LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ジャガーXJRーS(7)

2013年05月03日 19時40分36秒 | モデルカー製作記
ゴールデンウィークもいよいよ後半戦に突入ですね。
例によってカレンダーとは関係の無い生活をしている私には、連休は全然関係ないので、いつも通り仕事してます。

で、ちょっと買い物があって駅前に行くと、人が多いのでビックリしたりします。一方ウチの周りはヤケに静か。里帰りしている家が多いんだろうなぁ。高速の渋滞も凄そうだし。
こういう時はウチにいるに限りますね。

さてさて。アレザンのジャガーXJR-S、今回は中研ぎ&オーバーコート&磨き篇です。
↑↓クリアーがとてもきれいに吹けたので、表面はかなり滑らかで、研ぎは非常に楽でした。いつも通り1500番のフィニッシングペーパーですりすり、表面がくまなく磨りガラス状態になるまで研ぎ込みます。けっこうエッジの多いボディ形状ですが、1/43は塗膜が厚くなりやすいので、研ぎ過ぎてカドが出ちゃう的なアクシデントはそうそう起こりません。



↓ホコリが付かないように、よーく注意してオーバーコート。EXクリアーの希釈は前回までと同じで、レベリングシンナーで約3倍です。



↑イイ感じに吹き終わりました。ザラつきが出ないように、ウェットな状態を保って垂れる寸前まで吹いてテロテロに塗り上げました。



↑オーバーコート後、1時間ほど経ったところ。ルーフやリアデッキの光沢は液体表面に近く、非常にキレイです。このまま乾いてくれれば言うこと無しですが…



↑そのまま加熱せずに72時間ほど乾燥させたら、表面が収縮して光沢は若干ヒケてしまいました。ラッカー系塗料の宿命です。でもEXクリアーはヒケの度合いが小さいので助かります。



↑ってことでコンパウンドの出番です。まずはソフト99細目。切削力が強いので、ガシガシ行くとすぐに下地が出ますから、力を入れずに優しくやさしく磨きます。コンパウンドの切削力だけで表面の微細な凹凸を削り取っていく、という感じ。すぐに収縮で生じた梨地が消えて光沢が出てきます。



↑その後はスジボリ堂システム・コンパウンド3種を順番に使って磨き上げます。



↑磨き終わりました。って写真だと変化がビミョーだなぁ。実物はけっこう劇的に光沢がアップしてるんですけどねぇ。



↑コンパウンド磨きのあと、ぬるま湯の中で中性洗剤をつけて泡立てながら、柔らかい布でさらにごしごし磨きます。スジに詰まったコンパウンドもとれて、すっかりツルピカになりました。



↑側面の写り込みで光沢がお判りいただけるかと。イイ感じです。




↑しかーし!磨きが完全に終わってから、左サイドシルにえくぼが出来ているのに気が付きましたガビーン。中研ぎの時にはこんなの無かったような気がするがなー。
そーいえば真ん中へんにデカい気泡があったんですよ。どーも塗装と乾燥の過程で痩せちゃったようですね。

大々的にパテで修理すると、凹みのあとだけグレーになっちゃうので、そのあと色味を合わせるのが難しそうです。メタリック塗料って隠蔽力は結構ありますが、さすがにダークな色味の中にグレーのパテの部分がポコッとあると、ムラになるような気がします。
そこでパテは使わず、クリアーの原液を盛りつけるように塗って凹みを埋めました。ひと晩じっくり乾かしてから、持った部分がちょっと出っぱっていたので、800番のペーパーで用心深く均しました。そしたらサイドシルの上のカドのところでサフが出てきちゃった…

結局、ボディカラーをスポット吹きし、クリアーを2回吹いて仕上げました。ほぼ判らなくなったっぽいです。いやー余計な手間を喰いました。まぁキレイに補修できたので、結果オーライです。

次回は細部の塗り分けです。このキット、窓枠のモールドがボヤーンとしてるので、ちょっと厄介なことになりそうです。


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