ボランティアグループきずな活動BLOG

東日本太平洋沖大震災復旧・復興ボランティアグループ「きずな」の活動ブログです。

復興支援アンテナショップ商品の紹介です!part3

2012-02-24 12:02:23 | アンテナショップ

前回紹介しました、東日本大震災の復興支援商品の紹介の続きです!

 

9、onagawa fish

製造元 小さな復興プロジェクト     値段 ¥1200

販売方法 【即販売】らいとぴあ1Fまでお声かけください。

onagawa fish とは、女川町のスタッフが手作業でつくっている木製キーホルダーです。

これはいつも身につけてもらえるキーホルダーにすることで、自然災害への意識を

高めてもらうことを目的としています。

 

10、iPhoneケース

製造元 タイヨウプロジェクト     値段¥2940

販売方法 ネットショップ http://desigingarden.jp/ableart/

タイヨウプロジェクトとは、障がいのある人のアートの力で、被災地の障外のある人の

「しごと」の復興を支援するためのものです。対応機種はiPhone4/4Sで、人々をあたたかく

包みこむ太陽がモチーフにされていてかわいらしいデザインとなっています。

 

11、きせかえ紙

製造元 タイヨウプロジェクト     値段¥525

販売方法 ネットショップ http://desigingarden.jp/ableart/

iPhone4ケース内に入れ替えできる、専用のきせかえ紙です。種類もさまざまで、

数多くのデザインの中からお気に入りが選べます。またこの収益も、被災地の障がいの

ある人の仕事をつくるために使われます。

 


復興支援アンテナショップ商品の紹介です!part2

2012-02-21 12:28:57 | アンテナショップ

 

前回の復興支援商品の続きを紹介させていただきます。

 

5、アクリルたわし

製造元 しゃねっちゃ     値段¥300

販売方法 [即発売] らいとぴあ1Fまでお声かけ下さい。

同じく「しゃねっちゃ」のアクリルたわしです。果物、猫の手、ドーナツ、花など、

さまざまな形があり、とてもかわいらしいデザインとなっています。しゃねっちゃのキャラクター

である「しゃねっちゃばぁちゃん」の袋も好評です。

 

6、前掛けエプロン

製造元 GAMBAARE株式会社     値段¥2500

販売方法 ネットショップ http://www.rakuten.co.jp/ganbaare/

 

気仙沼の復興のために、最初に立ち上げられたGAMBAARE株式会社がつくる、

伝統的な漁師の帆前掛けをモチーフにした前掛けエプロンで、男性、女性に

かかわらず好評です。この収益はすべて震災の義援金になります。

 

7、エコバッグ(大、小)

製造元 GAMBAARE株式会社     値段 大¥4500  小¥3500

販売方法 ネットショップ http://www.rakuten.co.jp/ganbaare/

 

 

8、缶バッジセット

製造元 GAMBAARE株式会社     値段 ¥1000

販売方法 ネットショップ http://www.rakuten.co.jp/ganbaare/

 

GAMBAAREのつくる、6点セットのお洒落な缶バッジです。イラストレーター、グラフィックデザイナー

である黒田征太郎さんのかわいらしいイラストが描かれています。とてもかわいいと、若い女性に

評判の商品です。

     

 

 

 


復興支援アンテナショップ商品の紹介です!

2012-02-17 13:05:31 | アンテナショップ

らいとぴあ21の1階に展示されている、東日本大震災の復興を支援する

商品です!展示されている11種類の商品のうち、まずは4つの商品を

紹介させていただきます。

 

1、鹿角ネックレス

製造元 OCICA     値段 ¥2800

購入方法 【ネットショップ】http://www.sotokotoshop.net/item/ocica.html

これはインディアンにつたわる、ドリームキャッチャー型ネックレスをモチーフにしたアクセサリーです。石巻市牡鹿半島の漁村のお母さんたちが再生を応援するためにつくったアクセサリーで、水難のお守りである鹿角と、漁師たちのシンボル、魚網の補修糸をつないだチャームになっています。持ち主と作り手の夢を叶えるお守りで、1つ1つ丁寧に手づくりされています。

