マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

南アフリカ物語 序章

2012-04-07 | 南アフリカ物語

  彼らがデュッセルドルフに来たのはかれこれ10年位前のことかな。
日本からやってきたこの家族の主人をMK3636と名付けることにしよう。
(MK3636とは本来彼が当時ドイツで乗っていた自家用車のナンバーのこと。)
僕たちピアノ工房夫婦にとって彼らは単なる海外赴任家族ではない。
実はMK3636の奥さん、お慶はんはおかみさんの従姉妹に当たる。
幼少の頃(鎌倉時代)から付き合いが深く、まるで中の良い姉妹ように過ごしていたのだそうな。
日本から遠く離れたこの土地で、おまけに鍋の冷めない距離(三軒隣)で近所付き合いできたのは
偶然な出来事ではないように思う。
 
 僕たちとMK3636夫婦は年齢がみな同じ、さらに結婚したのも同時期なこともあり、
タイムラインが似ている同士ですぐに仲良くなった。
もちろん僕とMK3636は血は繋がってない赤の他人なのだけれど、
血より濃いお酒でまったりと繋がった友人。時間のある週末はたいてい彼と呑んでた。
日曜の昼ごはんもよく「納豆と卵がけご飯」を共にし、そのまま夜の部に流れていったもんや。

 楽しい時間はいつでもすぐに過ぎていくもの 
彼らのドイツ赴任生活は瞬く間に終わり4年後に彼らは日本に帰国した。
とても寂しいことやった。
でも我々はひとつの固い約束をしていたのでその寂しさはどうにか乗り切ることができた。
でもね、残念なことに僕は実際に約束したことをあまり覚えてへん。
何しろ彼らに会う時はいつも酒が入っているんやから。
酒の契りなんて所詮こんなもんや……



 どうやらその約束は、我々の結婚25周年を共に一緒にお祝いしようと言うことやったらしい。
日本やドイツではなく、どこか異国に集まって優雅に飲もうやないかいと、約束したらしい。
そのおぼろげな記憶の約束は僕にとって望むところやし、苦しゅうないことなので
なんとか実現させるために半年くらい前から計画は始まった。

 半年前の状況はというと、
我々ピアノ工房夫婦は相変わらずデュッセルドルフで霞を食いつづけている、
MK3636は南アフリカのヨハネスブルグに単身赴任中、
お慶はんは東京で子供3人(大高中揃い組み)の家庭を守っている。 
それぞれ仕事を持つ夫婦二組が同時に休みを取れるのは容易なことではない。 
あれこれとスケジュールをすり合わせなんとか 7日間は一緒に行動できることになった。
場所はどうする? 
MK3636が優雅さうえに少しさびしい単身生活を送る南アフリカで再会しよう! 即決やね。


 
これが僕たちの南アフリカ物語のはじまりや。  

この物語はとめどなく続きそうな気がする   ーまー

Comments (2) | 

夢判断してみると

2012-03-26 | ピアノ技術者の仕事

 演奏会が始まる6時間前にハンマー交換なんてありえへん!
おまけに部品が足らないことがわかり、僕の焦りは頂点に達した。
ギブアップしよう! どうしようもないやんか。
何でこんな仕事を引き受けてしもたんや。自責の念に駆られる。




ん?  夢でよかったと気付くのに少し時間が掛かった。
左側の頭が少し痛いのは昨夜のお酒も手伝っているのか?

 サトチンに留守番を頼み、工房を休んで旅に出ることになりました。 
体のどこかで仕事のことが気になっているのでしょうか。
非現実的なのにやたら臨場感ある夢を見てしまう。 ちょっぴり気弱な僕です。

ま、すぐに戻ってくるので 探さないでね。   −まー
Comments (2) | 

自分なりに 工夫 してみる

2012-03-17 | ピアノ技術者の仕事

 手先はそんなに器用やない。不器用の類の側に入ると思う。
自分で言うてんねんから間違いない。
それなのに技術者をしている。きっと同じことを何回も何回も
繰り返し繰り返しやってるからできるようになってるんやろな。



 あまり頻繁に依頼を受ける事はないピアノの塗装修理。
得意分野ではないけど、頼まれたらとりあえず受ける。
今回はグランドピアノの屋根蓋の角がポっこり破損してるのを直す。



化学塗料(ポリエステル)を補修する液体。 立体的に固める必要があるので
ちょっと工夫をしてみた。ゲル上のパテもあるのだけれど気泡ができるので
できるなら使いたくない。



