今、日本の競馬界には、非常に注目されている一頭の3歳馬がいます。
彼の名は
カジノドライヴ
2歳上の兄は、ジャジルという名で、2006年にアメリカの3冠レース最終戦のベルモントステークスを勝っています。
そして
1歳上の姉は、ラグストゥリッチズという名で、昨年2007年のベルモントステークスを、牝馬として102年振りに制しました。
それらの弟が、カジノドライヴ。
わかりますよね？
彼には、兄（姉）弟でのベルモントステークス3連覇の夢がかかっているのです。
兄姉と異なり、カジノドライヴは日本の馬主に購入され、名門藤澤厩舎に所属。
デビューは、今年2月23日の京都競馬ダート1800m。
武豊を背に、2着に2秒3差をつける大差勝ち。（通常、1馬身差は0.2秒差と言われています）
デビュー前から、アメリカのGⅠを目標にされていた彼の2戦目には、アメリカのGⅡという舞台が用意されました。
それが、昨日行われたベルモントステークスのトライアル戦
彼は、並み居るアメリカの強豪馬を寄せ付けず圧勝。
正直、驚きました。
次は、兄（姉）弟の夢、日本の夢がかかる本番
ベルモントステークス。
6月7日に行われます。
鞍上は武豊。
日本競馬界悲願の、アメリカGⅠ制覇。
今回の彼のトライアル勝利は
その夢が叶うのではという期待を抱かせる
貴重な勝利でした！