おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

「在宅医療サポート介護支援専門員研修」から帰宅。                  【ガチョウ】

2009年11月29日 | 研修 ・ セミナー
 今日は、在宅医療サポート介護支援専門員研修に行ってきた。

場所は、日本経済新聞社の日経ホール。駅から遠く不便だ。

また飲食店は、ビジネスマンを相手にしているので、今日は休みばっかり。

スタバ・セブンイレブンなど地下の飲食店が全部休み。

さすが経済的合理性というか、合理的経済は素晴らしい。

まぁ、ケアマネはビジネスマンと呼べないので仕方ない。


 さて、内容はとても良かった。

東京都の介護保険課長(女性)は、東京人民の今後の課題や人口推移などを話す。

その後の医師の話も分かりやすく、興味を引くもので内容が濃かった。

久しぶりの中身のある講義だったような気がする。

高齢介護に携わる人って。。。。。。       【ガチョウ】

2009年11月27日 | 介護 ・ 福祉
 これから続く高齢時代、自分年金は本当に必要不可欠ですね!
ものすごく画期的な発明や素晴らしい政策が無ければ、今後の年金制度はプラスには転じないでしょう!むしろ支給額が減額されたり、支給年齢が引き上げられたりする現実がまだまだあります。

 今日もドバイ・ショックがありました。三菱UFJやその他メガバンクが大型増資を企んでいたので、おかしいと思っていました。これを睨んでの動きだったのでしょうか。更に円高も進み、輸出に関わる産業も大きな打撃を受けてきます。

 政府のデフレ宣言もありましたが、政府が宣言しなくても分かります。日銀なんて、デフレを認めたくないから、デフレの定義がまだ無いと屁理屈をこねていました。でも国の検定をパスした教科書でデフレを教わりました。デフレですから、ほぼ全ての産業で悪影響が出てきます。

 JALもダメ、銀行もダメ、トヨタもダメです。
百貨店・スーパー・コンビニもダメです。牛丼も再び安値競争が始まりました。
我々の高齢介護の業態は、もともとダメです。

 あるじゃありませんか!介護していて、ありがとうって言われる時が嬉しいと。
でも、介護に限らずどの仕事でも、ありがとうって言われれば嬉しいのです。
感謝する気持ちや心は大切ですが、介護の仕事とありがとうの発想は短絡的です。

 ありがた迷惑もありますし、自分の行為に酔っている場合じゃありません。
高齢介護の従事者は、なぜか自分の老後を忘れています。考えていない人も多いです。若い従事者は、まだ自分の老後が見えていません。当たり前と言えばその通り。

 人によって準備しておくべき金額は違いますが、自分の受給できる公的年金額、退職金の予定額をまず試算し、自分でいくらの貯蓄が必要を知ることです。定期的にキャッシュが入ってくる仕組みを作れているかということを考える必要があります。しかし、老後の資金を貯蓄するだけの人生はつまらないです。一度しか無い人生ですから楽しみましょう!

 今がツマラナカッタラ、老後もツマラナイでしょう!
今が楽しくなかったら、老後はもっと楽しく無いでしょう。
若い時のハチャメチャも、老後になれば思い出です。

 金が値上がりしていますが、金鉱山で金を掘り当てるのもいいですが、一番潤ったのは、金を掘る道具を供給していた会社です。

 暗いムードが漂ってきましたが、世の中は何とかなるものです。
絞り込んで過ごすツマラナイ生活よりも、豊かな発想です。
発想しだいでは、豊かになれることがあります。(精神的なものですが!)
でも、経済的にも豊かにつながってくるものです。(確立は低いですが!)





明治座12月公演、『 最後の忠臣蔵 』のチケットをゲット!      【ガチョウ】

2009年11月27日 | 映画 ・ ドラマ ・ 観劇
 今月は、明治座で森光子も特別出演している『晩秋』を見に行きましたが、12月公演は、西郷輝彦と中村梅雀出演の『 最後の忠臣蔵 』です。

 これも見に行きたいなぁと、つぶやいていたらチケットを手配してくれた人がいました。本当に厚く御礼申し上げます。しかも無料で、1階の正面18列のペアチケットです。

 ただ、日程的にきついですが、何とか調整して行きたいと思います。この歳になると、オヤジ臭くなりますね!もちろん、加齢臭ではありませんが!

 内容は、300年以上の話ですが、歴史と時代背景を感じます。
今から300年後は、何を語られるんでしょうね!