台所のタッパーを使おうかと思ったけど、山の神が発する雷の轟きが
リアルに想像できたので中止。
ネジが入っていたケースを切って破損した角に当てて型取りすることにした。

  

補修液を流し込んで固まるのを待つ。 
その前に破損箇所をいろいろ加工しておくのですが、説明ははしょります。

  

固まったので後は削って、ペーパーかけて研磨して完了ですが、
ここで手先の器用さが計られるのですね。



艶出し塗装なのでできるだけ鏡のように仕上げたい。
僕の場合だいたいここで失敗するね。

 
 
ほら今回は面取りをやりすぎて 若干丸くなっちゃった。
まぁ、合格点は上げられるな。
ご褒美は グラス一杯のトスカーナのワインにしといたろ。 ーまー

Comments (2) | 

ふるさと

2012-03-11 | そのほか

今日くらいこの歌が世界中の数多くの人たちに歌われた日はないんちゃうかな。
ちょうど一年、日曜日と言うこともあり、日本では当然のこと
世界各国でいろんな震災に対する催しがあったに違いない。

今ここでいろんな震災のことを述べるつもりはありません。
黙祷をささげ、「ふるさと」を歌えば 
こみ上げてくる思いは皆同じやと思います。



東日本大震災復興支援チャリティーコンサート
―10人の日本人音楽家とその仲間達による― が開催されました。  
去年震災があってすぐに音楽家たちは動き出し今回で2回目。
250名が入る会場の座席はほぼ埋め尽くされたようです。



僕は何のお手伝いもできなかったので カメラマンごっこをさせてもらいました。
いつものようにあまり上手く撮れませんでしたが、リハーサルの様子を
参加された方に後日お送りしようと思います。





義援箱にはきっとたくさんの金額と同時に参加者の思いが
いっぱい詰まっていることでしょう。
今回の会場となった洲医師会での義援金、去年は被災地の医療施設建設のために役立ち、
そして今年は上下水道復旧への寄付とするそうです。



ふるさとから遠く離れたここデュッセルドルフでも、
3.11を忘れることはありません。  −まー


PS. フルートの青田さん、主催いただきありがとうございました。
    お疲れが出ませんように……
Comments (3) | 

ヴァンサンカン

2012-02-26 | 笑い


気になる薄毛を烏帽子でさりげなく隠す酩酊君


化粧乗りの悪さを飾り物でひたすらごまかすピアス姫




おまえ今年は遅刻せんとちゃんと同時に出て来れたやんか。やればできるやん。

そら25回目の記念すべき時くらいはちゃんとせな。

ほんなら、去年はどうでもよかったっちゅうことか?

いやいや、しかし25年ずっと一緒っていうのもある意味ぞっとしますな。

それはこっちの言う台詞ちゃう?

初めの頃は 「だんだん暖かくなってきたねー」「ほんまやなー」なんて言うて、
 春到来の予感を仲良く一緒に愉しんだもんやけど……

25年も経つと、そんな心弾む話題も消えうせ……

あっち痛いこっち痛い、小さい字が読めん、
 今やろうとしたことが思い出せんとか、
 身体能力の低下で笑いをとるだけの売れない夫婦漫才みたいなもんや。

まあ、 事実に基づくお話なんですけどね。

どう、これから老いをテーマにするのんを一切せんようにせえへん?

「おやぢ ぼちぼちボケてきたな」とか「おばはん最近物忘れ多すぎやで」とか
 そんなお互いを蔑む言葉も無しやで。

これからはエレガントで気品ある凛としたお雛様を目指してみような。

【華麗なる加齢】への挑戦やね。 OK 望むところや。

って言うた先からなに別けのわからんことしてますねん?
 私の後ろに立つなっちゅうねん! 横にちゃんと並んどいてください!

