先日『星飛雄馬のように』と題して、この15年間の自己流リハビリをふり返った。
今日は私が自分の身体に試してきた肉体改造について、先日の続編として書こうと思う。
まず初めに脳卒中でのマヒは、痙縮、固縮、拘縮と、3つのマヒがあるとされている。
専門用語は難解なので、私は次のように置き換えて受け止めている。
・痙縮:ゆっくり動かせば動くけど、早く動かそうとすると筋肉がこわばって動かない。
・固縮:ゆっくりでも早くでも、動く渋さ(抵抗)は変わらない。⇒固を固定と読まないで、動きが固い=渋いと解釈する。
・拘縮:あるところから先は、全く動かなくなる。
上記マヒ分類でいえば、私のマヒは典型的な痙縮であり、
負った後遺症は歩行どころか立つことも胡坐すら困難な最重度の1級身体障害だった。
しかし将来、何としてもまた歩けるようになりたかった。
歩くことは全身運動なのだが、歩行のためには両足の単調な運動を際限なく行えなければならない。
しかるに私の負った痙縮マヒでは、早く足を動かそうとすると筋肉が硬直してしまい、
かえって歩行運動ができなくなってしまう。
この大いなる矛盾を解決する方法はただ1つ、
ひたすら歩行練習を繰り返すことで痙縮マヒを乗り越える(肉体改造)しかなかった。
歩行練習とは言っているけど、実際は手摺を掴んでの足踏みだ。
足踏みこそ単調な筋肉運動であり、この修練を重ねることにより、筋肉硬直しない身体に作り変えて行く。
で、15年やってきた。
答えはまだ出ていないけど、歩行で硬直する痙縮マヒを乗り越えられる自信は得た。
『ゆっくり動かせば動くけど、早く動かそうとすると動かない。』は、もう卒業しつつあるのかなと思っている。
今やっている足踏みからは、
『ゆっくりでも早くでも、動く渋さ(抵抗)は変わらない。』に移行しつつあり、
今後はさらなるリハビリを通して、動きの渋さ(抵抗)を限りなく小さくして行くことになると思っている。
なせば成る、為さねば成らぬ何事も!
今日は私が自分の身体に試してきた肉体改造について、先日の続編として書こうと思う。
まず初めに脳卒中でのマヒは、痙縮、固縮、拘縮と、3つのマヒがあるとされている。
専門用語は難解なので、私は次のように置き換えて受け止めている。
・痙縮:ゆっくり動かせば動くけど、早く動かそうとすると筋肉がこわばって動かない。
・固縮:ゆっくりでも早くでも、動く渋さ(抵抗)は変わらない。⇒固を固定と読まないで、動きが固い=渋いと解釈する。
・拘縮:あるところから先は、全く動かなくなる。
上記マヒ分類でいえば、私のマヒは典型的な痙縮であり、
負った後遺症は歩行どころか立つことも胡坐すら困難な最重度の1級身体障害だった。
しかし将来、何としてもまた歩けるようになりたかった。
歩くことは全身運動なのだが、歩行のためには両足の単調な運動を際限なく行えなければならない。
しかるに私の負った痙縮マヒでは、早く足を動かそうとすると筋肉が硬直してしまい、
かえって歩行運動ができなくなってしまう。
この大いなる矛盾を解決する方法はただ1つ、
ひたすら歩行練習を繰り返すことで痙縮マヒを乗り越える(肉体改造)しかなかった。
歩行練習とは言っているけど、実際は手摺を掴んでの足踏みだ。
足踏みこそ単調な筋肉運動であり、この修練を重ねることにより、筋肉硬直しない身体に作り変えて行く。
で、15年やってきた。
答えはまだ出ていないけど、歩行で硬直する痙縮マヒを乗り越えられる自信は得た。
『ゆっくり動かせば動くけど、早く動かそうとすると動かない。』は、もう卒業しつつあるのかなと思っている。
今やっている足踏みからは、
『ゆっくりでも早くでも、動く渋さ(抵抗)は変わらない。』に移行しつつあり、
今後はさらなるリハビリを通して、動きの渋さ(抵抗)を限りなく小さくして行くことになると思っている。
なせば成る、為さねば成らぬ何事も!
しかし、抵抗は大きくなります。
でもそれで歩けますから。大した抵抗ではないでしょう。
今は抵抗は気にしないようにしています。
マヒの種類は「弛緩マヒ」もあったような・・
私たちには関係ないようですが・・
私もたんぽぽさんの掲示板に同じような書き込みをしていましたよ。
で、午前中のリハビリが終わってのレスですが、私の肉体改造はたんぽぽさんのアトを負っていたことが判明しました。
倒れた当初は真っ暗闇の手探り状態でしたが、その後脳の可塑化、折りたたみナイフ現象などを通して、
15年間やってきた自己流リハビリに、お陰さまでますます自信を深めましたよ。
私が倒れてから1,2ヶ月は、全身の筋肉は弛緩状態でした。
ですから倒れて半月後に意識回復した時は、全身のどこもピクとも動かなかったけど、
いわゆる弛緩マヒのフニャフニャ蛸状態だったはずです。
意識回復から2週間後くらいに、ベッドをジャッキアップすると、全身がタコのようにずり落ちてきましたから。
仙台の大学病院に転院したあたりから、全身がすごくこわばってきましたね。
私の顔面は、左半分は弛緩マヒだけど、右半分は弛緩と反対の緊縮するマヒです。
でも弛緩マヒと痙縮マヒは、スイッチのオンとオフみたいな関係でしょうから、痙縮に含めて考えれば良いと思いますよ。
私のあとを追ってこられたなんて
言われると私はおもはゆいでが
なんだか嬉しくもあります。
そのとこからもいかに
八兵衛さんの後遺症が大きいかを理解しました。
なかなか実体験で話して頂く人は少ないです。
八兵衛さんのご自身を見つめ、観察され、
ご自身でリハされて経験を話して頂くので
納得できます。
私も発症後、11年目です。八兵衛さんに比べると
甘っちょろい私です。
これからもよろしくお願いします。
との生存証明みたいなブログなので、どうぞお気づかいなくご覧ください。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。