 こんな感じですか?
昔の高級官僚は、天下りという悪仕掛けを作り、公金を合法的に懐に入れていたんだよ。公務員が仕事上で失策をしても責任の所在も不明で、クビになることはなかったんだよ!

 へえぇ! 首の価値が全然違うんだね!

 

 

あさってから、「在宅医療サポート介護支援専門員研修」      【ガチョウ】

2009年11月27日 | 雑感
 明日は、2週間ぶりの休みで嬉しいです。今月は4日しか休めません。
明後日からは、「在宅医療サポート介護支援専門員研修」の研修が始まります。公的研修の受講生は、超久しぶりです。

 他業種のセミナーは、参加者が真剣に聴いていますが、ケアマネを始めとした福祉系の公的研修は、ただそこに居るだけの人も多いですね。

 理由は、福祉系の仕事の人ならお分かりでしょう!
そうです。そういうことですね!

 でもワタクシ、真剣に真面目に受講してきます。

本日発売! STREET VWs VOL..72  【ガチョウ】

2009年11月27日 | 自動車 ・ バイク
STREET VWs (ストリートフォルクスワーゲンズ) 2010年 01月号 [雑誌]

内外出版社

このアイテムの詳細を見る


 今回のSTREET VWs VOL.72は、世界中から厳選されたカスタムTYPE-2 BUSが特集されています。SUBARUのエンジンを搭載した250HPを誇る水冷仕様のアーリーバスや30年前にVW社で開発されていた電気自動車モデルのレイトバス、バーンドア時代から存在していたWestfariaキャンパー、レースカーを運ぶトランポ仕様に改良されてしまったシングルピックモデルなど、斬新なアイディアとハイレベルな加工技術により仕上げられたTYPE-2はどれも見逃せませんね!
また、FLAT4に入庫した極上コンディションの'67 TYPE-1 European Modelディテール紹介やボルトオンでドレスアップが可能なオススメアイテム8選の取り付け方法とビフォーアフターを紹介されています。カスタムの参考にしませう!
 そして、2009年夏から秋にかけて全国で開催された数多くのVWイベントがオールフルカラーでレポートされており、全国各地のショーカーVWやイベントの様子が伝わってきて、見応え十分のお勧めの一冊です。


ついにダウン1歩手前か?        【ガチョウ】

2009年11月26日 | その他
 今日は体調が悪いです。体内で悪さをしているVirusがいる感じです。

朝からビンビンの8連発のくしゃみ。

鼻づまりも激しく、くしゃみ後は私のデリケートな部分から鼻水が垂れてきます。

暖房嫌いなワタクシは薄着で過ごすことも多く、それが原因かもしれません。

また薬嫌いのワタクシですが、仕方が無いので薬局で恥ずかしながら買っちゃいました。

小林薬品工業の鼻炎カプセルLP(持続性) 980円です。

早速、2錠ほどペプシNEXと一緒に服用してみましたが、即効性もありすごいです。

また、持続性もありまして、効きっぱなしでこっちもすごいです。

薬局で即効性と持続性のあるクスリ、恥ずかしかったけど買って正解。

男は、やっぱり即効性と持続性ですね! 鼻水が止まって最高に気持ちいいです。

最後に吐きそうになり、衝撃を受けてしまいました。

2009年11月24日 | その他
 今日一日は、特別な日だった。

通勤時間の8時に16台の白バイとすれ違った。

警視庁の第9交通機動隊の白バイの集団である。

最初に2台。こんな時間にもう走っているの? と思っていたら、また2台。

次に4台の小集団とすれ違い。今度はスズキのGSF1200Pもいた。

でも、ほとんどがホンダVFR800Pである。

最近は、VFR750Pもあまり見なくなった。

ヤマハのFZ750Pは完全に見ないけど、絶滅したのかな???

1回だけ、最新のホンダCB1300Pを見たことがある。

そして、4台がまた続き、最後にまた4台と合計16台も白バイ見る。

 その後、仕事が始まり街中を移動中に、ワーゲンバス風の軽自動車。

昼休みには、明治座の12月公演の『最後の忠臣蔵』のチケットが届いた。

いつもは、前から2列や3列目。今回は1階正面18列だった。

 午後は、クライアント家族との不動産談義が楽しかった。

夕方、連休に旅行に出掛けた職員から秋刀魚とイカの新鮮なお土産を頂く。

仕事後は、西武線の拝島駅まで遠征し、わざわざコーヒー飲みに行っていました。

ワーゲンバスのケータリングの移動カフェです。

たこ焼きとコーヒー2杯で900円ですが、40分もオーナーとワーゲン談義。

私にとって最高な時間です。新橋のお父さんのチョイと一杯風です。

自宅に戻り、直ぐには明日の子供の社会科見学の弁当のおかずを買いに行きます。

大型ショッピングモールには、茶色のタイプⅠ(ビートル)が止まっております。


 でも先ほど、この時間になってから衝撃を受けて吐きそうになった。

民主党・東アジア共同体・外国人参政権ってスゴイことなんですね!

