子育てと学び BY 朝日学習館

子育てや勉強の仕方を読者の皆さんと考えたい。人が幸せになれる子育てを。朝日学習館

rとlの聞き分けと臨界期

2010年02月18日 | 英会話
榊原洋一氏は、著書「子どもの脳の発達臨界期・敏感期」の中で、rとlの聞き分けは、自然のうちに生後6カ月までに終了すると述べた。

しかし、もし人が「人工的な学習」という行為でそれを習得しなければいけないとすると、皆さんご承知のように中学から始める英語の学習のrとlの聞き分けように、困難がある。

赤ちゃんがそのような自然の学習能力を備えているのは、創造主が、「人工的な学習」において困難と思われるものを「自然の学習」において施すためのものであるからだろう。
とすると、「人工的な学習」でなく「自然の学習」の中で施されるものは、他には何があるだろう。

rとlの発音に限らず、空間把握や運動能力や社会性など教育とは、創造主の深淵に素直に見入り耳を傾け、人の無限の可能性を合理的に追求することであろう。

パズル教室は、www.asa-g.net/pazzle.htm

ハワード ガードナーの八つの多重知識論
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子どものなぜなぜ攻撃に応える

2010年02月17日 | 育児
子どもの疑問に便乗しよう

 すべての子どもが持っている幼少期の「なぜなぜ攻撃」は、子どもから親へのプレゼントである。ぼくは、こんなことに興味・関心を持っているから、それでぼくを育ててよ、そんな、メッセージであると思われます。

 これを見逃すと子どもの成長の端緒を見失うことになり、その後の親の提案は、木に竹を接ぐようなことになりかねない。子どものなぜなぜ攻撃にしっかりし応えなければ、子どもは、親への質問を諦め、質問を発しなくなってしまう。

 幼少期に、子どもが向ける興味・関心に便乗し丁寧にお付き合いをしていくことが子どもの成長と学ぶことへの広範な器を準備していくことに違いない。ここでは、まさに便乗という態度が大切。親は子どもほどに豊かに疑問や質問を出すことが出来ないからだ。

親が子どもの提案や質問に応え一緒に成長していく楽しみを分かち合えれば、子育ては、大成功。そんなことが出来れば、子どもは、親の様々な提案に興味・関心を示していくにちがいない。

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将棋を指すようになった年中児

2010年02月16日 | 育児
考える力と図形パズルと算数

平面や立体のパズルをしていて気がつくのは、これらのパズルは、すべて考えること・思考錯誤・気づきにつながっている。だから、常に論理的思考能力が働いていると思われる。パズル歴2年の年中児が、将棋を指すようになったのは、その証と思われる。

片やいわゆる算数は、何を鍛えているのだろう。計算力と何を鍛えているのか。教科書レベルの文章題をこなすとしても、平面や立体のパズルが使う思考力の質と量の総体において大きな差があると思う。

その上パズルは、遊びとして機能し、様々なアナログのボードゲームと同一線上にある。これらを用意周到に活用することは、子どもの考える力の育成の生命線だ。

パズルと算数のバランスよい組み合わせが肝心である。
パズルと言っても何を使うのだろうかとお考えになる方も多くいらっしゃるだろうが、エジソンクラブの平板パズルシリーズと知恵の積木シリーズ、そして諌山メソッドの立体教具シリーズの活用は、豊かな算数力と図形力のために欠かせない。

パズル教室は、www.asa-g.net/pazzle.htm

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パズルと青汁

2010年02月14日 | 育児
パズルは総合力

まずい青汁15年間ファンである。青汁で腸のポリープがなくなって医者が驚いた友人から勧められて以来続けている。私は、二日酔いの予防とお通じのために飲み始めた。効き目はよい。

プラスアルファがある、生徒に「カツラ」といわれている私の髪の毛が多いのも黒いのも青汁のせいではないかと思っている。というのは、私の勧めで青汁を飲み始めた友人の髪の毛の後退が止まり、ボリュームが増えているのを見ているからである。あの「マズイ」と宣伝されている青汁は、飲み始めた友人のどこかに必ずと言っていいほど変化が現れるから興味深い。

