弁護士公認会計士 横張清威のニュース斜め切り

日々のニュースに弁護士会計士の視点から独自のコメントを加えています

臭い飯

2010年10月29日 | 独り言
昨日の書き込みに対して、「裁判所のカレーは美味しいのでよく食べる」というコメントをある弁護士から頂いた

自分1人が異常ではないと知って安心した

ちなみに、裁判所地下のカレーは、いわゆる学食のカレーであり特段旨い訳ではない
ただ、裁判所地下のメニューの中では、いいと思っている

これとは別に、大阪地裁の親子丼が旨いというコメントももらった
あまり大阪地裁に行くことがないのだが、行ったときには食べてみようと思う



------注意-------

食事中の人は、以下の文章を読まないことをお薦めします

------注意-------



さて、裁判所の地下食堂ではなく、刑務所での御飯は、一般的に「臭い飯」と呼ばれている

ただ、臭い飯を食べた人に聞くと、大抵「意外と美味しかった」という意見が多い


自分も司法修習中に刑務所見学に行き、その際の昼ご飯に「臭い飯」を頂いた

メニューはカレーライスであり、その飯自体は普通の味なのだが、こんなこと言ってはなんだがカレーを食べている部屋全体に「死臭」が漂っていて、カレーの味がしなかった

別の意味で「臭い飯」だ



何で「死臭」を知っているのかというと、その1週間くらい前に司法解剖の実習を見学したことがあり、そのときに嫌というほど死臭をかいだからだ


現在の修習ではどうなっているのか分からないが、当時では司法解剖に立ち会うというカリキュラムがあった

ようは、犯罪性のある死体があがったときに、解剖に立ち会うといったものだ



話には聞いていたが、司法解剖している最中の死臭は強烈だ

修習生の中には、ショッキングな映像と強烈な死臭で倒れる人もいるそうだ


確か、途中で修習生の1人がドロップアウトしたと思う


検事が「この臭いが服に付くと取れないから気を付けろよ」と言っていたが、どうやって気を付ければいいのだろうか



しかし、ちょっと前まで生きていた人が、ザクザク切られていく様を目の当たりにすると(司法解剖は手術などと異なり荒っぽい)、死というものが生と隣り合わせに存在する、非常に身近なものに感じられた


かなり、生と死というものの認識が変えられた貴重な体験だった



2時間くらい立ちっぱなしで死臭を浴びていたので、最後は自分もめまいがした


その後、検事が「焼き肉にでも行こうか」と言っていたが、結局ついて行く修習生はいなかった




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裁判所の食堂

2010年10月28日 | 独り言
裁判所の地下には大抵食堂が設置されている

少なくとも、東京地裁と東京家裁の地下には食堂がある

普通の社内食堂のような感じなのだが、自分はそこのカレーが結構気に入っていた
その他のメニューも結構気に入っていた
(ただ、ウォータークーラーの水は酷い。多分数年洗浄してないのだと思う


裁判と裁判の隙間時間が20分くらいできたときには、効率よく昼食を済ますことができるので、結構使っていた


この前、数人の弁護士と話しているときに、その中の1人が

「裁判所近辺(霞ヶ関)って、ほとんど昼飯食べる場所がないよねー」

と話していた


そこで自分が

「自分、よく裁判所の地下行きますよ」

と言ったところ、


その場に居た数名の弁護士に

「えっ裁判所の地下の食堂行ってるの

とビックリされた


「あそこのカレーって旨くないですか?」

と言ったのだが、皆が全否定する始末



みんなイイモノ食べ過ぎなのか?
自分が変わり者なのか?

