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扉の向こうにあるものは・・・

鳳仙花

2012年09月07日 06時36分59秒 | 花の神話と伝説
〈別名〉「爪紅(つまべに)」「ツマクレナイ」「ホネヌキ」



〈花言葉〉「快活」「私に触れないで」「せっかち」「心を開く」「繊細」


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ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属
一年草
開花期・・・・6月~9月
原産地・・・・東南アジア インド 中国南部 マレー半島
花色・・・・・・白・桃・赤など、絞り
葉の形状・・互生 有柄
草丈・・・・20cm~70cm
花持ち・・・3日~4日
観賞用によく栽培されます。

特徴
茎は直立して葉は互生し、花は葉腋に2~3花ずつ付き、
左右相称で夏に咲く。
花弁とがくは各5枚で、下のがく片の後ろに距がある。
本来の花の色は赤だが、園芸品種の花には赤や白、ピンク、
紫のものがあり、また、赤や紫と白の絞り咲きもある。
現在の園芸種は、大半が椿咲きと呼ばれる八重咲きである。
また、距のないものもある。
本来は草丈が60cmくらいになるが、
近年草丈20~30cmの矮性種が好まれている。

性質
こぼれ種でもよく生えるほどの丈夫な植物で、
よほど日当たりや水はけが悪くない限り、
病虫害もほとんどなく育てやすい。
発芽温度は比較的高いので、
東京付近では4月下旬から5月に播種する。

勢い良く葉を伸ばし、その付け根に赤やピンク、
白色などのフリルのように波打った花を咲かせます。

名前や花言葉の由来

・中国語「「鳳仙華」の音読みで、
 鳳凰と仙人の2語が合わさり鳳仙花となりました

・花後の実に触れると種子がはじけるのが特徴で、
 英名 TOUCH-ME-NOT も花言葉も、ここからつけられました。

・ベティと言う女の子に花をなぞらえが
 Jumping Betty という愉快な英名もあります。

・漢字で「爪紅」と書く別名は、
 つぶした花びらで爪を淡紅色に染める遊びがあった
 ことに由来しています。

・「鳳仙花」は中国名で、花を鳳凰に見立てたもの。

・ギリシア神話に、この花の悲しい伝説があります。
オリンポスの宮殿で開かれた神々の宴の時に、 客へのプレゼント用に
用意していた黄金のリンゴが1個なくなりました。
そのとき給仕をしていた一人の女神に、盗みの疑いがかけられて
しまいました。女神は、オリンポスから追放されてしまうが、
本当は無実だったのです。 彼女は疑いをはらすため、血眼になって
地上で真犯人を探しましたが、とうとう力尽き、
哀れな最期をとげました。 その悔しさが、死んだあとでもなお続き、
自分の屍をホウセンカの花に変えたのだとされております。

・熟した実にほんの少し触わっただけで 勢いよくはじけて
 中の種を飛ばすのは、 「私は何も盗んでいない、無実である」と
 示していることの表れだということです。

 果実は果(さくか)で、熟すと果皮の内外の
 細胞の膨圧の差によって弾性の力を蓄積し、
 弾けて種を遠くに飛ばします。

 自然に弾ける寸前となった果実は指で触るなどの
 些細な刺激でも容易に弾けます。
・属名Impatiens(ラテン語で「我慢できない」の意)も
 このことによります。

・赤いものは昔から女の子が爪を染めるのに使ったため、
 ツマクレナイ、ツマベニ(爪紅)の名もあります。

・沖縄では「てぃんさぐ」と呼ばれ、民謡「てぃんさぐぬ花」で有名。

・韓国では、爪にホウセンカの汁を塗り、
 初雪まで色が残っていたら恋が実ると言う伝承がある。


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ウィキより抜粋  加筆・編集致します。








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