徒然なるままに、異議申し立て

文学・政治・思想・哲学など、心に引っかかる事柄について思ったまま、感じたままを綴る

民主主義の危機(9)――「驕り」なのか、それとも「緩み」なのか?(その2)

2017-07-01 10:12:53 | 日記
 自分の身の丈に合わない着物(役割・役職)を着ている自覚がないと、醜態をさらしても気づかないという典型例が、「防衛相」という重要閣僚の地位を与えられながら、「迷言・妄言・虚言」を繰り返し発し続けている稲田朋美という「日本会議」直属の弁護士上がりの政治屋(右派思想の何たるかも理解できずに、安倍首相の操り人形化している彼女のことを「政治家」と呼ぶのは、ほかのまじめな政治家に対して申し訳ないことになる)ということになるのだが、安倍「ファシズム」自公政権の「驕り」を象徴しているのが、安倍首相の側近中の側近の一人(安倍首相を支える四天王の一人と目されている)下村博文自民党都連会長(前文科相)の「闇献金疑惑」である。
 誰もやっていることだからという強い思いがあっての>、「11人に小分けしたパーティ券購入代金=100万円×2回」ということなのだろうが、文科相時代にあれほど道徳教育の教科化に力を入れた人物とは思えないほど、自らの「道徳心」が欠如していることに無自覚な、これまた稲田防衛相と酷似した政治屋の在り方は、安倍自公政権が首相も含めていかに「経年劣化」しているかを如実に物語っている。
 下村博文の「闇献金疑惑」問題に関して、私たちが勧化なければならない点が二つある。一つは、「ザル法」と言われてきた政治資金規正法を巧みに「悪用」することで、パ^ティー券購入者の氏名を明らかにしないこと、である。多くの識者が指摘するように10万円近いパ^ティー券を購入してくれた支持者(支援者)の名前を政治家の事務所・秘書が記録していないはずがない。僕などは政治家と無縁な生活をしているから、選挙の時ぐらいしか政治家の「挨拶状=はがき」など来ないが、あの「ハゲー」と絶叫した女性代議士が「切れた」原因とされる支援者に送ったバースディ・カードの宛先が間違っていたという「事件」を知れば理解できるように、政治家というのは支援者に絶えず連絡(手紙やはがき)を送っているもののようなのである。そのことを考えれば、「パーティー券代100万円」を持ってきてくれた人――この人物が今大問題になっている加計学園(理事長)の秘書室長だというから、「語るに落ちる」話なのだが――の名前は、「調べてみないとわからない」というが、このような「フェイク=嘘」を平気で言える人間が安倍「ファシズム」自公政権を支えていること、このことを忘れてはならない。
 二つ目は、下村氏が文科相時代に加計学園は本校の岡山理科大学に「教育学部」を新設させていることである。安倍首相の「腹心の友」が経営する大学に新設に、これまた安倍首相の「腹心の部下」である下村文科相(当時)が許可する、今回加計学園の獣医学部新設が問題になったのは、教育学部の新設とは違って、その新設の手続きがあまりにも「強引」な常識では考えられないような、国家戦略特区という安倍首相の胸先三寸で決められる規制緩和」を利用して(「工作」して)、荻生田官房副長官以下の政治家や官僚が「安倍首相の気持ちを忖度して(推し測って)強引に推し進めようとしているところに、それはよく表れている。
 「政治」の劣化も甚だしい、と言わねばならないが、こんな安倍政権の「驕り」や「緩み」を放置していくと、本当に日本は「民主主義」の成り立たない国になってしまうことを、僕らは、肝に銘じて「政治参加」していくべきではないか、と思われてならない
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