「ぶきっちょ」の貴族ではない独身の日々

地方在住、独身男の日記。趣味はクルマ、バイク、アイドル、腕時計など。HN「ぶきっちょ」。

読書録

2017-03-07 00:59:24 | 日記
自分は、漫画家の小林よしのりのファンで、新刊が出たら、なるべく買って読んでいます。

自分と同世代の男性の方(30代後半)なら、「おぼっちゃまくん」ってご存知かと思います。あれの作者なんですよね、小林よしのり。ち○ことかう○ことか、男子小学生が好きそうなお下品ワード満載なギャグ漫画でしたが、「ゴーマニズム宣言」っていう社会派(?)漫画を始めてから、あれよあれよという間に「論客」みたいになってしまい、「朝まで生テレビ!」とかにもよく出ていますね。

で、今回読んだのは「天皇論 平成29年」。



「戦争論」以来、小林よしのりは右寄り、保守系、だと思われがちですが、この本では、現在の安倍政権を始め、いわゆる保守派を「自称・保守派」としてかなり鋭く批判してます。「戦争論」とかで小林よしのりアレルギーみたいなものができちゃってる人にも、是非読んでみて欲しい。天皇の歴史や、他国の皇帝とか王とかとの違い、日本にとって天皇とは何か?など、とても興味深く読めて面白かったです。

自分は一応、思想的には特に何もない「ノンポリ」のつもりで、この本も一冊の読み物として面白く読んだだけですが、ただ一言だけ思うのは、退位にしろ皇位継承にしろ、「天皇陛下のお望み通り」にしてさしあげたい、ということです。

自分は何年か前に正月の「一般参賀」に行きまして、直接陛下のお言葉を拝聴したことがあるので、余計に思うのですが、天皇陛下って、ホントに「日本人の理想」を具現化したようなお人柄の方だなあ、と・・・。

別に自分はウヨクでもなんでもないし、排他的な「ネトウヨ」などはむしろ大嫌いですが、天皇陛下は、ホントに素晴らしいお方だと思います。優しく穏やかで、それでいて知的で、いつもニコニコと微笑んでいらっしゃる。自分のような駄目人間には眩しすぎる存在ではありますが、あのような方が「象徴」である日本に生まれてよかった、と思わされます。

だからこそ、ご自身の身の致し方だけは、どうか「お望み通り」にして差し上げて欲しいのですよ・・・。

ご高齢の陛下ですが、どうか今後も、お元気でいただきたいです。

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