レビューが遅れに遅れて、本当に申し訳ないです。
なんとか1週間以内には、といつも思っているのですが、
外せない用事というものは続くもので、焦る一方になってしまっています。
それではどうぞ。
このブログでは、初めてご紹介するギャラリーですね。
Oギャラリーeyes
Oギャラリーeyes
岸本幸三 展
2009年10月5日[月]〜10月10日[土]

この奥の階段を3階まで上った所にあるギャラリーです。

風景の一部のような、そうでないような、
白く絵の具が塗られていない部分の色彩が美しい作品です。
展示されていた作品の中で、色の付いている部分とそうでない部分の境目が最も淡く、
またパネルの間隔と白色部分が、うまく空間を創造しているように感じました。
間隔が、文章でいうところの行間のような役割を担わせているようにも見えます。

作者の岸本さんとお話させていただいたところ、
まだまだ技術的に未熟であるとしきりにおっしゃっていました。
実はこの展覧会に興味を持ったキッカケは、岸本さんが私と同い年であるということでした。
同世代が現在の美術に対して、どんなスタンスで挑んでいるのかという興味から
お伺いさせていただいたのでした。
学校を卒業してから、そこそこの時間は経っているのですが、
皆思う所は似ているのでしょうか、「未熟」であることは私もしみじみ感じます。
なんらかの目標に向けて精進しようと、日々試みる姿勢を感じて、
私自身も奮い立たされた展覧会でした。
続きまして、こちらも初めてご紹介するギャラリーです。
studio Jにうかがいました。
studio J
ohan Peter Hol(J.P.ホル)個展
2009年10月3日[土]〜10月24日[土]
同時開催
Gallery ef
2009年10月16日[金]〜11月8日[日]

こちらの展覧会は東京の「Gallery ef」でも同時開催されています。

展示作品のメインは、新作の段ボールと粘土によるストップモーションアニメーション、
『ゲイの栗鼠と月に住む猫のおはなし』。
ポップでキッチュ、そしてカラフルなアニメーションですが、
作家本人の体験も含まれているような、同性愛に対する偏見や葛藤も垣間見える、
テーマに重さが感じられる作品です。

ゲイの栗鼠の巨大なぬいぐるみです。
相方である、しっぽのない猫のぬいぐるみは、
同時開催している東京のGallery efに展示されているそうです。
このぬいぐるみを巨大にした理由として、
作者のJ.P.ホルは「観客のみなさんを、小人にしちゃいたかった」と答えています。
それだけこの2匹の登場人物は、色々な意味において重要であるということでしょう。

このアニメーションを宣伝するような内容のポスターです。
この他に、アニメーションのグッズの販売も行われていました。

ジェンダーを主題に添えた作品は、最近では珍しくはない。
しかし、J.P.ホルの展開する世界観は、自身が生きる上で出会う問題に向けて、
あるいはその問題の発生の意味について、重量感を深い所で感じながらも、
それを受け入れた後の世界の広がりを実現させているのではないだろうか。
でもそれは誰にでもある、凸凹の凹のようにへこんで欠けた部分にまつわる、
自分自身の世界の成り立ちに関することだから、
作品に触れた鑑賞者はそれぞれ自分の問いに変えていくことだろう。
どんな作品も作家を通して世に出てくる。
それが「ゲイの栗鼠」と「しっぽのない猫」を巨大にした理由とすれば、
その大きさに由来する自身の問題も触発されるべきで、されるはずだと信じてみたい。
Oギャラリーeyes
〒530−0047
大阪市北区西天満4−10−18
石乃ビル3F
http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/
studio J
〒550-0013
大阪市西区新町3-14-8
http://studio-j.ciao.jp/
Gallery ef
〒111-0034
東京都台東区雷門 2-19-18
http://www.gallery-ef.com/
※ご紹介した作品画像は、当ブログに掲載すべく撮影させていただきました。
個人管理のブログにも関わらず、
快諾していただいた各ギャラリー様のご厚意に、心より感謝致します。
なんとか1週間以内には、といつも思っているのですが、
外せない用事というものは続くもので、焦る一方になってしまっています。
それではどうぞ。
このブログでは、初めてご紹介するギャラリーですね。
Oギャラリーeyes
Oギャラリーeyes
岸本幸三 展
2009年10月5日[月]〜10月10日[土]

