英字新聞社説学習研究

読売、毎日、朝日各社英字新聞の主として社説を学習研究します

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解雇通告書

2011-04-30 09:49:09 | 英字新聞

度重なるアフィリエイト掲載費の不払いに業をにやしたスラチャイはぶち切れてしまって、ブログのサイドカラムに悪質クレジットカード現金化会社リストを掲載しました。

悪質クレジットカード現金化会社
http://www4.atword.jp/srachai/

広告掲載料未済会社
スマイルキャッシュ
ミリオンキャッシュ

前回、前々回も!アフィリエイトは契約に基づく労働です。労働対価が支払われないと、アフィリエイターは大困惑します(怒)。下記の二社はアフィリエイターとしてとうてい許し難い存在です。

広告掲載料未払い詳細
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/srachai2000/view/20110408/1302263182

しばらくしてから突然ASP(アフィリエイト仲介会社)より解雇宣告を受けました。
スラチャイは下記の禁止行為、違法行為はまったくやっていません。
客先(スマイルキャッシュとミリオンキャッシュ)を糾弾する掲載がとがめられたのでしょう。
仕事をさせて金を払わない奴らが正義で、お客様は神様。
とんでもない悪質な業者たちですが、ASPはこんな奴らをかばいました。
アフィリエイト契約はどの会社のものを読んでもだいたい同じです。
アフィリエイター側が圧倒的に不利益をこうむる、いわば片務契約なのです。
で、4月分の出来高1万円あまりですが、不払いにされてしまいました。(詐欺行為です)
ASPには問題の本質を改善して欲しいと思いました。
こんなやり方をしていたらまじめにアフィリエイトをやる人はいなくなってしまいます。
それでASP会社自体の首を絞めることにつながる。
同様の被害にあわれた方は多いのではないでしょうか。


以下、ASPよりの解雇通告書です。(原文のまま)
解雇通告書に解雇者の氏名がないのはまったくふざけている。(名をなのれ!)
解雇理由がまったく記されていない。
最後には法的措置で脅しにかかる。
むちゃくちゃだ!(怒り)


松井 清 様

【BannerBridge】にて貴方様の運営・利用内容に
パートナーサイト利用規約違反があると判断させて頂きました。

従って、パートナーサイト利用規約に基づき会員を解除させて頂きます。
既に確定分のお支払いも一切拒否させて頂きます。

第16条(禁止行為)
アフィリエイト会員は以下に定める禁止行為を行ってはならない。
(1)広告素材およびリンクコード改変
広告主会員から提供されたリンク(広告素材(バナー画像やテキスト文言)及び
そのリンクコードを含む)を広告主会員に無断で改変すること。
広告コードの一部のみを使用すること。
(2)成功報酬行為の依頼
広告主のWEBサイトの紹介・広告とは無関係に、もっぱら報酬獲得のため、
ビジターにクリックすることを強要・嘆願・依頼すること、及びビジターに
誤解を与えるような言葉を記述すること。
リードメールやトラフィックエクスチェンジ等へ広告を掲載すること。
(3)虚偽行為
ページに掲載した広告より自らあるいは第三者がコミッション費を得るため、
成功報酬対象となる行為が発生したかのように装うなど、不正な行為を行う
こと、その他、広告目的及び当サービスの趣旨を外れたクリックや注文、
登録が発生した場合等、不当に成功報酬を得るとみなされるいかなる行為に
対して、成功報酬費の支払いを拒否する権利を有し、アフィリエイト会員登録
を取り消すことができるものとする。

第17条(契約の強制終了及び成功報酬没収)
当社は、下記の理由により、何らの催告なくして本契約を終了させることが
できるものとする。
(2)アフィリエイト会員が違法行為を行っている場合
(3)アフィリエイト会員が禁止行為を行っている場合
前項記載の理由により契約が強制終了になった場合、当社は当該アフィリエイト
会員について生じた成功報酬を没収し、支払いを一切拒否できるものとし、
また既に支払った成功報酬についても返還請求できるものとする。

