させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ワンニャン狂騒曲

2017-03-23 08:22:54 | 日々のこと


知らぬ間に

腕やら

顔やらに

引っ掻き傷が

出来ている


好奇心世代の

ネコのマキハラクン



最近の

マイブーム



脱走

みたいだ



外で

逢うと

他人みたいな顔して

ビューンと

走り去って行く



カレの大好きなオヤツ

片手に

息切らす

四十路オンナは

ご近所さんには

どう映っているのやら



連れ戻すと

何も無かった様に

寛いでいる



ケッッと

舌打ちしたいけれど

それより

ホッッが

勝るので

ワタシも

何も無かった様に

いとしく想う



家に帰ると

シッポを

タケコプターのように

ブンブン振り回す

ワンコが

待っている






いじらしくて

たまらないのだが

一旦

家人たちが

寝静まると

カレは変貌を遂げる



餓鬼のように

食べ物を

物色し出す




朝起きると

器用に開けられ

空けられた

オヤツの

包み紙が

散乱しているコトも

しばしば・・
(今朝も例に漏れず)




ワンコは

その瞬間に

怒らないと

躾けの意味が無い

そうなので

出るのは溜め息ばかり



いそいそ

片付けるワタシを

またまた

ジーッと

眺めている

ワンコ



タケコプターを

振りながら




あぁ

どうして

ペットなんか

飼ったのだろう



正直想う瞬間がある



でも

カレらを

眺めたり

撫でていると

救われているのは

自身の方だと

気付く



ワタシたちが選んだ訳でも

カレらが望んだ訳でも

なく

やはり

縁の糸を

信じたくなるほど

巡り合わせだった気もする




いつか離れる日も来るだろう



解っていても

いま寄り添うコトが

ただ

ただ

シアワセなのだから

引っ搔かれようが

オヤツを奪われようが

イキモノと向き合う

そう決めたなら

ドンと構えて

いなくちゃね



毎日

脳内リピートする

ワンニャン狂騒曲


ペットという

家族のような

恋人のような

存在がいる

人生って

なんだか

運動会みたい



つな引き

借り物競走

追いかけっこ



怪我もするし

笑いもあれば

涙あり



予備知識も

予行練習なんてのも

何の役にも立たないね



だから

愉しいんだろうね



いざ

今日も

スタートラインへと

さぁ

向かおう



さぁ

後悔の無いよう

与えられし

今を

共に

生きよう

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