 

2、魚網ミサンガ

製造元 マーマメイド     値段 ¥1000

【即・販売】らいとぴあ21の1F受付までお声かけください。

牡鹿半島の漁村のお母さんたち、通称”マーマメイド”がつくるカラフルな魚網100%ミサンガには、復興への願いがこめられています。その収益は全部お母さんたちに届けられ、次の仕事をつくるために使われます。

 

3、エプロン

製造元 しゃねっちゃ     値段 ¥2000

【即・販売】らいとぴあ21の1F受付までお声かけください。

宮城県南三陸町の被災女性たちの仕事を増やすのための宮城復興地域ブランド、「しゃねっちゃ」の手づくりエプロンです。支援物資の布を使用してつくられているので、柄はさまざまな種類のものがあります。

 

4、ティッシュカバー

製造元 しゃねっちゃ     値段 ¥100

【即・販売】らいとぴあ21の1F受付までお声かけください。

同じく「しゃねっちゃ」のティッシュカバーです。収益はすべてチームの活動費、物資購入、炊き出しなどに使われます。和柄、洋柄があり、生地は支援物資の布を使っているので、注文の際にご確認ください。

 


大槌町・健康サポートセンター

2012-02-16 09:19:15 | 現地滞在

こんにちはー。
大阪に帰ってきました、ミホです。
行っている間には結局このブログも一度しか更新できず・・。
なので向こうで見聞きしてきた内容を少しずつUPしていきたいと思います。

帰阪3日ほど前に石巻から北上し、岩手県の大槌町まで行ってきました。
石巻から南三陸町を経て、気仙沼、釜石、大槌と上がったわけですが
石巻市街地周辺とはまた違う被害状況が眼前に広がっていました。



ほとんどが流されてしまい、がれきの山、かろうじて残された骨組みだけの建物、家々…があたり一面に広がっていました。
そこに確かにあったであろう生活の息吹は、今はたくさんの重機たちが忙しそうに動いている風景に変わっていました。
それまでの日程でお話を聞かせて頂いた、家を流された方、仕事道具一式を 失った方、
流された大漁旗の話を聞かせてくれた方、モノだけではなく大切な何かを失ってしまった方たち…。
たくさんの方の顔が何度も脳裏に浮かびました。
言葉ではうまく言えませんが、なんとも言えない、 だけど「こういうことやんな」と
自分の中の深いところに入っていくような気もしました。すみません、よくわからないですね。

そうやっていろんなことへ気持ちがぐるぐるしながらも、車を走らせて大槌町まで
やってきました。 今回の震災で大槌町も壊滅的な被害を受け、町長が亡くなられたこともあり
メディアでも大きく取り上げられた町です。

この町には、昨年6月に北芝からもメンバーが訪れており(その時の記事→http://blog.goo.ne.jp/kizuna2011/e/9291702ab9a3d0b6e5f9e3ff8c3ef4e1
この記事にも書いてあった、地元の鍼灸師さんと大槌町が地元であるAMDAのメンバー
などが中心となってできた「健康サポートセンター」に行ってきました。



6月の時点で、落ち着いて鍼灸を施せる拠点、また地域の住民さんが気軽に集まれる
拠点も兼ねた場所が欲しい、といった段階だったのですが、そこから住民の方やこの鍼灸師さん、
AMDAのメンバーなどがたくさんの議論の場を重ね、昨年12月に誕生した場所です。


鍼灸室。

建設は地元の大工さんや職人さんが担い、また 節々で地元住民の方が手伝ったり、
ごはんの振る舞いや開所式ではたくさんの方が足を運んだりして、 この場所が作られていく過程の中で、
ほんとにたくさんの方の想いや行動が重ねられていることが伺えました。





