今日は雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったり。昼間は学校で、夜は家庭教師でした。レンタルDVDで、「素晴らしきかな、人生」を見ました。ウィル・スミス主演の95分ほどの短めのヒューマンドラマです。舞台は、クリスマスを前にキラキラ輝くニューヨーク。そんな中、6歳の娘を亡くし、人生のどん底にいるハワード。彼が成功に導いた企業、そして彼の生活、すべてが崩れてしまった現実を、なんとか立て直そうと奮闘する部下たち。そして、彼が信じる「愛」と「時間」と「死」をキーワードに、役者が演じるお芝居で偽りの幻想を作り出す。それぞれの悲しみと優しさが交差する中で、最後は「あ、そうだったのか」と思うエンディングを迎えます。メイキングで語られている通り「大人の寓話」というテイストで、それぞれの登場人物が抱える悲しさが、ちょっとだけ救われる、そんなおとぎ話です。ウィル・スミスもストーリーも、意外と暗いままで、思ったほど感動しなかったけれど、でもほわっとした気分で見終わって良かったです。邦題は、これってどうなんでしょうね。