第19条(資格)
1.アフィリエイト会員としての資格は以下の通りとする
(1)以下のサイトを運営していないこと
a)暴力、虐待を推奨するサイト、人種差別を推奨するサイト、
 それ以外の法律に違反するサイト及びネットワークが公序良俗に反するサイト
b)違法な活動をしているもしくは奨励しているサイト
 (ねずみ講、マルチ商法等の違法な事業を行っている場合を含む)
c)他人の名誉を侵害したり、特定の個人や団体を誹謗中傷する記述
 (弊社の名誉を侵害ないし誹謗中傷する場合も含む)を含むサイト
d)著作権等の知的財産権、肖像権等の人格権その他法律上の権利ないし
 保護に値する権利を侵害するか、あるいは関連する法規に違反する内容を
 有するサイト
e)内容が不明ないし乏しい、概観が異様であるウェブサイト
f)広告主会員とアフィリエイト会員との間で合意された事項に反する行為を
 行ったと当社の判断により認められるサイト
g)虚偽のサイトのURL(第三者のURLを使用する場合を含む)により
 登録したサイト
h)パスワードなどによりロックされ、当社及び広告主会員が随時、
 無償にてアクセスすることを許可されていないコンテンツを含むサイト
)広告主会員の広告を掲載するためのページを有さないサイト
j)その他、当社がアフィリエイト会員としてふさわしくないと判断するサイト

尚、本日を持ちまして、契約を終了させて頂きます。
掲載されている広告素材は、速やかにお取り外し頂きますようお願いします。
また、内容、及び、今後の対応如何により法的措置を検討させて頂く場合が
ございますことをご了承下さい。

テレコムクレジット株式会社

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震災後 慰霊こそ防災の核心だ

2011-04-30 06:54:12 | 英字新聞

(Mainichi Japan) April 29, 2011
社説:視点・震災後 慰霊こそ防災の核心だ
A March 11 memorial, with a human touch, may prevent future disasters

It was impossible to hold back tears upon reading an article in the Mainichi some two weeks after the massive March 11 earthquake about a 10-year-old girl at an evacuation shelter.
 巨大地震の発生から約2週間後、小紙に掲載された写真と記事に涙を禁じえなかった。

It was accompanied by a photo of the girl with a bright grin as she played with friends.
 避難所の小学校で10歳の少女が友達と遊んでいる。彼女は白い歯を見せて笑っている。

According to the article, the tsunami had swallowed up her mother and unborn sister, and her father was still missing. She cried and cried on the day of her mother's burial but hadn't shed a tear since, the girl's grandmother said.
 だが、母と胎内に宿っていた妹が津波にのまれ、父も安否不明なのだ。母の埋葬の日に思い切り泣き、その後は涙を見せていないと祖母が語る。

The forced smile on the girl's face was a painful sight to behold.
無理に作った少女の笑顔が痛々しい。

That was just one child and her experience.
 これは一例に過ぎない。

There are many more stories of life and death like hers.
心に突き刺さる生と死の物語が、あまりにも多く残された。

Over 20,000 are dead or missing from the disaster.
 一口に「2万数千人の死者・行方不明者」と言う。

"Over 20,000" may be just a number, but each one of that over 20,000 represents a human life, each with their own families and dreams.
その一人一人に生活があり、家族があり希望があった。

Naturally, supporting and rebuilding the lives of those who survived is a pressing need. But isn't it the act of sharing those things people left undone when their lives were cut short, and continuing to mourn those people and their losses, that's really going to help us prevent such a tragedy from happening again?
幸運にも生き永らえた被災者への支援と復興事業が急務だが、帰らぬ犠牲者の無念も伝え、悼み続けてこそ、同じ悲劇を繰り返さずにすむのではないか。

Isn't it remembering the victims that will push us become better prepared for disasters in this island nation?
この列島に防災の知恵と心構えを広く定着させる力にもなるのではないか。

I want to make a proposal, knowing full well that some will say that it's too early.
 時期尚早を承知で提言してみたい。

I want us to build a memorial with the names of all those who were lost in the disaster, putting it on a hill that overlooks the destruction along Japan's northeastern coast.
大津波に襲われた沿岸を見下ろす高台に、いつか犠牲者全員の名前を刻んだ慰霊碑を建立する。

