レンジャーむーらんのフィールドノート

清里の自然の中に暮らすむーらんが八ヶ岳南麓の自然情報を中心に気まぐれに更新します。

「森の時間」開催カレンダー

以下のカレンダーはサンプルです。 実際に運用されているものではありません。

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これはいったい・・・

2010年04月14日 01時49分11秒 | 自然情報
私事ながら4月より職場が変わりまして…。

レンジャーからフロントマンになりました。


ん?

そうするとブログのタイトルを変えねばならぬか?

いやいや、フロントマンでもあるレンジャーとして
これからも、むしろこんな状況だからこそこれまで
以上にレンジャーとしての心・目・感覚を大切に
していこうと思います。



先日、ふと外から今まで聞いたことがない、なんとも
不思議なさえずりが聞こえてきました。

窓から姿を探してみると、
やぶの中からガサガサ音がしています。

辛抱強く探していると、ヒョイっと姿を現しました。

ここぞとばかりに写真を撮りましたが、

・・・

・・



やっぱり望遠レンズがほしい(笑)。

鳥の姿が分かるようにどうにか画像を加工しました。
(画質が荒くなっているのはご愛嬌♪)

自宅のPCで作業したため、使い勝手の良い画像加工ソフトが
なくてサイズがヒドイことになってしまってごめんなさい。
(↑5月3日に修正しました。)





さて、この鳥は何だ?

ということで調べてみました。

特徴は…、

・目の周りが白くて後ろまでスジが伸びている
・くちばしが黄色い
・スズメよりは2まわりくらい大きい

写真から読み取れるのはこのくらいかな。

目が白い鳥といえばメジロ!
メジロ、メジロと図鑑を見てみたら、
確かに目の周りが白いけど、後ろまで伸びているスジがない。
身体の色もくちばしの色もぜんぜん違う。

むむ。おかしい。

他に目の周りが白い鳥はいないか?と図鑑をパラパラ
めくっていくが、一向に見つからない。

図鑑がダメならインターネットだ!ということで
いくつかキーワードを入れて検索してみると
ある鳥の名前が浮かんできました。

その鳥を調べてみると…、

『体長約 22-25cmで、嘴と尾が長い。体色は全体的に茶褐色で
かなり地味であるが、眼の周り及びその後方に眉状に伸びた
特徴的な白い紋様を持つ。嘴の色は黄色。 かなり大きな音色で
美しく囀る。』(出典:Wikipedia)

とある。

ご丁寧に載っていた写真を見てもどうやら間違いなさそうだ。

さぁ、これで名前が分かったあなたはそうとうなツウですな。

この鳥、「ガビチョウ」という鳥です。

なかなか聞きなれない名前だと思います。
が、一度聞くとすぐ覚えちゃいそうですね。

実は数日前にビジターセンターのスタッフと立ち話していて
この名前が出てきたのを思い出しました。

なんとこの鳥、外来生物法で特定外来生物に指定されていて、
日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている鳥です。

要するに外来種で、繁殖力が強かったり攻撃性が強かったりして
日本在来の鳥を脅かす存在になるだろう、という鳥なのです。

清里にもついにやってきたよ、と話していた矢先に
自らの目でその姿を確認していしまうとは。

同じ命とはいえ、やっぱりちょっと嫌な気持ちに
なってしまいます。それが自然の摂理ならまだしも、
人為的要因で日本に入り込んでしまったのですから、
地球温暖化や環境問題と同じく人間のおろかさを
感じてしまいます。

日本本来の自然に悪影響が出ないことを願うばかりです。
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