吐きそうになるメルマガです。衝撃的な内容です。

 

今日の相談援助。。。。。。。。     【ガチョウ】

2009年11月24日 | ケアマネジャー
 今日は、大地主様から今後の介護のことで相談がありました。でも介護の相談は、数分で終了してしまいまして、地べたの話や上モノの話に発展です。つまり不動産投資(仕入れ・建築・管理・収益戦略などなど)ですが、大地主さんでも困りごと多数あります。

 指定されたファミレスに恐縮しながら到着です。私のことも気になったらしく、生年月日や介護業界に入ったきっかけまで、先日ですが事前に質問されておりました。

 不動産投資のうんちくには興味がありまして、熱心に話を聞かせていただきました。参考になることもたくさんあります。でも自分の考えている手法とは違います。大地主様の投資スタイルは、地べたから新築で建築し収益を上げることでした。

 私も不動産投資の本は100冊以上読み込んでいますので、ケアマネジャーの低所得ぶりを話ししながら、買えない理想論を展開しました。

 それは、中古を土地値で買うことです。ボロいけど収益を上げれそうな物件力にすることです。しかし、新築も中古も共通事項がたくさんありまして、盛り上がってしまいました。ファミレスで3時間も話し込んでしまいました。

 最後に、マンション経営で利益を上げても税金で持っていかれるので、節税対策というか利益の圧縮をしたいからRCのマンション1棟をベラボーに安いビックリする価格で買ってくれと言われませんでした。

 でも、言われたことがたくさんありました。資産家には方位や占いを信じる方が多いです。歴代の総理大臣も占いに頼っていたり方位を気にしていた逸話もあります。

 私の素晴らしい属性(個人情報)を事前に質問されておりましたので、惜しみなく話してあります。どうやら占いに当てはめてくれたようでした。

 なんでも、趣味で占いに凝っており、有名人の幸・不幸も当てはまっていることが多いそうです。ワタクシの今後の人生も、この方の趣味の実験材料にさせていただきました。

 ワタクシの今後は絶好調らしいです。平成22年から24までは、とても素晴らしくてバラ色になる人生が訪れるらしいです。しかし、これは努力しだいとのこと。運気上昇の絶頂期に入るから助言されてしまいました。

 ワタクシ、非科学的な話しは好きではありません。しかし、夢や寝言と男の股間やロマンは大好きです。今日から、この根拠無き物語(Non Evidence Based Story)を最大限信じることを決定させていただきました。
【NEBS(Evidence Based Story)は、登録商標申請予定】



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08年度高齢者虐待状況 相談・通報者の4割がケアマネジャー

2009年11月24日 | 介護 ・ 福祉
 厚労省は11月20日、2008年度の高齢者虐待防止や高齢者の養護者に対する支援について、都道府県と全市町村の調査結果を発表した。

 高齢者虐待防止法も施行3年目となり、虐待について事業者や住人の理解が進んだことによって、市町村などへの相談や通報の件数が増加している。要介護施設従業者による虐待の相談や通報は前年度より72件増加して451件あったが、これに伴い、市町村が対応した件数も増え、前年度から8件増加して70件となっている。

 虐待の事実が認められた施設は、「認知症対応型共同生活介護」31.4%、「特別養護老人ホーム」30.0%、「介護老人保健施設」15.7%の順。施設従事者による虐待の種類は身体的虐待が74.3%、心理的虐待が30.0%であり、介護放棄も5.7%あった。虐待される高齢者は女性が70.2%を占め、年齢は80歳代が54.8%。要介護度は3以上が67.2%を占めた。市町村は施設への指導、改善計画の提出や改善勧告を行っている。