Considering how many names there would be, the memorial could be composed of multiple components, or it could be one long monument.
刻まれる名前の多さを考えれば、慰霊碑は壁状のものを何個も並べたり、長く連結させる形式になるかもしれない。

I've envisioned a memorial like the Heiwa no ishiji -- known in English as the Cornerstone of Peace -- in Okinawa, which commemorates both civilians and military members who died in the Battle of Okinawa during World War II, or the Vietnam Veterans Memorial in Washington D.C., which honors U.S. soldiers who lost their lives during the Vietnam War.
沖縄の「平和の礎(いしじ)」や米ワシントンにある「ベトナム戦争戦没者慰霊碑」のイメージだ。

The names of people lost in the earthquake and tsunami could be organized by where they lived and who their families and relatives were.
 名前は居住地域、家族、親族といった区分でまとめる。

A museum could be built nearby with a directory of all those were memorialized, where visitors could easily find out where on the monument particular names were inscribed.
近くに設ける資料館に名簿を備え、それを見れば慰霊碑のどの部分に誰の名前があるか、容易に探せるようにする。

That would help for people wanting to leave offerings such as flowers at particular names.
これで参拝者は、特定の縁者に花束などを手向けることもできる。

The museum could display video footage and photos of damage done to the region, as well as, with loved ones' permission, personal items that belonged to the deceased.
 資料館には被害の実態を示す映像や写真、関係者の承諾を得た遺留品などを十分に所蔵、展示する。

The facility would fulfill a role similar to that of the Hiroshima Peace Memorial Museum and the Nagasaki Atomic Bomb Museum.
広島平和記念資料館や長崎原爆資料館のような役割を果たすことになるだろう。

In addition, to the extent that it is possible, the stories of individuals, where and how they met their tragic ends, under what circumstances they were last sighted by survivors, what their hopes and dreams were -- again with the permission and understanding of their loved ones -- as well as accounts of survivors' searches for their families could be exhibited.
 そして可能な範囲で、だれがどこで、どんな最期を迎えたのか、その人を生存者が最後に目撃した時の状況はどうだったのか、難を逃れた人々が家族をどのように捜し、あるいは捜せなかったのか、犠牲者はどういう人で、夢は何だったのか、そんな記録も関係者の理解を前提に、備えてはどうだろうか。

The memorial doesn't have to take the exact shape that I've suggested, and multiple memorials could be built in a number of locations.
 この提言通りにならなくても構わない。慰霊碑が複数の場所に分かれて建立されてもよい。

But I think it's important that any memorials that are built for this disaster be solemn settings where anyone can go to remember the dead and recommit ourselves to action against future tragedies.
ただ、そこに行けば誰であれ粛然とし、犠牲者を悼み、防災の努力を誓わざるをえないような雰囲気は不可欠だと思う。

The most important thing is that we do not let the story of the disaster seem removed and unreal, but instead keep it in our hearts and minds as a current lesson to live by.
 何より重要なのは、この大震災の経験を決して「昔話」にせず、生きている教訓として守り続けることだ。

That is where the real meaning of mourning the dead can be found. (By Tetsuo Nakajima, Editorial Writer)
国民的な慰霊の意味は、それに尽きる。

毎日新聞 2011年4月28日 2時30分

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両陛下東北へ 被災者を励ます温かいお言葉

2011-04-29 11:17:59 | 英字新聞

The Yomiuri Shimbun (Apr. 29, 2011)
Imperial couple's words comfort quake survivors
両陛下東北へ 被災者を励ます温かいお言葉(4月28日付・読売社説)

The Emperor and Empress, who have been visiting evacuees from areas hit by the Great East Japan Earthquake, visited quake-hit Miyagi Prefecture on Wednesday.
 東日本大震災の被災者へのお見舞いを続ける天皇、皇后両陛下が27日、宮城県を訪問された。

It was the Imperial couple's first visit the Tohoku region since the March 11 quake. They are also scheduled to visit Iwate and Fukushima prefectures shortly.
 震災後、東北地方に入られるのは初めてで、近日中に岩手、福島両県の訪問も予定されている。

