現在美術日記@関西

アートシーンは東京だけじゃない

森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術

2011年02月28日 05時27分01秒 | 美術
週末の休日を楽しみに生きている今日この頃。
最近は足が遠のいていた美術館に行ってきました。
さすがにこれは見逃すわけにはいかない。

兵庫県立美術館
森村泰昌なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術
2011年1月18日[火]~4月10日[日]


東京から巡回して、最後に回ってきたのが兵庫県立美術館。
森村さんは大阪出身の超有名作家ですが、
関西で展覧会はすごく久しぶりな気がします。


作品は内容から4種類に分類し、
それぞれのモチーフの写真と映像作品の組み合わせというもの。
興味を引いたのは「三島由紀夫」と「ヒットラー」の映像作品。

三島由紀夫をモチーフにした映像作品では、
海外アートシーンによって日本の美術が脅威にさらされていることを、
声高々に「立ち上がれ」と演説しています。

2006年に制作されたとはいえ、
現在の問題を適確にとらえていて、
このままでいいのかと自ら奮起される気持ちになり、非常に魅力的でした。


また、ヒットラーの作品は
喜劇王チャーリー・チャップリンの「独裁者」をモチーフにしたもの。
偽ヒットラーに扮した森村さんが入れ替わり立ち代わり、笑わせてくれます。


森村さんの映像作品で特徴的と感じたのは、
オチをつける作品であるということ。

美術系の映像作品は、
ドキュメンタリー的だったり、
心象風景のような画を延々繰り返すというものが多いのですが、
森村作品はちゃんとオチをつけて終わってくれます。

まるで落語を見ているようで、
心地よく次の部屋に進めます。

森村さんに関西の匂いを感じた瞬間でした。

***

小休止

***

土曜日の昼に訪れたのですが、お客はまばら。
おかげで映像作品を独り占めできました。

また、兵庫県での展示では小企画として、
「その他」のチカラ。-森村泰昌の小宇宙- (※3月13日[日]まで)
を常設展示室で同時開催しています。

こちらは森村さんの熱心な関西の収集家O氏の作品と
美術館の所有している作品を合わせて約80点を展示しています。

かなり昔の森村作品が拝見できますので、
貴重な経験になると思います。


ドメイン取得して、HPのアドレスが変わりました!

2011年02月25日 02時56分38秒 | プログラミング
一ヶ月程前になりますが、
急にドメインとりたくなって、
レンタルサーバごと移動しました。

元々データベースやサーバプログラミングを使わない設計だったので、
FC2の無料HPに置いてたんですが、
後々WordPressやMovableTypeをやってみようという事で、
さくらインターネットで間借りしました。



決めた理由は得になく、
一緒にドメインとれて、
ある程度安くて、
その辺の事情に詳しくないんで日本語の説明があって、
そこそこ有名な感じで、、、
といったものです。

知る人がみたら、色々とあるんでしょうけれど、
すみません。
その辺、全く興味ないんですw





作品つくっておくったよ

2011年02月15日 01時21分09秒 | 日記
「PUZZLE PROJECT 2011」なるものに
前職の知り合い経由で参加することになりました。

なんでも関空の一部に応募されたパズルのピースを
組み合わせて展示するというもの。

去年には海外にも巡回しているらしいです。


知り合いからは、
「パズルのピース一個描いておくってね♡」
とメールでご連絡。

誰でも参加できるイベントですが、
知り合いから突然パズルのピースが送られてきたのでした。



貫徹でpainterで下書きして、
紙に出力して、カーボン紙でピースに写して、

ひっさしぶりに絵の具を取り出し、
仕上げは愛用のペンで、とりあえず終えました・・・。

締め切りは2/14、
出来上がったのが前日の夕方前。

あー三連休でよかった・・・。

やっぱり、絵の具苦手です。
染料の方がまだマシ。


作品は展示が始まったらここでも紹介する予定です。

何卒、「PUZZLE PROJECT 2011」をよろしくお願い致します。

身の回りが何故か急に忙しくなってきた・・・!?

2011年02月07日 21時53分08秒 | 日記
ここ半年は割とお仕事が落ち着いてます。

変わった社風の現場なので、
日常的に理不尽な命令が社員さんに降り掛かっていて、
その様子を無関係な顔でちらっと見て過ごす毎日。

誰とも話さずに終わる日もあったりします。

小声で状況を探るような内々の会話に、
外部の人間がズケズケと入っていきたい訳も無く。

聞いた所で同情しかできない、
というよりも絶対にここの社員にはなりたくないとしか思えなくて。

でもリーマンショック以降の不安定な状態に比べれば、
贅沢すぎる程なのかもしれません。



なんとか年内にグループ展を実行すべく、
染色のできそうな部屋にも引っ越したし、
イラストも日常的に続けて徐々に前に進みたい。

自分の描いたイラストを素材にして本を作ろうか、
商業誌ではできないデザインで少数発行してやる。

架空の雑誌に、これまた自作の手拭いとか、
柄を染めたポロシャツとか付録にしてパッキングして、
こっそりTSUTAYAに並べてみようか。



身の回りに起こってる事というのとは、
上に書いたこと意外に発生した出来事。

お仕事関係とお絵描き関係で突発的に
動き出しているように見えて、何にも起こらない可能性が半分くらい。

ただ時間だけは、ただただ過ぎていっていて。