 養護者による虐待は、相談や通報が21,692件あり、前年度より1,721件(8.6%)増加した。相談や通報をする人はケアマネジャーが43.8%と最も多く、2位の「家族や親族」(13.3%)を大きくリードしており、高齢者の異変を敏感に察知し、虐待を生じさせる閉塞的な人間関係に対する外部からの橋渡しとしての役割が期待される。調査の結果、虐待があったと判断された事例は14,889件で、前年度より1,616件(12.2%)の増加だった。

 養護者による虐待は身体的虐待は63.6%、心理的虐待が38.0%であり、介護放棄も27.0%ある。被虐待高齢者はやはり女性が77.8%と大多数を占め、年齢も80歳代が41.7%と半数近くに上った。要介護度を見ると3が21.5%、2が19.5%とほぼ同じ割合だったが、認知症日常生活自立度では2以上の人が45.1%と半数近くを占めていた。

 虐待者と同居しているケースが86.0%あり、世帯構成は「未婚の子と同一世帯」が35.6%で最多、既婚の子を合わせると63.0%が子との同居世帯だった。続柄では「息子」(40.2%)、「夫」(17.3%)、「娘」15.1%と続く。親や妻を介護する立場になり、人の世話や家事をすることに慣れない男性が介護ストレスに追い詰められる問題が近年クローズアップされているが、虐待者の続柄が「息子」「夫」で6割近くを占める状況にいまだ変化はない。

 市町村の対応は、虐待者からの分離が3割の事例で行われ、分離には介護保険サービスの利用や一時入院といった手段がおもに取られた。分離しない事例では、養護者に対する助言指導やケアプランの見直しなどを行っている。そのほか、介護を苦にしての心中(2件)や虐待がエスカレートしての殺人(10件)など、痛ましい事例は市町村が把握しているだけで24件に上った。

◎厚生労働省 報道発表資料



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介護のアンチテーゼを考える。

2009年11月23日 | 介護 ・ 福祉
 今日は、介護のアンチテーゼを考えてみた。

その答えは、介護(カイゴ)に対峙して、誤解(ゴカイ)である。

こんなくだらない反対命題、反定立を書いていたら誰も相手にしないかも。。。。

でも介護のアンチテーゼは、誤解していることがたくさんあります。

定説や定立すら疑問があるし、それなりに根拠があっても受け入れられていない。

EBC(Evidence Based Care)なんて、無いのかもしれない。

【EBC(Evidence Based Care)は、登録商標申請予定】





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おもしろケアマネ共同ツイッター開始!

2009年11月23日 | その他
 良く分かんない流行のツイッター。

これからのコミュニケーション・ツールになるらしい。

どんなものだか、少しづつやってみよう!

もちろん、今朝の会議でアヒル師と共同ツイッターにしました。

これが私たちのツイッターです! 


 まだまだ、好きなユーザー名が比較的簡単に取れますね。

ユーザー名は、kaigohoken ですが、このユーザー名に空きがあるとは凄い。

さすが、流行の先端を行く私たちであります!!!

パスワードは、もちろん内緒です。

ガチョウとアヒル師しか知りません。(ブログと同じ)

今後、ツイッター時代がくるかもしれないので、2人で突っ走ります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。




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デイサービス送迎事故で高齢者3人死亡――和歌山県

2009年11月20日 | ニュース ・ 新聞
 株式会社ニチイ学館が運営するデイサービスセンター「ニチイケアセンター紀北」(和歌山県橋本市)で11月19日、送迎用車両が事故を起こし、同乗していた高齢者3人(男性2名、女性1名)が死亡した。

 事故は19日の午後4時25分ごろデイサービスセンターでの帰りの送迎中に発生。運転者である同事業所のパート従業員千葉加奈子さん(28)が、利用者である杉本輝次さん(80)、里神昌雄さん(92)、岡野久子さん(82)3人を乗せた軽自動車で送迎していたところガードレールに衝突。3人は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。運転していた千葉さんも手を骨折する重傷。

 ニチイ学館は「このような事故を二度と起こすことの無いよう、介護サービス車両での送迎について職員に対する教育を徹底する」とのリリースを発表している。




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東京都、非医療系ケアマネに「在宅医療サポート介護支援専門員研修」

2009年11月18日 | ケアマネジャー
 東京都では医療系資格を持たないケアマネ対象に、平成21~23年度の3年間で「在宅医療サポート介護支援専門員研修」を実施する。委託先は、東京都介護支援専門員研究協議会(CMAT)。
同研修は、医師・看護師・薬剤師等との連携に必要な医療知識を得て、医療サービスを含めた適切なケアマネジメントの充実を図り、利用者の自立支援に資することを目的として、今年度から東京都が独自に始める新事業だ。