Their words must be a great encouragement to people in or from the quake-hit areas, especially those staying at evacuation centers.
 被災地の人々、とりわけ避難所生活を送る人たちに、お二人のお言葉は大きな励ましとなろう。

On Wednesday, the Emperor and Empress visited evacuation centers in Minami-Sanrikucho and Sendai, which suffered great damage in the tsunami caused by the earthquake.
 両陛下は、津波で甚大な被害を受けた南三陸町と仙台市内の避難所を訪ねられた。

===

Support for the suffering

Kneeling on the floors of gymnasiums used as evacuation shelters, they talked to many of the evacuees, saying "Any problems with your health?" or "Take care, please."
体育館の床に両ひざをつき、一人一人に「お体は大丈夫ですか」「お大事にね」などと声をかけられた。

According to the Imperial Household Agency, the Imperial couple hoped to visit the quake-hit areas as early as possible, but the visits started more than a month after the quake due to various circumstances.
 宮内庁によると、お二人は早期の現地入りを望まれていたが、被災地の状況を考慮し、1か月を過ぎて訪問が開始された。

They visited Asahi, Chiba Prefecture, on April 14 and Kita-Ibaraki, Ibaraki Prefecture, on April 22. Both visits included stops at evacuation centers.
14日に千葉県旭市、22日は茨城県北茨城市の避難所などを見舞われた。

Ever since the great earthquake took place, the Imperial couple have been following the news from the quake- and tsunami-hit areas, and their wish to support the people and share in their sorrow has grown stronger, according to the agency.
 3月11日の震災発生以来、両陛下は被災地のニュースを見続け、「人々の心の支えになりたい。困難を分かち合いたい」という思いを強くされてきたという。

On March 16, five days after the quake, the Emperor took the unprecedented step of releasing a public video message for the nation.
 5日後の16日には前例のないビデオメッセージを発表された。

"I can only hope that by making every effort to promptly implement relief for evacuees, their conditions will improve, even if gradually, and that their hope for eventual reconstruction will be rekindled," the Emperor said.
 「被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません」

"I believe it extremely important for us all to share with the victims as much as possible, in whatever way we can, their hardship in the coming days."
「苦難の日々を、私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います」

We believe that these words, reflecting the Emperor's feelings about the situation, and his soothing manner of speaking must have encouraged the nation's people greatly.
 陛下の思いが滲(にじ)むお言葉と、穏やかな語り口に、どれほど国民は勇気づけられたことだろう。

When Tokyo Electric Power Co. carried out a schedule of rolling blackouts, the Imperial Palace was not the subject to it. However, to coincide with the nighttime power outage schedule, the couple reduced their electricity use voluntarily, taking simple meals such as onigiri rice balls by candlelight.
 計画停電が実施された際、皇居は対象外だったが、夜の停電時間に合わせ、ろうそくなどの灯を頼りにおにぎりなどの簡単な食事をとられるようになったという。

The Imperial couple also showed tender solicitude to evacuated people. They donated produce from an Imperial livestock farm in Tochigi Prefecture, such as chicken eggs, to evacuees through their farm employees. The hot spring bath for employees at the Nasu Imperial villa in Nasumachi in the prefecture was opened for evacuees.
 栃木県の御料牧場の鶏卵などを、職員を通じて避難者用に提供したり、那須御用邸の職員用宿舎の温泉を開放するなど、優しい気遣いも見せられた。

===

Sharing the people's feelings

"They feel the people's happiness and misfortune as if they were their own, think about them and act on them," Grand Steward Shingo Haketa said. In the agency head's comment we can sense how the Imperial couple feel about the current situation.
 「人々の幸せも、不幸も、我がこととして受け止め、考え、実践されている」。羽毛田信吾宮内庁長官の短い言葉の中に、両陛下の胸中を察することができる。

Since the Imperial couple visited an area hit by eruptions of Fugendake peak in the Unzen mountain range in 1991 in Nagasaki Prefecture, they have never neglected to visit areas hit by major disasters, including the 1995 Great Hanshin Earthquake and the 2004 Niigata Prefecture Chuetsu Earthquake. Each time, they listened to the thoughts and feelings of the disaster-hit people and offered them encouragement.
 両陛下は1991年、雲仙・普賢岳噴火の被災地を見舞われて以降、95年の阪神大震災、2004年の中越地震など大災害のたびに現地へ足を運び、被災者の話を聞き、励ましてこられた。