これは関西人の習性やね。
 言葉でボケられへんねんやったら態度で示しといたろ。
 カメラからから一歩下がると ほらこのとおり 



そっちのボケかいな  老い 老い(オイ オイ)…… 


早いもので またこの季節 もうネタ少なし  ーまー
Comments (3) | 

弾丸視察  世界は広いな大きいな

2012-02-20 | ピアノ技術者の仕事

  1泊4日(機内2泊)デュッセルドルフ―ヨハネスブルグの移動。
デュッセルドルフを夕方に出て、翌日午前にヨハネスブルグ着。
1泊して次の日の遅い夕方にヨハネスブルグを後にし、翌日早朝デュッセルドルフ帰。
時差が冬時間の1時間だけなのに疲労を感じる。
世界を股に挟んで(もとい!)股に掛けて飛び回る
ビジネスマンの真似事をして、彼らの凄さを体感した。





 ピアノ3台を検品し、そのうちの2台を来月末に行われる演奏会のために下調律。
工房の売り上げには何の影響も与えない行動だったのだが、とりあえず
ピアノがあるとこならどこにでも出没できる技術者を目指しているので 
これもちゃんとした「お仕事」だと思う(ことにした)。
言ってみれば現地のピアノ技術者にお願いすれば事足りる仕事内容なのだが
古くからの飲み友達からの希望とあれば……。





 南アフリカ、南半球にあるこの国、僕が持っていたイメージとは大きく違う
ポジティブな印象を受けた。
もちろん たった30時間ほどの滞在で何も語ることはできないけれど、
活気があり明るく清潔な街並み。
謙虚で素直な顔立ち、でもちゃっかりしている人たち。
治安が悪いといわれながら交通マナーのある大都市。
人種差別の問題をどうにか解決して活性化を図ろうとしている国。
それをサポートしながら開発を進める企業。

広がる大地に驚き、いろんな種類の鳥のさえずりを聞きながら
こんな面白そうな別の世界があることを知った弾丸、   ーまー  でした。

PS. 視察、下見と言うからには本番があるのです。 
でもそれを詳しく書くのは来月無事本番終了してからにしよう。
(ちょっと説明するのが複雑なのね)

Comment (0) | 

おとなのバレンタイン

2012-02-14 | そのほか

 たとえお薦めの甘くて美味しいチョコレートを贈ったとて
心底喜びやしないだろうと察しをつけられているに違いない。

それでも今日のこの日にヒネリをかけたバレンタインのプレゼントをもらった。
ぼくはやっぱりとても嬉しい。
「そうやったんかぁ 今まで君達の気持ちに気付いてあげられへんでごめんなぁ。」
 勘違いはなはだしい自分よがりな冗談をつぶやきながらとりあえず写す。

 





もうすぐそこに春がやってきているだょ と思わせるような
ほんのり暖かさが染み入る、まろやかな味に違いない。

でも、この手のプレゼントは季節限定ではなく、年中受け付けてます。

取り急ぎお礼まで。 ーまー
Comment (0) | 

修復しながらあれこれと考える ぱーと参

2012-02-12 | ピアノ技術者の仕事

 修復しながらと言うよりも誰かが修復した跡を見ているのです。
ピアノのシャンクと言う箇所。
きわめて強く打鍵するような演奏で折れてしまうこともあるのですが
ピアノアクションを出し入れする時に誤って折ってしまうことのほうが
多いと思います。 
そう、要するにピアノ技術者の不注意が原因の破損です。
折れ方や、折れた場所で彼らの仕業だと大体わかっちゃいます。 
何しろ僕も何度か経験したことありますから。
不本意にも折ったとき、割り箸を割ったときのような音がして、
「やっちったっ!」がすぐに認識できます。

普段、出先に部品など持ち歩かないので、折ってしまったら付け焼刃的に
こんな修復法もありますかね。 
斜めに裂けたように折れているのでうまく接着できれば何とか演奏はできそうですが、
やはり部品交換するのが真っ当かと思います。
野球のバットやテニスラケット、ゴルフクラブのように「しなり」が大事な箇所ですからね。
古典楽器になると部品の入手が不可能なこともありますのでこのような修理の跡を見みかけます。

 ハンマーヘッドの付け根で折れた場合、これは基本的に部品交換しかありえないでしょう。
それでも何とか付けてみようと、冷や汗と脂汗が混じった修復跡がこれ。



ま、努力の跡は認めますが、なんだか原始的ですね。
辛うじて繋がってるけど、ぐらぐらしてますし。
「ネアンダータール技法」と名付けてみました。

 ピアノ技術者もいろいろと苦労してるんです。  ーまー
Comment (0) | 

補修しながらあれこれ考える ぱーと弐

2012-02-08 | ピアノ技術者の仕事

 サイレントピアノ、エニータイム、ヴァリオシステム
いわゆる、消音ユニット付きピアノ。
普段はごく普通にピアノ演奏が楽しめ、尚且つ
100%ピアノの音をシャットアウトしてヘッドフォーンを介すと
自分だけの音の世界を愉しむこともできる。 
ご近所、いや同じ部屋にいる家族の中でも邪魔されず、邪魔にもならず。
また、コンピーュタに繋げば楽譜が書け、
地球の裏側の人とリアルタイムでセッションもできる。

