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観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!

No.531 「エノケソ一代記」

2016年12月24日 23時22分35秒 | 2016年の観劇記録
2016年12月24日(土) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 I列 シモテブロック シモテ端

田所(エノケソ)=市川猿之助、希代子=吉田羊、蟇田(ひきた)一夫=浅野和之、熊吉=春海四方、柳沢周一郎/周次郎/周三郎/周四郎/周五郎=山中崇、紅(くれない)=水上京香、古川口ッパ=三谷幸喜。影アナ=山寺宏一。
作・演出=三谷幸喜、美術=松井るみ、照明=服部基、衣装=前田文子、音楽=荻野清子。

戦後、喜劇王エノケンこと榎本健一の偽物「エノケソ」が全国各地に出没した。この主人公も、そんな「エノケソ」の一人だ。
エノケンが大好きで、エノケンに憧れ、エノケンに限りなく近づこうとした男。
演劇史に決して残ることのない、無名の喜劇役者と、彼を支え続けた妻との、哀しくもおかしい二人三脚の物語。
(あらすじはチラシより)

休憩なし1幕、約2時間ほど。
モチ口ソ(笑)エノケン世代ではない(^_^;)
エノケンが歌った歌を数曲(「俺は村中で一番~♪」とか)と、当時偽物がわんさと出た、という位しか知らない。

「ヴェニスの商人」以来の猿之助くん(まだ名前が慣れないw)と、こちらは「国民の映画」(初演)以来の吉田羊さんだよ! 羊さんに至ってはまだ名前が余り知られていない頃だったし役も大したことなかったけど、この5年で凄まじい飛躍っぷり。
あと浅野さんが病気から復帰されて良かった!山中さんが演じた5役は、もしかしたら浅野さんが演じる予定だったかもしれないが、山中さんもイイ色出してたので無問題っす。

田所(エノケソ)登場すぐから、まさかの(?)猿之助くんの歌とダンス!なんかロパクっぽく聞こえるのは音響のせい、としておこうか(汗)
「あこがれ」も度が過ぎれば それは狂気に近いものになるのだろうか…
エノケンそのものになりたかった。彼が壊疽で足を切断したと知れば自分も切ろうとし(実際に切ってエライことになるが)、彼の息子が亡くなったと知れば(息子は、いないので一緒にドサ周りをする)熊吉をクビにしようとし、彼に愛人がいると解れば甲斐性もないのに愛人を作ろうとする…
とにかく何は無くともエノケンありき。ラストがチト切なかったなぁ。
そんな若干狂った夫を支える妻・希代子(エノケンの妻が、漢字は違えど「きよこ」とのこと)。羊さん和服似合うね!それと昭和な髪型も素敵でした。歌もあったよ~。よくまぁ愛想尽かさなかったねorz エライと言えばエライだろうが今なら即離婚か?
座付き作家?なのかウソ八百の蟇田一夫(え、そりゃ菊田一夫っしょ!)の浅野さん。この人も少し壊れ気味。何と言っても田所の足の切断をしちゃう位だもんね…(もち無免許)結局何をしたかった人なんだろうか(^_^;)
熊吉の春海さんはだいたい猪八戒の衣装着てました(笑)
紅(くれない)役の水上さんは出番少なし。
5役を演じた山中さんてば!特に2番目の小学校の先生(金八先生風)と4番目のストリップ劇場支配人(ヤクザ風)。
この場末の劇場で、足を切る騒ぎ→無免許の医者知ってますぜ、ってブラック・ジャックを匂わせておいて、さらに電話で「間(はざま)先生~!」って!ブラック・ジャックの本名「間黒男(はざま・くろお)」という細かさ!これ気づいてる観客どの位ww

でもって作・演出でもあります三谷幸喜さんですよ… ナマ三谷さん拝見したの初めてですよ。
だいぶアンコ巻いてますよね。古川口ッパって(爆)あ、「ろっぱ」ではないのよ。ええ。「ろ」に見える、あの漢字ですよ。
当時ああいう人たちが沢山いたんだろうなぁ。
今みたいに情報が溢れまくっているワケぢゃないもんね(自称ナントカ、っていうのもいまだにいるけど)

内容的にはもう一押し、という気もするが、猿之助くんの愛嬌溢れる演技(六方も観られたし。拍手喝采)と羊さんの間合い等、各キャストの演技を楽しむべし、という所か。
とか言っておいてラストは不覚にも(?)ウルっと来たのも事実。

客席にはお着物の女性多数。猿之助くんのファンだろうか。

※このフォントだと解りづらいだろうが、口(くち)とロ(カタカナの、ろ)を一部混在使用しています(笑)
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