いい学習もきっとそんなものだ。鍛える目標と学習がフィットするモノがあるとすれば、それは、まさにサプリメントのような学習だ。成果が見えやすいものは、底が浅い
豊かな学習は、いい青汁のように目的の成果を超えて予想外の箇所に変化が現れるものだ。
水泳を習った子どもが、手首が強くなりバイオリンが上手になった話があるが、いい教育にはそんな側面がある。

接触型の立体パズルの効用は、直接的な目標である「空間把握」を超えている
それは、ハワード ガードナーの八つの多重知識論に照らし合わせると納得できる。

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希望という名のエネルギー

2009年12月02日 | 育児
あきらめないことの素晴らしさ

希望という名のエネルギー

彼をここまで至らしめたもの・・・

御覧ください。
Nick Vujicic - - 希望、勇気と感動の人生 (日本語字幕付き)
http://www.youtube.com/watch?v=135Ch3IVIRQ&feature=related
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発達障害の源流

2009年11月04日 | 育児
発達障害の動物実験

ネコやサルの片目を生後間もないころ実験的に閉じた場合、片方のからの入力が途絶えてしまうために閉じた目からの入力を伝えるシナプスの多くが消失してしまうそうである。脳は、視覚野のシナプスの一部を必要がないと判断したと考えられる。

未来において必要なものは何かそしてその量は、どれくらいが適当かあらかじめ十分に分かっているときは別だが、そうでない場合には、似かよったものをたくさん作っておいて、その後、適当なものを選択するという戦略は、様々なものにおいて有効である。
幼児期における脳の神経回路の形成は、このような戦略を取っているそうである。生まれる環境はある程度予測できるが、完全な予測は不可能であるからである。環境要因による脳細胞の「刈り込み」すなわち「10歳の壁」は、このような流れの中で起こるらしい。

脳は、誕生した子どもに対して、誕生時から様々な可能性を予測して、沢山の脳細胞をもって、選択肢を沢山用意している。しかし、望ましい環境の欠落によって当然刺激されるべき脳細胞が刺激されることがなかった場合に発達障害が発生する可能性がある。残念ながら脳は、脳細胞の剪定という「刈り込み」を受けるしかないのである。また、乳幼児期の雑多な刺激、例えばTVのつけっぱなしなどによる無意味な刺激の継続は、脳の撹乱をもたらし発達障害に至るのではないだろうか。

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ハワード・ガードナー「認知心理学者」の八つの多重知識論

2009年11月02日 | 育児
知性の多重的を意識することが、子どもと向き合う上で必要である。

 人の知性は、以下の八つに分類される。
言語的知性  読むこと話すこと聞くことにより養われる知性
絵画的知性  お絵描きなどによる養われる知性
空間的知性  立体的モノづくりや立体を使った遊びで養われる知性
論理数学的知性 計算や論理的思考などにより養われる知性。
音楽的知性  歌うこと演奏することなどにより養われる知性。
身体運動的知性 体を動かすことにより養われる知性で
「知」「徳」「体」の「体」に対応
社会的知性  団体スポーツや共同学習や他者との遊びなどで養われる知性。
「知」「徳」「体」の「徳」に対応
感情的知性  他者との交流の中で育まれる知性。感情のコントロール「EQ」に対応

これらの知性に加えて、これらの八つの知性をコントロールする知性、「超知性」としての「自我」があるそうである。この自我は、理性・主体性・独創性・創造性に関して中心的な役割を持つそうである。

それから、これらの知性は、多重性をもって成長したり生きたりするそうです。例えば、クラッシックの音楽を聴きながら他の作業をする時は知性を多重的に利用していることになる。また、電車の中で立って本を読む時も様々な知性を利用していることになる。
文武両道という言葉があるが、ドーパミンは、多重知性フレームの中で言語的知性や論理数学的知性などによる「思考」を調節する役割を持っているそうである。ドーパミンが思考と運動の両方に関係するのは奇妙かもしれないが、脳レベルで見ると思考と運動はよく似ていて、どちらも目的に向けて単位的な情報(言葉・概念vs運動情報)を操作して適切な出力をすること本質的な機能としているそうである。

