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家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

優しさから思いやりへ

2017-06-15 | 沁み言
(ちょっと長いですが)
「駅の階段を重い荷物もって上がっているおばあさんがいました。周囲にはあなたしかいません。どうしますか。」「荷物を持ってあげます。」「その時どのように声をかけますか。」「荷物、持ちましょうか。」「ではホームに到着した後、荷物をおばあさんに返したとき、おばあさんからお礼も言われずに、さも当然、という感じで荷物を受け取られたらどう思いますか。」「いやな気持になります。」「そうですね。ただそれでは、あなたの行為は『やさしさ』止まりなのです。」「では『おもいやり』とはどのようなものでしょうか。あなたの『やさしさ』に基づく行為と『思いやり』の違いは何でしょうか。」
 それは、あなたの視点を置く位置にあります。あなたはおばあさんに対して「荷物を持ってあげるよ。」という気持ちではありませんでしたか。その証拠に「荷物を持ちましょうか。」と声をかけています。これは「持ってあげます。」という上からの目線の気持ちがどこかに含まれています。これでは『優しさ』の域から出ていません。だからこそ荷物を返す時におばあさんから「ありがとう。」の言葉を期待して、それがないと少し不快な気持ちになってしまうわけです。
 『思いやり』とは下から目線で、人として当然の行為として、「荷物を持たせていただきます。」という気持ちでおばあさんに声をかけることです。そうであれば、荷物を返す時にお礼に言葉は決して期待していないということになります。

(おばあさんの行為の是非ではないのです。自分の目線をどこに置くのか、が大切。人に気づかれないよう手を差しのべることが本当のやさしさ、と思っていました。目の前に相手がいた場合は,こうありたい、という心を教えてもらいました。)~京都三千院住職~(引用)
 
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