自閉症児〝かいと〟's母のぴろぴろ観察日記。

2002年生まれのかいと君は知的障害を伴う自閉っ子。
そんな彼の毎日を観察日記で残します。

センチメンタルBUS旅行記~イチゴ一会編~

2010年03月27日 | こんなとこ遊びに行きました~県外日帰編~


  巷で意外に以前から評判なかいと母の旅行日記。
  今回は某地場スーパーの懸賞で当選してしまった「香川県手打ちうどん体験ツアー~おまけでイチゴ狩りと昼食もね~」です。
  何とかアップする気力&時間が取れましたので、頑張りたいと思います

  さすがに今日1日の話を一度にアップするのは大変(読み辛い)なので


  「イチゴ狩り編」
  「お昼御飯編」
  「手打ちうどん体験編」

  
  の巨大3部作に分けてお送りします。



  まず今朝の様子から。
  ・・・頑張って5時半過ぎに起きた母。と言うよりキンチョーからか目覚ましより早く起きてしまいましたがorz

  で6時過ぎにかいとを叩き起し(・・・はかいと父に迷惑なので、そぉっと小声で起こしましたが^^;)大急ぎで準備をさせました。


  7時前には自宅を出て、まずは待ち合わせ場所に向かうためのバス停に向かって出発!
  ・・・・・・・・・普段もコレくらいシャンシャンしてくれたら絶対遅刻とは無縁なのに
  滅多にバスに乗らない母なのでまずはバス停の位置事前チェックから必要でしたがーー;;


  「バスに乗ってさ、わーーーって大きな声出していいんかいね?」

   (首をふるふる)

  「バスん中で走ったり遊んだりしてもいいんだっけ?」

   (ふるふる)

  「バスから降りるときは黙って降りていいんだっけ?」

   (・・・少し考えてふるふる)


  偉ぅなったのぉ・・・(TーT)

   15分ほどとっても大人しくバスに乗って集合場所へ到着しました。
   するとそこにいたのは大型観光バス

  「今日はこれに乗ってお出かけします!
   この数字が書いてあるバス(ナンバープレート)じゃけ、間違えんのんよ」

   実は広島県東部からももう1台バスが出るため、登録番号部分をかいとに教えとかないと帰りに間違えたら大変ですから^^;



   るんるん♪とバスに乗り、山陽自動車道を東へ。
   途中で車内で飲んだ麦茶をリバースするという事件もありましたがーー;;休憩で寄った与島SAでは

  「かいそくマリンライナー!!」


   何事も無かったかのように元気に電車を見上げておりました。
   個人的にはフィッシャーマンズワーフの方では無く、第1駐車場の方へ寄って欲しかったんですが・・・招待旅行なのでワガママも言えず(p-q)


   そこからさらに1時間ほど走って、高松市は三木町にある「森のいちご」という観光農園でイチゴ狩りを楽しむことに


   かいとは途中通った高徳線やコトデンの踏切をしきりに気にしていましたがーー;;(そして何とかコトデンを1両だけ見られて納得)イチゴ狩りへ着くとテンションアゲアゲ


  「ヤギだぁ~~~~~!」



  オマエさんの関心はまずそこかいっΣ\( ̄ー ̄;)
  確かにビニールハウスじゃ何のことかかいとにゃ解らんわね・・・
  ハウス前にいたヤギが眼に入ったらそりゃ気になるよね・・・


  


  勝手に「ユキちゃん」とココロの中で呼んでましたけど。。。(解るアナタは多分同世代)


  イチゴ狩りの簡単な説明を受け、ヘタを入れるための紙コップを受け取りいざハウスの中へ!!
  イチゴ狩りは親子で初体験でしたが、物凄いテンション上がることなんですね。


  


  こんなイチゴがわんさとぶら下がってたらもう・・・・・・о(ж>▽<)y ☆


  「いろんな色のイチゴがあるけど、こんな風にあかーいイチゴが美味しいんよ。」
  「で、こうやってプチっともいで・・・こうやって食べます。」
  「ヘタはこの紙コップにいれたらいいけぇね。」
  「洗わんでもそのままパクっと食べても大丈夫よ。」