The Emperor is 77 years old and the Empress 76. It may be a quite burden for them to visit the quake-hit areas, transferring en route from a small Self-Defense Forces plane to an SDF helicopter. Sufficient consideration must also be given to the couple's physical health.
 陛下は77歳、皇后さまは76歳。自衛隊機とヘリを乗り継ぐ被災地訪問はご負担だろう。お二人のお体にも十分な配慮が必要だ。

(From The Yomiuri Shimbun, April 28, 2011)
(2011年4月28日01時06分  読売新聞)

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復興構想会議 首相の指針が見えない

2011-04-28 07:13:15 | 英字新聞

(Mainichi Japan) April 27, 2011
Kan needs to display leadership, show clear vision for disaster relief policy
社説:復興構想会議 首相の指針が見えない
 
A newly established advisory committee to Prime Minister Naoto Kan, tasked to work out a vision on countermeasures for the Great East Japan Earthquake, is divided over how to secure financial resources for these procedures and other important topics. It is highly doubtful whether the panel, headed by National Defense Academy President Makoto Iokibe, will work out effective and efficient countermeasures.
 東日本大震災の復興ビジョンを提言する菅直人首相の諮問機関「復興構想会議」(五百旗頭真議長)が早くも迷走気味だ。財源問題で意見が割れるなど、実効性ある構想を打ち出せるかが危ぶまれている。

The panel is comprised of prominent figures, but its discussions will be too abstract unless the government coordinates views between the committee and ministries and agencies concerned and facilitates the panel's communications with local governments and residents of disaster-hit areas and its discussions with experts from various fields. The prime minister should clarify the purpose and mission of the panel to map out a clear vision.
 メンバーはそうそうたる顔ぶれだが中央省庁との調整、被災地との意思疎通、各分野での専門家との議論に万全を期さないと会議の存在自体が宙に浮きかねない。百家争鳴の議論に終始しないためにも、首相は会議の目的と使命をより明確に示すべきである。

Iokibe's proposal at the outset of the panel's first meeting that a disaster-relief tax be created stirred controversy between members, forcing the group to shelve the issue of financial resources for the time being.
 復興構想会議でまず論議を呼んだのは五百旗頭氏が初会合で「震災復興税」の創設を提言したことだ。結局、会議内でも意見が分かれたため、財源問題は当面棚上げされる方向となった。

It is true that Iokibe's proposal triggered much needed discussions between ruling and opposition parties on how to secure financial resources for quake-relief and restoration measures. However, the panel's primary mission is to show a vision on disaster countermeasures that can persuade taxpayers to accept tax hikes. Kan is to blame for the confusion within the panel because the prime minister, who set up the group, has failed to show his clear policy on the issue in the first place.
 五百旗頭氏の発言を受けてようやく財源問題が与野党で議論になり始めたのも事実だが、増税に値する説得力のあるビジョンをまず描くのが構想会議の役割だ。そもそも設置した首相からの指針が明確でない点が混乱を生んだと言えよう。

Concern has been raised that the panel could be isolated within the government. Since no bureaucrat is on the panel, ministries and agencies concerned could question the effectiveness of disaster-relief and restoration measures worked out by the panel and reject it. Although the governors of three quake-hit prefectures in the Tohoku region are members of the committee, it is highly questionable how far they can represent opinions and requests by local municipalities and residents.
 構想会議が孤立する懸念もある。有識者メンバーに官僚出身者がいないため青写真を描いた段階で中央省庁に実現性を疑問視され、拒否されるおそれがある。被災した東北3県の知事が参加しているが、地元市町村や住民から出ている意見をどこまで吸収できるかも気がかりだ。

On the other hand, a subcommittee on specific measurers is comprised of many experts in disaster prevention and regional revitalization.
 一方で構想会議の下部機関として置かれた検討部会には防災、地域おこしなど実務に通じた人材も多い。

It is feared that the two entities' discussions will overlap as the division of their roles remains unclear.
役割分担があいまいなまま議論が重複することになりはしないか。