この日も、ここを活動の拠点としている地元の高校生たちが周辺にある仮設住宅をまわり、
バレンタインのチョコレートを配っていたり、午後もひっきりなしに地元の方が顔をのぞかせていました。
(お話しに来たり、薪ストーブの薪を持ってきてくれたり、犬の散歩の途中の方がふらっと寄ったり。)

仮設住宅の中にある集会所や談話室は、やっぱりそこの仮設に住む方々が 
中心となって利用されるので、こういったどこにも属さない、地域に根ざした場
があるということは、仮設の方も、自宅に住んでいる方も、様々な方が気軽に
足を運ぶことができるそうです。

この仮設建物は、将来的に利用目的が変わったり、利用する場所が変わっても、
多用途に活用できるように作られた「恒久型仮設」で、移動、増殖していくことも
可能なんですって。すごい!
ちなみに暖は薪ストーブで、トイレはバイオトイレ!(まったくの無臭でした)素敵です。

鍼灸室の横には団らんできるコミュニティスペースがあるのですが、
このコミュニティスペースでは、ボックス型のチャレンジショップがあったり、
住民さんの得意分野を活かしたさまざまな教室や会が生まれているそうです。








それぞれがやりたいこと、できること、持っているすばらしいこと、が集まるような場所にしたい、
とおっしゃっていたのが印象に残っています。

サポートしているグループが民間ということもあり、こういった柔軟な動きがつくりやすいのは
確かですが、こうやって住民の方が参加型で関わり、自分たちの「場」を作り上げていくような
プロセスや、こういった取り組みが少しずつ広がっていくといいなぁ、と思いました。


▼健康サポートセンターBLOG
http://amdakensapo.blog.fc2.com/


銀世界の石巻より

2012-02-05 22:24:07 | 現地滞在
1月末から石巻に来ています、ミホです。

着いたその日からこちらの人もびっくりするような大雪が降り続けて、
「雪さ、かついできたか?」と言われるほどです。



この寒さのせいで、かなりの仮設住宅で水道管が凍ってしまい、料理もできずトイレもお風呂も
使えない方がたくさんいます。
業者さんが全く足りていない状態で、「いつになるか分からない」と言われているところもまだまだ
あるようです。わたしが宿泊させてもらっている仮設の拠点にも、数日前から水道凍結した
近所の仮設住宅の方が滞在されています。
ほかにも、仮設住宅の中にある集会所にお風呂があればそこを開放していたり、とりあえず料理やトイレ用に
ポリ缶でお水がたくさん配られています。早く収束して、温かいお風呂に入れるようになってほしいです。


風除室。申請してもなかなか取り付けられないところ、すぐに対応するところ、それもバラバラ。

いろいろと仮設住宅をまわってお話を聞いていると、当たり前ですが本当にそれぞれの仮設ごとに
カラーがあって、住民さんの自主的な活動、外部からの支援の入り方などもさまざまだなぁと感じます。

自治会や班をつくって組織的に機能しているところや、一方では昨日自治会長に任命されたけど、
回覧板をどう回したらいいか分からない、というところもあります。
まだ自治会が組織されていないところには、行政のほうから自治会を結成するよう、
最近はかなり勧められているようです。
また、ほとんどの仮設に備え付けらている集会所についても、活用するよう促しがあるようです。
組織化されて、行政とのやりとりや住民間での伝達がスムーズにいっていたり、集会所をうまく活用し、
居場所になっている所もある一方で、これらが目的化され、自治会つくればいい、集会所つかえばいい、
といった感じで形骸化してしまい、本来の地域の居場所機能や、見守りの意味などが見えなくなって
しまっているところがあるのも事実です。
顔の見える関係づくりや、たとえ仮の住まいでも安心して生活できるってどういうことなんかな?
その意味をわたしも考えさせられています。

いろんな話や情報が入ってきていて、頭が混乱気味、うまくまとまりませんが、今日はこのへんでー。



おらの癒し。