自遊日記

定年後の備忘録

本 「日本史・有名人の身体測定」

2016-12-05 11:26:31 | 読書

 

このほど篠田達明著「日本史・有名人の身体測定」を読了しました。

歴史に出てくる超有名人の身長、体重、持病、死因 等が記されており

興味深く読みました。

豊臣秀吉 140cm 享年62際

豊臣秀頼 180cm 享年23歳

徳川家康 159cm 享年75歳

織田信長 170cm 享年49歳

土方歳三 169cm 享年35歳 

千 利休 178cm 享年70歳

夏目漱石 159cm 享年50歳

etc

秀頼は長身で目元涼しく気品に満ちた面立ちだったそうです。

あまりに立派に育った姿を見て、家康が恐れたのもうなずけるデータです。

 

しかし、昔の人の身長を一体どのように推測するのか?

古文書の記述や肖像画などから推測するそうです。

上腕骨の長さと身長には相関関係があり、上腕骨の長さがわかれば

身長も大体わかるそうです。

上腕骨の長さは、肖像画の所持品(扇子など)や着衣のエリ幅などから

推測できるそうです。

 

著者は、医師で歴史小説家。

説得力ありました。