In order to prevent the committee from falling apart, it is necessary for the government to not only clarify its role in relevant legislation but also steer it in an appropriate manner. The panel, deputy chief Cabinet secretaries who represent a liaison council between ministries and agencies and top officials of the subcommittee should regularly consult with each other to facilitate their communications and share their common objectives.
 空中分解を避けるには復興基本法案など法律で構想会議の位置づけを明確にするだけでなく、運営にも工夫がいる。構想会議、各府省連絡会議を代表する官房副長官、検討部会の代表らがひんぱんに協議し意思疎通や目的の共有に努めるべきだ。

Some constructive discussions are under way, including those on a proposal by Miyagi Gov. Yoshihiro Murai on a specific vision on the restoration of disaster-ravaged areas. The situation varies depending on each disaster-hit area -- from coastal regions and the plains to areas where residents have been evacuated following the crisis at the Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant. Panel members as well as government officials are required to reflect these communities' requests and opinions on the disaster's countermeasures.
 宮城県の村井嘉浩知事が具体的な被災地再生ビジョンを提起するなど建設的な議論も起きている。被災地は沿岸、平野部、原発事故による住民避難地域などかなり事情が違う。地元の多様な声を構想に反映させる意識が求められる。

The government will draft a second supplementary budget as early as this summer to finance the disaster countermeasures. The committee says it will make proposals on such measures by the end of June, but it is highly doubtful whether it is in time for the government's compilation of the extra budget draft.
 政府は今夏にも震災対策の第2弾となる2次補正予算案を編成する予定だ。構想会議は6月末までに提言をまとめるというが2次補正に本当に間に合うのか、現状の体制とスケジュールではこころもとない。

An advisory panel on relief and restoration measures set up following the Great Hanshin Earthquake in January 1995 that devastated Kobe and surrounding areas made its first set of proposals less than two weeks after its first meeting.
 95年の阪神大震災の際に置かれた提言機関「阪神・淡路復興委員会」は初会合から12日足らずで最初の提言をしている。

Prime Minister Kan must be aware of his responsibility to clearly show the scope and the order of priority of themes that the committee should discuss in order to help it propose effective and efficient countermeasures.
首相は取り組むテーマの範囲や優先順位を示し、構想会議を機動的に活用する責任を自覚しなければならない。

毎日新聞 2011年4月27日 2時32分

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「原子力ムラ」の閉鎖的体質

2011-04-26 08:56:25 | 英字新聞

(Mainichi Japan) April 25, 2011
How did Japan's nuclear industry become so arrogant?
記者の目:「原子力ムラ」の閉鎖的体質=日野行介(大阪社会部)
 
 ◇事故の背景に、批判拒む傲慢さ

What has stood out at the countless press conferences by Tokyo Electric Power Company (TEPCO), the Nuclear and Industrial Safety Agency (NISA) of the Ministry of Economy, Trade and Industry (METI), and the Cabinet Office's Nuclear Safety Commission (NSC) of Japan that I've attended in covering the crisis at the Fukushima nuclear plant, is the rampant use of cliches such as "unanticipated state of affairs" and "unprecedented natural disaster."
 東京電力福島第1原発の事故の取材応援で、東電や経済産業省原子力安全・保安院、内閣府原子力安全委員会の記者会見に何度も出席した。そこで強く疑問に感じたのは、「想定外の事態」や「未曽有の天災」という決まり文句を盾に、決して非を認めようとしない専門家たちの無反省ぶりだ。

The excuses made by the organizations involved go to show that so-called nuclear power experts have no intention to self reflect or admit their shortcomings.
It was this self-righteousness -- evidenced over the years in the industry's suppression of unfavorable warnings and criticisms, as well as in their imposition of the claim that the safety of nuclear energy was self evident -- that lay down the groundwork for the accident at the Fukushima No. 1 Nuclear Power Plant.
これまで不都合な警告や批判を封じ込め、「安全」を自明のものとして押し付けてきた業界の独善的体質が今回の事故の背景にあると思える。