  「今日は数のことは言わんけ、いっぱい食べてもイイよ^^;」


  放っておいたら1パック1人で食べつくすようなヤツですからーー;;
  そら個数の規制をかけないと大変なことになります。。。


  


  「初めの数個は母にもいで貰ったものの、興味を示して自分で初めてイチゴをもいだ」の図。


  


  「思った以上に簡単だったので、もう自分でやりたい放題」の図。


  さっきちゃんと「無制限食べ放題」の指示を出したのに、ヘタが少し溜まると




  「ヤギさんにあげてくるねー


   さっきのユキちゃんの画像のところで写ってましたが、ココの動物たちはイチゴを食べるんだそう。
   イチゴのヘタをやるとそれは美味そうに食べるんだそうな^^;
   でかいとはユキちゃんにはヘタはあげずに、もう1頭の大人のヤギにヘタを食べさせたんだそう。曰く

  「食べたよ、ぜーんぶ食べたよぉ」

   5回くらいあげに走ったんで、本当に食べたんでしょう。
   ・・・ヘタを溜める母の身にもなって欲しい



   ここのイチゴたちは子供やご年配でも体験しやすいようにちょうどいい高さに設定されています。
   フツーにミツバチが飛んでてかいとは驚いてましたが^^;

  「ミツバチさんはお仕事しよるだけじゃけ、大丈夫。」
  「ミツバチさんがお仕事せんかったらイチゴができんのんじゃけ、いじわるしたらだめよー」

   ミツバチは普段でもよほどでないと刺しませんしね。


   普段は買って貰えない(!?)どデカイイチゴを見つけては


   「かーさん、おっきいのあった


   と嬉しそうに頬張るかいと。
   ・・・・・・・・・大人ならデカイのよりは熟れてる中くらいか小さいほうがホントは美味しいのを知ってるんですが、やはり見た目が重要なようで、大きなのばっかりお上品に3口で食べてたかいとです。


   イチゴ狩りって時間制限があったり、その割には値段が高いなーと前から思ってはいましたが・・・今回体験してその理由が解りました!


   そら、コレくらい要るわーー;;


   品質管理はモチロン、コレだけ手間のかかることをして無事に栽培させようと思ったら・・・納得
   でもスーパー等で買って食べるイチゴとは全然別世界の味で、こんなに幸せな気分を満喫できる体験なんてそうそうありません(大げさ?)。
   そして30分もイチゴを食べ続けたら結構お腹がいっぱいですーー;;

  
   父親と男の子で参加されてた親子が「2人で22粒食べた~」と車内で言ってましたが・・・あまーーーーいヽ(`Д´)ノ

   かいとと2人で絶対その倍以上は食べてますorz
   もうね、お互い赤い粒を見たら手が止まらないんですよ。
   ヤギさんにあげたいのもありますが、ホントに甘くてホントに美味しいイチゴが幾らでも入るんですよ。


   


   「練乳を付けずともイチゴを満喫するオトコ」の図。






   言う割には、この農園で飼われてるヤギやうさぎ、牛に豚に、ミッキーというおじいちゃん柴犬に興味がありありだったかいとですが。
   ミッキーに触ることは出来なかったクセに、偶然見かけたショットに興奮し・・・



   「ミッキーちゃん、チーした!
   石のところで、チーしよった( ´艸`)」




   ワンちゃんのトイレシーンに反応するのは幼少時代から変わっておらず。
   殿の先代ワンコの時(かいと2歳か3歳の頃)から好きでしたからね、トイレシーンーー;;
   バス停から自宅への帰り道でもこの話をしてたので、よほどキョーレツだったんでしょう。。。


  
   新鮮なイチゴにより手がベタつくなんて何て贅沢:*:・( ̄∀ ̄)・:*:とウットリしてた母ですが、かいとはイチゴに動物に衝撃シーンにとたくさん満喫したようです(ー公ー;;




   イチゴ狩りは1時間ほど時間を取り、コレが12時過ぎの話なんですが・・・次はお楽しみの昼食
   この時の話は「その2」でお楽しみください


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