2JLの魅力のひとつである強制開閉のキャブレターY24Pです。高地補正機能の赤ポッチが誇らしい! 4ストでの強制開閉ははじめてです。
ピストンバルブの張り付き対策としての安全面を考慮したのだろうけど、2本引きワイヤーに加えてバネがやたらに強くて、アクセルが重い。アクセルが重いだけでツーリングも疲れちゃうんだよなぁ。
キャブの実油面はボディの合せ面から下に5.5~6.5ミリなので6ミリに合わせます。ドレンに透明パイプが取りつけられる親切設計キャブ。
古いシートは分解、表皮の型取りをしてオリジナルカラーの表皮で縫製します。青い表皮のPeace craftさんで製作された純正に近いシートは予備として保管。
「あんこ抜き」されていてボロボロのスポンジを再使用して純正よりもハイシートに改造していきます。簡単だろうと高をくくっていましたが、これがなかなかの難題で悩みました。
純正ウレタンよりもかなり柔らかいチップクッションでいくらかさ増ししても、座ってみると潰れてしまい効果が少ない。
硬すぎるかなと思えるスポンジゴムで下側をかさ増ししてみるといい感触だったので、ガンガン積み重ねました。外見は純正よりも少しハイ、座ると沈み込まないのでかなり高く感じます。