 ◇言葉は丁寧だが決して非認めず

At press conferences, TEPCO officials repeatedly express their "deep apologies" for the trouble caused to the Japanese people. However, as soon as reporters' questions turn to the actual safety of nuclear power stations -- about which they had long boasted a multilayered safety system referred to as "defense in depth" -- they begin to act coolly. Their speech may feign civility, but they never admit to any wrongdoing and merely keep insisting the righteousness of their own claims. When particularly unflattering questions are posed to them, some TEPCO executives glower at the reporters who dared to ask and give only a brusque response.
 「大変なご心配をおかけして申し訳ありません」。東電の記者会見は必ずと言っていいほど謝罪の言葉が出る。だが、「多重防護」を誇ってきたはずの原発の安全性自体に疑問が及ぶと、会見する幹部の態度は途端に硬くなる。言葉は丁寧だが、非は決して認めず、自分たちの言い分だけを強調する。都合の悪い質問には、記者をにらみつけながら木で鼻をくくったような対応をする幹部もいる。

Video footage of these press conferences, accessible via television broadcasts and the Internet, combined with disappointment with the government for its mishandling of the disaster, has fed the public's skepticism about the reliability and honesty of industry and political leaders.
 こうした会見の模様はテレビやインターネット動画でそのまま報道され、政府の対応への不信とも相まって、国民は「本当に大丈夫なのか」「うそをついているのではないか」と疑念を募らせている。

Between 2002 and 2005, I was posted to the Fukui Prefecture city of Tsuruga, which hosts 15 nuclear reactors along Wakasa Bay. The area is dubbed Genpatsu Ginza (Nuclear Ginza) -- after the upscale Tokyo shopping district that is home to many shops and department stores -- for the its abundance of nuclear power plants, and a lot of the bureau's important reporting has concerned the nuclear power plants.
 私は02年から3年間、若狭湾に原発15基が林立する福井県敦賀市に勤務した。「原発銀座」と称される地域で、取材の最重要テーマが原発だった。

The many nuclear power engineers and researchers I met while based in Tsuruga did not leave a good impression on me. They generally did not provide sufficient answers to questions that could put them and nuclear energy in a negative light, and were arrogant enough to turn a deaf ear to any criticism that may be aimed at them.
 取材で接した原子力の技術者・研究者たちの印象は決して芳しいものではない。都合の悪い問いにまともに答えず、批判的な意見に耳を貸さない尊大ぶりが印象に残った。

When the Kanazawa branch of the Nagoya High Court handed down a ruling in January 2003 nullifying permission that had previously been given for the construction of the prototype Monju fast breeder reactor (FBR), electrical power companies and researchers involved in the power industry were up in arms. At a debate about the court ruling, a university professor who was a proponent of nuclear energy employed his knowledge of specialized terminology to talk down an opposition-party Diet member. Later on, I witnessed the professor and some cronies smirk in the corner of the room as they muttered, "Take that, you amateurs."
 高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の設置許可を無効とした名古屋高裁金沢支部判決(03年1月)の際には、電力会社や研究者が業界を挙げて判決を攻撃した。判決に関する討論会で、推進派の大学教授が専門用語を駆使して野党の国会議員をやり込めた後、会場の片隅で「素人のくせに」と仲間内で笑い合っているのを見た。

Several years ago, a regional television broadcaster that featured a researcher critical of nuclear energy in a documentary drew strong protest from a local utility firm, which argued that the show was based on a misunderstanding of nuclear energy. Although the program did not directly criticize the utility firm, the broadcaster was unable to ignore the claims of the company, one of its major sponsors. It was made to promise to dispatch reporters to nuclear power plants on a regular basis.
 ある地方テレビ局が数年前、原子力に批判的な研究者をドキュメンタリー番組で取り上げたところ、地元電力会社が「原子力を理解していない」と猛烈に抗議した。番組はこの電力会社を直接批判する内容ではなかったが、テレビ局は広告主の抗議を無視できず、記者による定期的な原発見学を約束した。

An executive at the power company whom I interviewed about the case said, "An understanding of how safe nuclear power stations are was lacking. What we wanted was repentance (from the broadcaster)." TEPCO officials that I've recently been observing at press conferences remind me of that pompous power company executive.
 この件について取材した私に、電力会社の役員は「(原発が)いかに安全か理解していない。『反省しろ』ということだ」と言い放った。その傲慢な態度は、今回の事故を巡る会見で見た東電幹部と重なり合う。