 

今回、消音ユニットの部品破損の補修依頼を受けた。
部品破損は常に発生するトラブル。
それに補修は簡単。補修と言うよりも部品交換になるのだけど、
なんだか複雑な気持ちになった。

本来、ピアノ技術者の使命は
常に良い音を追い求め、心地よい音色をお届けすることやのに
よりによってなんで音を消してしまうことに懸命にならんとあかんねやろ?

まだ続くでー  ーまー

Comment (1) | 

補修しながらあれこれ考える ぱーと壱

2012-02-05 | ピアノ技術者の仕事

 
馬鹿は死ななきゃ治らない
   とか
馬鹿は死んでも治らない
なんていうけれど

バカネジは ティッシュペーパーと瞬間接着剤で直ることもあります。

友人の岡本ピアノ技術者から教えてもらった。「埋めティッシュ」
木片を埋めたりオーバーサイズのネジに変えるより、確実に締まりますね。 
恐るべしです。 なんとなく一見邪道っぽいんやけど是非お試しあれ。
一般の人でもたとえばIKEAの家具の取っ手のバカネジなどに使えると思います。

作業は簡単、大きくなったネジ穴にティッシュを詰めて
瞬間接着剤を注入するだけ。
コツは、あまりティッシュを奥まで詰めすぎず、
接着剤が完全に乾いてからネジを締めることですかね。

まだいろいろな材料でのバカネジ補修方法はあるんですけど、
出先でちょちょっと直せるのがいいです。

別に何にもあれこれ考えてないやん ただのパクリやん!

Thanks to: Yoshio Okamoto   
               つづく      ーまー

Comments (2) | 

本を読む速さ

2012-01-26 | そのほか

本を読み出すと止まらない。 寝ることも忘れて読みふけってしまう。
寝なきゃいけないのについつい読み続けてしまう。おかげで寝不足!

そんなことができる人がうらやましくてたまらない。

今頃になって気付いたんやけど、僕は本を読むスピードがめちゃくちゃ遅いな。
大抵は寝る前に布団の中で読んでるんやけど、
読んでいるうちに、本の内容から脱線して違うことを考えていることが多い。
ストーリーを変えてるのね、自分勝手に連想させて……
そのうち自然に目は閉じて夢を見ている状態になる。
だから毎日1ページしか進まん。
300ページの本を読むのに300日もかかることになる。 

 まずは布団の中で本を読むことを今後一切やめよう。
読書用眼鏡(老眼鏡って言う人もいる)をかけて
本をきっちり読む時間を毎日1時間作ろう。
そうすればもう少しスピードアップできるに違いない。

決意した矢先、
昨日もPCで日本のバラエティー番組を観て時間を浪費してしもた。
決してそれほど愉快でもない番組をダラーっとね。
「あーぁ、また面白くもないもん観てしもたー」と嘆きながら
35ページ目に栞が挟まった本を持って、温い布団に向うのでした。

よし、明日は37ページまでをノルマにするでぇ。     −まー
Comment (1) | 

助けてくれーん

2012-01-17 | ピアノ技術者の仕事

 ピアノ工房の二つ隣にマンションが建つらしい。
毎朝7時にブザーの音と共に工事現場のクレーンが動き出す。

 あの高い上座の操縦席には乗りたくないな。
上っていく途中ですでに失神しそうやし、
足元に何もないところで作業する勇気など毛頭ない。
きっとかなり揺れてると思うな。何メーターの高さやろ。人間業やないね。
それに急にトイレに行きたくなったらどないするんやろ。


 実はピアノ工房にもクレーンがある。 



 工事現場のに比べてコンパクトでかわいい。
組み立て式になっている。500キロまで吊り上げることができるので
ピアノの鉄フレーム(ネズミ鋳鉄でできてます)の上げ下ろしに最適。




 井戸水をくみ上げる手押しポンプの要領でギコギコとレバーを動かすと
アームがゆっくり上がっていく。
でも一人ではちょっと無理な作業なんでクレーンを使うときは
いつもサトチンにお願いする
「助けてくれーん?」ってね。
                   少し寒いです ーまー
       
