させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

シャツはなんでも知っている

2015-06-26 08:31:35 | 日々のこと


キミの笑顔に

触れた

あの日



着ていた

シャツが

6月の風を

受け

揺れている



すっかり

乾いているのに



まだ

干したまま

だった



あきらめなくちゃ



たたんでみては

また

広げて

眺めてみたり



つぎに

着るのは

いつかしら



つぎに

逢えるのは

いつかしら



シャツのしわと

キミの目尻の

笑い皺が

重なっては

滲んでいく



願掛け



もしも



たいてい

独りよがり



哀しい

結末



だから




望むコトは

2人の

ハッピーエンド

なんか

じゃなくて



ただ

ただ

キミが

元気で

いてくれるコト



あの日

たしかに

2人が

そこに

いたコト



見届け人



タンスの奥



今日も

眠る



どんな

ドレス

よりも

愛しき

1枚



なって
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