 ◇官民にまたがる狭い人脈社会

So how did the industry become what it is now?
 なぜ、こんな体質が醸成されるのだろうか。

Tetsunari Iida, a former nuclear engineer who currently heads the Institute for Sustainable Energy Policies, says that the industry is dominated by a closely-knit nuclear establishment. Those who graduate from universities and graduate from schools with degrees in nuclear power engineering go on to work at power companies, energy-related manufacturers, or municipalities that host nuclear power stations. Everything comes down to personal networks, and who the graduating students go on to work for is largely influenced by the connections and interests of the students' professors. Regardless of whether the employers are public or private organizations, the newly inducted engineers are raised to become full-fledged members of the nuclear establishment.
 原子力の技術者だった飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長は、業界の実態を「原子力村(ムラ)」と名付けた。大学や大学院で原子力を学んだ学生は、電力会社やメーカーに就職したり、国や立地自治体の技官になる。就職先は担当教官の意向で決まることが多い人脈社会で、彼らは官民に分かれても「ムラ」の一員として育っていく。

Accidents involving nuclear power plants are widely covered by the press, and are subject to intense criticism from citizens' groups. Because the nuclear establishment takes on a victim mentality when subjected to such pressure, it one-sidedly labels criticism from opponents as "opinions of mere laypersons," further reinforcing its self-righteous opinion of itself as the experts.
 原発関係の事故はメディアで大きく報じられる。市民団体などの批判にさらされることも多い。“被害者意識”から、彼らは批判を「素人の意見」だと一方的に決めつけ、独善的な専門家意識を強めていくのだろう。

Nuclear safety regulation in Japan is ostensibly covered under a "double-check" system, but in practice, the system has not functioned sufficiently. Since both those in a position to be checked and those in a position to do the checking come from the same establishment, they are motivated to take action that will protect their common interests. As for NISA, there's a fundamental structural problem in that it is but an arm of METI, the government ministry in charge of promoting nuclear power generation.
 原発の安全規制は、保安院と原子力安全委員会による「ダブルチェック」体制とされる。しかし現実には十分機能していない。チェックする方も、される方も、同じ「ムラ」の構成員なので、業界全体の利益を守ろうという意識が働く。保安院に至っては、原発を推進する経産省に属するという構造的問題を抱えている。

A comparison of the agencies overseeing nuclear energy in Japan and the U.S., respectively, is also telling. While the U.S. agency is called the Nuclear Regulatory Commission (NRC), its Japanese counterpart is called the Nuclear and Industrial Safety Agency (NISA). The conclusion we can reach from this is that by focusing so much on promoting the "safety" of nuclear energy, "regulation" and "supervision" have been left on the back burner.
 組織の名称にしても、米国は「原子力規制委員会(NRC)」なのに、日本の機関には「規制」ではなく「安全」が使われている。「原子力は安全」という宣伝を優先するあまり、規制や監視という視点が欠落していたとしか思えない。

The ongoing disaster in Fukushima has finally built momentum behind a discussion to split NISA from METI. There is no question that such a measure is necessary, but mere reshuffling cannot change the fundamental nature of those involved.
 今回の事故を受け、保安院を経産省から分離する組織改革がようやく検討される見通しとなった。必要なことだとは思うが、組織いじりだけでは専門家たちの体質を変えていくことはできない。

We are guilty of having relegated -- up until now -- the issue of nuclear energy as a world away, and a field best left to "experts" in the nuclear establishment. But the still unfolding crisis has made us painfully aware how closely linked nuclear energy is to our lives, from concerns over radiation exposure to power shortages. We no longer have the choice to remain apathetic. (By Kosuke Hino, Osaka City News Department)
 これまで私たちは原子力の問題を「専門家の世界だから」と、直視することを避け、「ムラ」に委ねすぎてきた。だが今回の事故で、放射能への不安から電力不足問題に至るまで、原子力が一人一人の生活に密接にかかわることが明白になった。もう無関心は許されない。

毎日新聞 2011年4月21日 東京朝刊

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