Comments (5) | 

試運転ってとこかな

2012-01-07 | 愉快な仲間たち

 接着剤が固まるまで触るなよ!と言うこと。

 何十年外国で生活していても僕は日本人。
クリスマスの静かな3日間を過ごすより、やはり正月に休むほうがしっくり来る。
カレンダーどうり2日からお仕事を始めてはいるのだが、気分的にはまだ緩め。
この力の抜け加減がずっと毎日続いてくれれば理想的な生活が送れるのだが、
そのうちいろんな事柄が絡まって身動きが取れなくなっていくんやね。







2.5ミリの真鍮ピン(駒ピン)が駒の中で折れている。
これを何とか抜き取るという面倒な作業。 
特殊なドリルを手に入れたので比較的楽に抜き取れた。

 

はるばる日本からやってきて まさかベルトサンダーで木を薄く削らされるとは
思ってもいなかったやろうなぁ。
たこ焼きとWii対戦を餌に正月早々お仕事をしてもらう。
(ドイツでたこ焼きが食べれるとも思ってへんかったやろうけど) 
同業者が工房に来るとなんだかんだと手伝わされます。ご注意ください。

彼女の訪問のおかげもあり、年末年始の工房パーチーは多発化した。 
とにかく賑やかさの連発。



去年のクリスマスに文明開化したピアノ工房パーチー会場
皆さんの動きが激しすぎるのでシャッターチャンスものがし
ピントもことごとく乱れ候……

助言: 真夜中にボクシングをすると疲れるよ!   ーまー

Comments (2) | 

嬉しい悲鳴とともに暮れてゆくのね

2011-12-31 | ピアノ技術者の仕事

 年が明けてから始めてもいいのだが、
このピアノの解体までを終え仕事納めとしよう。
クリスマス直前に突然舞い込んできたオーバーホール。

 



 
 予期せぬ追加仕事をいただき、あれやこれやと年始からの作業段取りを
全部組み替える必要が出てきたのだけれど、気持ちだけがやけに焦って、
何をいつやるべきなのか順番を決める頭が回らん。 
とりあえず年末やし、今年はここまでっ!て決めた。まぁ、何とかなるのかなぁ。
仕事が多いということはありがたいことなのですけれど。


 もうすぐ新しい年を迎えます。 
僕のことを多くのメディアが取り上げてくれたことが特に印象深い1年でした 。
決して自ら願っていたことではなく、あるOnlineの取材を受けたことが発端。
大震災や日独交流150年と言う日本に関する災害やイベントの影響も受け、
新聞社、テレビ局など次々に取材の申し込みが勝手にやってきた。
無料で宣伝をしてくれるようでありがたいのだけれど、やっぱり面倒なのね。
こんな小さなピアノ工房なんかを取り上げるということは
奴ら、よっぽどネタ不足なんかな? ドイツも平和なんやなと思ったりもする。



 駆け込み取材でクリスマスイヴに載せてくれた記事がある。
今回はOnlineでは載らないのでPDFで記事をいただいた。 
どうにかすればこのブログからダウンロードをする手段もあるのでしょうが、
やっぱり面倒なので、どうしても読んでみたいという奇特な方がいらっしゃる場合、
ご一報くださればメールで送信させていただきます。もちろんドイツ語なのですが、
日本語に自訳しましたのでそれも必要であれば添えることもできます。

 行く年 来る年 真っ最中の投稿になりそうです。 
「良いお年を」と書くべきか、「あけましておめでとう」と書くべきか、悩みながら……

   2011年最後の ーまー でした。 







Comments (6) | 

腑抜けのような日

2011-12-26 | そのほか

 



 おかみさんが 音楽して世間様のクリスマスムードを盛り上げている間、
サトチンはデナーを作る。



マグロのカルパッチョ
ラムフィレ肉のシェリー酒蒸し ジャガイモと共に 




そんな二人をテレビ中継と現場で何もせずただ眺めなている僕。
昼間からパジャマでワイン、完全に「上げ膳据え膳」状態の至極な聖夜。





いまさらプレゼント交換なんてねぇ
家族3人で割り勘で買ったWii
新し物好きなのにいつの間にかこの手の遊び道具に興味がなくなっていたことに気付く。
ほとんどのゲームに勝てないのだが、悔しい思いで負け惜しみを言うこともなく、
対戦相手を賞賛することができるようになった。 
僕は大人、または酔っ払いのおっさんとも言う。   
                         −まー
Comment (0) |