「皆おきろ、クルマに乗れ、これから富士山へ行くぞぉ!」
今から20年前、娘達が小学校1年のある夏の夜のこと。
お銀と娘達を真夜中に起こして、愛車7thスカイラインに乗り込ませ、
夜逃げじゃあるまいに夜中の2時頃、一路富士山に向い世田谷を出発した。
国道20号の調布から中央道に入り河口湖まで行き、
富士山の新5合目を目指して、真っ暗のスバルラインを走った。
出発してから新5合目に着くまでのあいだ、お銀と娘達は後部シートで寄り添いぐっすりと寝ていた。
新5合目には多分3時前に着いたかもしれない、真夜中で飛ばせたハズだから。
夏とはいえ外は肌寒く、まだ夜明け前の真っ暗闇だった。
と思いきやクルマを降りたそこは、天空いっぱいに宝石を散りばめたような星空。
私もお銀も娘達も息を呑み、まさに目を見張るばかり。
それはそれは、満天に輝く星空の大スペクタクルだった。
眠気も寒さも吹っ飛び、生涯忘れられない映像として4人の目に焼きついた。
今から20年前、娘達が小学校1年のある夏の夜のこと。
お銀と娘達を真夜中に起こして、愛車7thスカイラインに乗り込ませ、
夜逃げじゃあるまいに夜中の2時頃、一路富士山に向い世田谷を出発した。
国道20号の調布から中央道に入り河口湖まで行き、
富士山の新5合目を目指して、真っ暗のスバルラインを走った。
出発してから新5合目に着くまでのあいだ、お銀と娘達は後部シートで寄り添いぐっすりと寝ていた。
新5合目には多分3時前に着いたかもしれない、真夜中で飛ばせたハズだから。
夏とはいえ外は肌寒く、まだ夜明け前の真っ暗闇だった。
と思いきやクルマを降りたそこは、天空いっぱいに宝石を散りばめたような星空。
私もお銀も娘達も息を呑み、まさに目を見張るばかり。
それはそれは、満天に輝く星空の大スペクタクルだった。
眠気も寒さも吹っ飛び、生涯忘れられない映像として4人の目に焼きついた。