昨日は、佐世保米軍基地での実態の話を佐世保市議の山下千秋さんから聞くことが出来ました。
佐賀空港に自衛隊基地がつくられれば「雇用と経済効果がある」と経済界と日本会議は推進の立場ですが、本当でしょうか。
佐世保では、港の8割を米軍と自衛隊が利用し、2割を商業活動に使っているそうです。 もし、「港湾の全てが商業活動に使えればもっと佐世保市はさかえるのでは」と話されました。
沖縄では、「米軍基地の経済ががあるにも係わらず、なぜ基地反対が選挙で多数を占めたのか」について説明がありました。
沖縄では、すでに基地の一部が返還されたところがあります。そこに企業が立地し経済活動を行っています。
その効果は、基地の雇用や経済効果より、企業活動による雇用や経済効果は5~8倍もあるという事実があるからだそうです。
沖縄は、基地に頼らない経済活動を目指しているのです。
佐賀空港の自衛隊基地建設で建設業界は一時的に潤うでしょうが、完成した後は、安倍首相がいうように「沖縄の米軍基地軽減」を理由に米軍がきます。
佐賀県民は、米兵が我がもの顔でかっ歩する姿を望んでいるのでしょうか。
原発でも同じ事が言えるのではないでしょうか。
危険と隣り合わせの原発に何時までもしがみつき、自前の経済活動がおろそかにしていると、福島原発事故のようなことが起きないとはいえません。もしそうなれば、故郷が一遍に廃墟となります。
一見最もらしい事のように聞こえますが、立ち止まって本来の人間の営みの姿を問い直す事が大事ではないでしょうか。
「福島なおみ」さんが司会をし、沖縄・高平の実体験をもとにオスプレイの実態を話しました。