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幾何を突き抜ける幼児期の色板・ブロック遊び

2009年10月24日 | 育児
ブロック遊び・色板遊びで拓く子どもの思考力

 四谷大塚全国統一小学生学力テストで小3年、全国一位、小4年、全国3位を輩出したメソッドに「諌山メソッド」ある。

「諌山メソッド」は、「日本創造力学会」の小林茂広氏を師と仰ぐ諌山静香氏の雌伏20年に渡る研究の成果である。「日本創造力学会」の小林茂広氏は、長年の夢「考える遊び」の論文を世に出された。そして、それを受け継ぐ形で幼児による手指での接触型教具や指導法を具体化されたのが、諌山氏である。

 「諌山メソッド」は、子どもが、色板やブロックを使い楽しく遊びながらいつの間にか面積、体積、形の分割・合成、数の概念を身につけ、「こうでもない」「ああでもない」と試行錯誤することにより脳の働きを活発化し、また根気強さを育み知能を発達させるものである。

諌山メソッドの具体的な特徴は、ペーパーレスであること、色板や立体の教具を利用した図形の授業であることなど、一般的な幼児教室が、文字や数に関心を向けることと対極的な特徴がある。また、子どもの遊び能力にそった完全無学年授業であり、訪問者がご覧になると、兄弟姉妹のブロック遊び・平板遊びに見える。記憶を重要視するような授業はなく、遊ぶこと・考えること・工夫をすることを自然に必要とするものである

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幼小一貫がもたらす成長の豊かさ

2009年10月15日 | 育児
幼児期の成長密度は、格段に濃い!

幼児期の学びは、臨界期前の学びであり、
中学生の学びは、臨界期後の学びである。

幼児期の学びは、能力開発につながり、
中学生の学びは、学力向上につながる。

幼児期の学びは、あまねく身につく。
家庭での丁寧な拡大系の会話は最高の知の滋養である。
また、家庭での甘味と少しの塩味は、豊かな情操教育の源である。

世に言われている「10歳の壁」とは、臨界期後の学習の困難さをさす。脳は、凡そ10歳までに利用されなかった脳細胞を離脱させるという。反対に10歳までに利用した脳細胞を発達させるという。臨界期が求めるものは、それ以前における、知・徳・体への好ましい刺激ではないか。

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市場は、教育・医療・国家の統治機構まで制覇する

2009年09月20日 | 教育
市場は、限界、活動範囲の棲み分け、休戦という概念を受け入れない。市場は国家と和平協定を調印することはなく、国家が専門能力を発揮することも許さないであろう。市場はまもなく全ての公共サービスに職種を伸ばし、国家の最後の特権である統治権までも各国政府からも奪う。
おもに公共機関によって供給されている教育・医療・国家の統治権に関連するサービスは、完全に公共サービスではなくなる。・・中略・・こうした時間もマネーも要するサービスは、これまでの他のサービスと同様に、産業的に大量生産されるモノで代替される。
以上は、ジャック・アタリ著の21世紀の歴史からの抜粋である。

 アメリカでは、戦争の一部を民間企業が担当し、オバマ大統領が復活を考えている保険制度は、規制緩和と市場化の中で国家が放り出したモノである。
 日本でも、杉並区の和田中においては、学校の仕事を一部民間が担うようになり、F書店は、学校の心臓部まで触手を伸ばしている。

 減税の見返りの民営化は、国家部門を民間に手渡すものである。ジャック・アタリ氏の予測がアタリでないことを望むが、NYの「バブルの敵をバブルで討つ」ような動きを見ていると市場という猛獣が勝利するのではないかと思われる。G20の金融機関の「高額ボーナス」規制は、健全な経済運営のために欠かせない。

 健全な社会を考える上で前提として共生重視なのか自由重視なのかスタートラインが問われている。未来は共生対自然状態の市場(猛獣)との戦いである。格差を容認する英米型を採るか共生型のオランダ・フィンランド型を取るか。人の人たるゆえんは、共生。そして、また、人の人たるゆえんは、資本主義の根幹であるモノ・カネの取り扱い方でありそれが、北欧型か英米型かを決めるのだろう。

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21世紀の歴史――未来の人類から見た世界
ジャック・アタリ
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