きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

コーヒーが冷めないうちに

2016-11-19 | 


今日は雨でどんよりした一日でした。午前中は家庭教師で、午後は家で仕事しました。図書館で借りて、川口俊和の「コーヒーが冷めないうちに」を読みました。何かの雑誌で紹介されていたのを見て、読んでみました。過去に戻れるという喫茶店が舞台の、ちょっとファンタジーな物語です。過去に戻れるといっても、たくさんのめんどうなルールがあります。過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない人には会えない、過去に戻って何かが起こっても現実は変わらない、過去に戻っても席を立って移動することはできない、そして、過去に戻れるのは、コーヒーが冷めてしまうまでの時間だけ。それでも、どうしても戻って会いたい人がいるお客さんが、たずねてきます。物語は4つ、結婚を考えていた彼氏と別れた女の話「恋人」、記憶がきえている男と看護師の話「夫婦」、家出した姉とよく食べる妹の話「姉妹」、この喫茶店ではたらく妊婦の話「親子」。哀しみを抱えて過去に戻ることで、大切な何かに気づいたり、出会えなかった言葉に出会えたり。ほんわかと心温まるお話でした。読みやすい本ですが、文章のリズムは、ちょっと私との波長と合わない箇所もありました。とはいえ、あっという間に読み終わりました。
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