お城のデータ
所在地:甲賀市甲賀町大原市場 (甲賀郡甲賀町大原市場) map:http://yahoo.jp/llevUF
現 状:竹林・宅地
築城期:室町期
築城者:大原氏
区 分:平城
遺 構:土塁、堀
目標地:JR甲賀駅
駐車場:路上駐車
訪城日:2014.7.16
お城の概要
杣街道沿いで、JR草津線で分断され、宅地化が進み線路沿いに南側の一部に土塁・堀が残る。
JR草津線「甲賀駅」から北西へ約250m。甲賀駅から杣街道へ200m程西へ進んだ、線路沿い西の民家背後が城跡。
個人宅とJRの線路のために城跡に入りづらく、竹藪で昭和38年空撮の地籍図では東西50m南北80mの規模、JRと工場地(県道4号線側)・宅地化で改変は大きく、JR草津線の南側のみ残存する。
杣川の段丘に更に土塁を3mも盛土を積み上げ大規模な土塁を築き、竹林内に土塁と堀で固めている。
市場陣山城は元々は陣山と呼ばれる複数の郭と、補陀楽寺境内となっている平城とで構成されていたようです。現在はJR草津線により分断され、さらに地形もかわってしまっているようですが
補陀楽寺は土塁がよく残されています。別名補陀楽寺城とも呼ばれるようですが、ちょうど同寺の境内を囲むように方形の二方面を高さ1メートル強の土塁がまっすぐに伸びています。
場所はJR草津線「甲賀」駅から西へ300メートルほどのお寺境内です。このような土塁の城は実は付近にはごろごろしていますが。
歴 史
市場陣山城は大原氏の室町期に居城とされている。
織田信長により廃城とされた。
大原市場の管理と、杣川の水運・杣街道の陸運の監視・監督を担う城郭であったのカ?
市場陣山城は、補陀楽寺城とは、全く違った城郭・築城がされている。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、甲賀市史(甲賀の城)、淡海の城
本日も訪問、ありがとうございました!!。感謝!!