夜の8時過ぎだった。
車の 急ブレーキが キキキーっ と凄い音をたてて
走り去った。
みんなは 知らん顔をしているが 何だか胸騒ぎがする。
玄関を出て 道路の方に目をやった。
道路の向こう端に 黒い固まりが!! まさか
近づいてみると みー だった。
「みー どうしたんだ」
抱き上げると もう 虫の息だった ぐったりして
動かない。
みーを抱いて 急いで家に入った
「みーが車に当たって 死んだよ」
「嘘でしょう まだ 生きてるでしょう?」
でも どのように 車に当たったのか 外傷は全く
なかった。
でも 息は していないのだ。
あれほど 最初は猫を嫌っていた妻が 泣いている
娘も ミーを 抱いて 声を上げて 泣いている。
猫が死んだぐらいで 何故 こんなに 悲しいのか
ミーを 惹いた 運転手が 憎い
一晩 みーの傍で 私は寝ることにした。
車の 急ブレーキが キキキーっ と凄い音をたてて
走り去った。
みんなは 知らん顔をしているが 何だか胸騒ぎがする。
玄関を出て 道路の方に目をやった。
道路の向こう端に 黒い固まりが!! まさか
近づいてみると みー だった。
「みー どうしたんだ」
抱き上げると もう 虫の息だった ぐったりして
動かない。
みーを抱いて 急いで家に入った
「みーが車に当たって 死んだよ」
「嘘でしょう まだ 生きてるでしょう?」
でも どのように 車に当たったのか 外傷は全く
なかった。
でも 息は していないのだ。
あれほど 最初は猫を嫌っていた妻が 泣いている
娘も ミーを 抱いて 声を上げて 泣いている。
猫が死んだぐらいで 何故 こんなに 悲しいのか
ミーを 惹いた 運転手が 憎い
一晩 みーの傍で 私は寝ることにした。
私の母はたいそうな猫好きでした。
一時は5匹飼っていました。
どういうわけか寿命をまっとうした子がいないんです。
猫は可愛いです。犬と違って自由気ままに生きていて、都合のいい時だけ人間に擦り寄るけれど、基本的には人間に媚びない気高さ奔放さが大好きです。