 対象となるのは、医療系資格(※)をもたない、居宅介護支援事業所に常勤専従するケアマネジャー。

 受講はCMATに直接ではなく、各区市町村を通じて申し込み、推薦を受けた人の中から東京都が決定する。実務経験3年以上、常勤ケアマネが3人以上いる事業所が優先、1事業所につきなど1名までなど今年度は諸条件があったものの、平成21年度分については10月に受講生400名がすでに決定した。研修の費用は東京都が負担するため無料。

 研修は11月29日~3月8日までの間で9日間、47時間に及ぶ。
担当講師は医師、歯科医師、看護師、薬剤師、MSW、医療系ケアマネ、自治体職員など。グリーフケアの講義には、上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケン氏が登壇する。
介護に必要な医療(補助)行為、薬やリハビリへの理解といった基礎的講義のほかにも、

・医療保険と介護保険の双方にまたがる、訪問看護の役割
・生活機能維持改善からの地域リハビリ利用、脳卒中連携パス等の効果
・介護療養施設の廃止、介護支援専門員の基礎資格の動向
・認知症やがんなど病態別のアセスメント、ケアプラン作成(演習形式)
・終末期のプラン、家族やサービス事業者との連携手法
・回復期病院から在宅に戻る際の退院時カンファレンス(ロールプレイ含む)

といった、より深いスキル習得のカリキュラムが用意されている。

 全課目を修了した者は「在宅医療サポート介護支援専門員研修修了証書」が交付され、これをもとに都内の区市町村・地区医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護協会等との情報共有が始まる見込みだ。

※医療系資格の範囲
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、栄養士(管理栄養士)、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師。

■問い合わせ先
NPO法人東京都介護支援専門員研究協議会
http://cmat.jp/
東京都福祉保健局・高齢社会対策部




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生活保護受給者の医療費確認のため、医療扶助見直しへ--行政刷新会議

2009年11月18日 | 医療 ・ 看護
 内閣府は11月16日、行政刷新会議おいて厚生労働省の事業見直しを行い、生活保護費等負担金(医療扶助の不正請求対策)のコメントを発表した。
発表によると、医療扶助について第2ワーキングチームの結論として「見直しを行う」こととなった。具体的には、レセプトの点検を外部委託とすることで点検の強化を図ることと、外部委託のコストを引き下げつつ、予算を少なくとも20%増額するという意見もあった。

他にも、「財産権への立ち入りや警察機能を福祉事務所が持てるなど権限強化」についての言及や、「委託の工夫が足りない。すべて外部委託すべき。生活扶助基準を最終消費支出並みに引き下げるべき」といった意見もあり、予算を増大してでも生活保護医療費の適正化を検証し、全体で取り組むべきとしている。

【第2ワーキングチーム コメント概要】
■評価内訳
 廃止:0名
 自治体・民間:0名
 見直しを行わない:0名
 見直しを行う:10名

■対策内容
 ・レセプト点検を外部委託し、過剰・長期診療や不正請求の点検を強化 10名
 ・その他 4名

■問い合わせ
内閣府行政刷新会議事務局
〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号:03-5253-2111(大代表)




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ケアマネ現任・更新研修、予算額が半額に――行政刷新会議

2009年11月18日 | ケアマネジャー
 介護労働安定センターは11月16日、介護事業者支援セミナーを開催し、介護報酬改定から半年経過した事業経営について淑徳大学准教授の結城康博氏が講演した。
1時間遅刻して登壇した結城氏は、政府の行政刷新会議を傍聴していたためと参加者に詫び、国の予算や制度から無駄なものを見直す事業仕分けの介護分野についての報告を土産話に語った。

 結城氏によるとケアマネジャーの現任・更新研修を行う「介護支援専門員資質向上事業」は、2010年度予算で半額に削られる。地域包括支援センター職員への研修事業である「介護サービス適正実施指導事業」も同様に予算額を半分に削り、実施主体は自治体となることが同会議の評価者から告げられた。介護支援専門員の研修については、都道府県によって受講料にバラつきがあることなどが批判されたという。

 予算削減を巡る両者のしのぎ合いを目にした結城氏は「行政刷新会議には強制力はないので実際にこの内容が確定するかは不明」としながらも「宮島老健局長も土生振興課課長も、もっと評価者たちに論理的な説明で反論できるように綿密な作戦を立てたらどうか」とコメントした。




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