それはさておき、ウォータークーラーの水の話など、する余地がなかった


裁判所内は撮影禁止なので、写真を掲載することができない(多分、食堂の写真を撮ったところで問題ないとは思うが


学生で時間がある方は、裁判傍聴した後、食堂で食べてみては

1000円あれば一日過ごせると思う

豆知識:裁判傍聴する際には、刑事事件か民事では証人尋問を行っているものが狙い目




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弁護士ブログ

2010年10月27日 | 独り言
弁護士のブログを網羅した、こんなサイトを見つけた

法曹ブログリンク集


よく、こんなに調べたものだ

自分のブログもちゃんと載っていた


ところで、これらのブログを見てみると、数年前の書き込みを最後に更新されていないものが多い

全体の80%くらいではないか



一方で、数日ごとに更新している人はあまりいない


『何でもうちょっと頑張らないのかな』

とか思って、リンク先を次々に見ていたが、あまりにも更新している人がマイノリティなのを見ている内に


『何で自分、平日ほぼ毎日更新しているのだろう

と、逆に自分の行動が不思議なことに気が付いた



疑問に思いつつも、一応本日も書き込んでいる


昨日は、税理士、弁理士、社労士と自分の4名で飲んでいた

それぞれの分野のプロが集まって話をすると、業界内の最新の動向を把握できて楽しい



ちなみに、本日は「走ろう会」

このブログのヘビーリーダーなら何のことか分かるだろう



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耳かき店員殺害

2010年10月26日 | 独り言
例の耳かき店員殺害事件で裁判員初の死刑求刑がなされたそうだ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101026-00000060-san-soci


ただ、これは裁判員裁判でなければ無期相当の事件だし、裁判員裁判でもおそらく無期だろう

そんなに騒ぐことはない

もし、これで死刑判決が出たら、そのときに驚けばいい




最近、「英語版のだめ」(画像はamazon)も読み終わり、徐々に英字新聞にシフトしてきている

Nodame Cantabile 1


色んな英字新聞を試したところ、デイリー読売が一番フィットしたので、気が向いたら買って読んでいる

ネット版もあるので、取りあえずはこっちでもいいかもしれない

デイリー読売(ネット版)
http://www.yomiuri.co.jp/dy/


当然ながら、のだめと違って辞書引きながらアクセク読むので、かなりの時間がかかる

とりあえずは、興味がある記事だけに絞って、1日1時間くらい読んでみている


ただ、正直言ってマンガより遙かに面白くないので、続かなくなりそうで怖い



しかし、発表も後3週間後に近づいてきたなぁ

モラトリアムも終焉か



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国家の罠

2010年10月25日 | 独り言
佐藤優の『国家の罠』を読んだ(画像はアマゾンから)


国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて


なかなか面白かった

検察とのやり取りが具体的に開始される頃からが特に面白かった


この手の本を法曹(法律家)以外の人が書くと、どうしても実務とかけ離れた内容になりがちだ


例えば、悪い引き合いに出して申し訳ないが、『公認会計士VS特捜検察』(画像はアマゾンから)
公認会計士vs特捜検察

この本の中に、公証役場の宣誓供述書(公証人の前で供述した内容を纏めた書面)を証拠提出する場面があるのだが、これでは刑事訴訟法上ほとんど意味がない

また、検事の会計知識が乏しいから裁判に勝てるという記載もあったが、これも刑事裁判の観点からするとおかしい



このように、法曹からすると「ズレてるな」と思う箇所が(これは法曹でない以上仕方ないのだが)、佐藤優にはほとんどなかった

率直にその理解力が凄いと思う


ただ、裁判官のモノの考え方については、誤解があるように思えた

著書の中で、弁護人が「司法の独立はまだある」と訴えているにもかかわらず、佐藤優は、それを全く信じていないという場面があった


偶然にも数日前の書き込みで裁判官の独立は日本では守られているとの発言をしたが、これは法曹としての共通認識だと思う

ただ、刑事裁判官は、国家の罠(いわゆる可罰的違法性理論か)などということは気にせず、単に構成要件該当性(刑法等に違反するか)を淡々と当てはめて処理しているだけなのである

そのため、検察庁が起訴した事件が構成要件該当性を満たしさえすれば有罪と裁判所が判断することとなり、裁判所が検察庁の言いなりと化しているように見えるのだろう

しかし、裁判所に過罰的違法性の有無を逐一検討させることは現実的でないと思う
これはどうしても、検察官の役目とならざるをえない


それはさておき、佐藤優は、有罪判決が確定して外交官という身分を失ったにもかかわらず、未だ活躍しているし、今後も活躍できるだろうと思う

以前、就職難において、あなたならどのように動くべきかという問題提起を行った書き込みをしたが、その具体的解決例がこの本には示されていると思う


学ぶべき事が多い本だった


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