〜 蛇の目 〜 〜
むずかしい 世の中
つくるも、こわすも
なんでも ござれ
オチャノコ サイサイ
方程式、
(ナニモノか)に
従うつもり が
むずかしい
かの
奇態老人は
ぬくぬく 幻出の
(一本立ち)
(吝嗇)かくす
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☆ 2010ドウニ・ヴェルヌーヴ監督INCENDIES灼熱の魂
年間前払制の館内は
すでに上映中だった・・
(弱視が進んだか?)と
おもうほどの
暗さから
生々しい
惨状が見えてくる
それは野放図な
殺戮の現場で
いたいけな子らに
向けられた銃口は
正視し難く
とっさに顔を
そむけること数回
ついに
真摯な画面には
観客の思惑まで・・(ジャ . . . 本文を読む
〜 蛇の目 〜 〜
☆ 人心の怪
腹いせで
生霊化したかの老人は
偏屈なだけに一方的で幼稚だった
「目に物を見せよう」と
他を省みず、仇花(嫁)を
末世の闇に こうげきしつづけ
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200×年 四月○日☆ (母さん) と 「こんにちは」「おじいさんとおばあさん、毎晩ジャンケン遊びばかりしてるの」「負ければ アトしまつ、勝ったら お先に 昇天できるのね」「ジャンケンどおりの(お迎え)も
ないでしょうが御覚悟がボケ防止かな」 「おじいチャマが先立てば」 「おばあチャマがつづき」 「おばあチャマをおいかけて」 「おじいチ . . . 本文を読む
四月×日☆ ぱたらん、パッタン「また おめでたかね、って 知らないおばさんが、母さんに笑ったの」「そのとき、母さん何してたの」「川でお洗濯か、洗いもの・・」「それから」(私は幼児のように、その先を姉さんにねだった)「母さんはこうだった・・ウットリなさって『おばさん、それならうれしいですよぉ』・・大きなお腹をさすり、さすり、歌うたうように『お腹の中は、水だらけ』って」--- --- . . . 本文を読む
花売り/南米 四月三日☆ 汝(なれ) あまつさえ妹も染めて汝が立ち去ると夜空 焦がし青い炎 がそそとふるえたつ黒い書物より 流れ絶え間なく汝をひく 川のささやき父のアルトよ 天の声ようち枯れの小屋にもぐれば黒ひも たらし天井から ぶら下がった首つり人形の汝は(ゆらしてごらん 生きている)などと紙ぺらのようなうすい体 さらし白く濁って動かない目をばむく-----かきなぐりの姉さんの詩殆どが、夢の . . . 本文を読む
☆ 白い闇。。ガーベラ と オポッサム
教室内は
沈黙の
謎めくサザ波下
それは深く潜伏した
なんとなれば
窓枠のツタがらみ
無心に
風を吸いながら
ケシカラン
不良男女を
他人事と思い
浮かべていたのだから・・
それから二十年後の
現実は神秘にすぎた
ふいに白い闇が
切って落とされ
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☆ 教室の。。。ひとこま
「エ、この学校の生徒の中で、
ほかのクラスの者だが、
先生は昨日、
とんでもないことを目撃した」
自称 先生の
・・端(はな)から
数式を解く
歯切れのよさが
黒光りする
かなつぼまなこ
おさえる
ゲジゲジ眉毛に
よりそおうか、
そうまいかと
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☆ はじめに。。。ガーベラ
「近ごろの若者はもえやすいですネ。食物のせいかしら」
オールバックの白髪越し、小首かしげる人の笑顔
どのテーブルにも一輪挿しが付いていた
白いカスミ草、
少し離れて
緑の太い茎の肉色は
ガーベラだろうか
記憶ズレした
花から
雑駁が立ちのぼり、
座ったばかりが
落ち着かない
遥かな遠い教室では
休み明けの作品を
二 . . . 本文を読む











