。これによって『怒られたら怖い→怖いから無条件に言うことを聞く』という回路ができてしまうのです。」
怒られて言うことを聞くと、一見「いい子になった」ように見えますが、じつは、考える力が育っていないというわけですね。

より良い叱り方とは?生きる力を育てる「3つのH」

では、子どもの成長を促すような叱り方をするには、どうすればいいのでしょうか。
「叱っている最中やそのあとに『3つのH』の言葉かけをしてあげれば、子どもの成長を後押しできると思います。」
『3つのH』とは何でしょうか?
「『3つのH』とは、ほめる、励ます、(視野を)広げる、のHです。例えば、お菓子を買うのを我慢できたとき『我慢して偉かったね』と言うのはほめる。『このお菓子はおうちにもあるよね』と言うのは視野を広げる。状況に応じて、どれかひとつでいいので言葉かけをしてあげてください。」
また、ほめることによって、子どもは「ママが喜んでくれた」とうれしくなるのだとか。さらに、子どものプライドを傷つけないように優しく言えば、子どもは素直に納得すると内田さんは言います。
「ほめられた」経験が子どもを育てる

「特に、ママやパパにほめてもらえることは、子どもにとって何よりの喜び。次回もほめてもらおうと、子ども自らお利口な行動をとってくれるようになるかもしれません。このように、経験を積み重ねて自分で判断できるよう導くことが『生きる力』を育てることだと思います。」
「叱る」と3つのHで「生きる力」を育てていく。これがしつけに大事なことなんですね。

「怒る」をやめるために必要なのは準備と対策

内田さんは、怒る状況を避けるのも大人の知恵だと話します。
「例えば、子どもが大人しくしていられるよう、待ち時間の暇つぶしに折り紙や絵本を持っていくなど、あらかじめ準備をしておけば、ママも心穏やかに過ごせるのではないでしょうか。」
どうしても怒りたくなったら、どうすればいいのでしょうか。

「子どものためだと思って、ぐっとこらえたほうがいいでしょう。悪いことをしたら叱り、いいことをしたら『3つのH』の言葉かけをする。これを何度も繰り返すことで、どうふるまったらいいかを子ども自身が考え、行動に移せるようになりますから。」
また、内田さんは「こんなふうに考えてみてください」と言葉を続けます。
「ひと呼吸おいて、子どもも1人の人間であることを思い出してみてください。そして、できるだけ冷静に話してあげてくださいね。」
叱るとは、子どもに敬意を払い、誠実な気持ちで諭すこと。子ども自身の成長する力を信じ、焦らず、根気良く語りかけていきたいですね。
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