この奥の階段を3階まで上った所にあるギャラリーです。

風景の一部のような、そうでないような、
白く絵の具が塗られていない部分の色彩が美しい作品です。
展示されていた作品の中で、色の付いている部分とそうでない部分の境目が最も淡く、
またパネルの間隔と白色部分が、うまく空間を創造しているように感じました。
間隔が、文章でいうところの行間のような役割を担わせているようにも見えます。

作者の岸本さんとお話させていただいたところ、
まだまだ技術的に未熟であるとしきりにおっしゃっていました。
実はこの展覧会に興味を持ったキッカケは、岸本さんが私と同い年であるということでした。
同世代が現在の美術に対して、どんなスタンスで挑んでいるのかという興味から
お伺いさせていただいたのでした。
学校を卒業してから、そこそこの時間は経っているのですが、
皆思う所は似ているのでしょうか、「未熟」であることは私もしみじみ感じます。
なんらかの目標に向けて精進しようと、日々試みる姿勢を感じて、
私自身も奮い立たされた展覧会でした。
続きまして、こちらも初めてご紹介するギャラリーです。
studio Jにうかがいました。
studio J
ohan Peter Hol(J.P.ホル)個展
2009年10月3日[土]〜10月24日[土]
同時開催
Gallery ef
2009年10月16日[金]〜11月8日[日]

こちらの展覧会は東京の「Gallery ef」でも同時開催されています。

展示作品のメインは、新作の段ボールと粘土によるストップモーションアニメーション、
『ゲイの栗鼠と月に住む猫のおはなし』。
ポップでキッチュ、そしてカラフルなアニメーションですが、
作家本人の体験も含まれているような、同性愛に対する偏見や葛藤も垣間見える、
テーマに重さが感じられる作品です。

ゲイの栗鼠の巨大なぬいぐるみです。
相方である、しっぽのない猫のぬいぐるみは、
同時開催している東京のGallery efに展示されているそうです。
このぬいぐるみを巨大にした理由として、
作者のJ.P.ホルは「観客のみなさんを、小人にしちゃいたかった」と答えています。
それだけこの2匹の登場人物は、色々な意味において重要であるということでしょう。

このアニメーションを宣伝するような内容のポスターです。
この他に、アニメーションのグッズの販売も行われていました。

ジェンダーを主題に添えた作品は、最近では珍しくはない。
しかし、J.P.ホルの展開する世界観は、自身が生きる上で出会う問題に向けて、
あるいはその問題の発生の意味について、重量感を深い所で感じながらも、
それを受け入れた後の世界の広がりを実現させているのではないだろうか。
でもそれは誰にでもある、凸凹の凹のようにへこんで欠けた部分にまつわる、
自分自身の世界の成り立ちに関することだから、
作品に触れた鑑賞者はそれぞれ自分の問いに変えていくことだろう。
どんな作品も作家を通して世に出てくる。
それが「ゲイの栗鼠」と「しっぽのない猫」を巨大にした理由とすれば、
その大きさに由来する自身の問題も触発されるべきで、されるはずだと信じてみたい。
Oギャラリーeyes
〒530−0047
大阪市北区西天満4−10−18
石乃ビル3F
http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/
studio J
〒550-0013
大阪市西区新町3-14-8
http://studio-j.ciao.jp/
Gallery ef
〒111-0034
東京都台東区雷門 2-19-18
http://www.gallery-ef.com/
※ご紹介した作品画像は、当ブログに掲載すべく撮影させていただきました。
個人管理のブログにも関わらず、
快諾していただいた各ギャラリー様のご厚意に、心より感謝致します。










