アメリカはご存知のとおり非製造業の国です。金融を中心としたサービス部門が主力で消費も何もすべてこのセクター次第です。
特に金融は年収30万ドルを超える世帯が集中していますのでここがやられたらアメリカ全体がアウトだ・・・・そしてシティーが潰れかけた1991年以来、このセクターがやられたことはない・・と以前書きました。
昨日の全米供給管理協会のISM指数はその意味で大ショック・・でありましょう。1月は41.9、前月が54.4ですからその落ち込み方は異様です。この数字、ISM指数と呼んでますが、80年代から全米購買部指数とよばれ、失業率などに比べるとはるかに精度の高い指標として知られ、これがここまで下がればそりゃー株式市場は動揺します。
所謂所得の上位3−5%が全消費の90%をまかなうと言われているアメリカですから、過去20年間はこのゾーンが安泰だったのでたいした景気後退にならずに済んだ訳です。日本のように8万ドル程度のゾーンが安定的に消費を支ええている国だとそれほど消費自体は急激には落ち込まず、ここ10年体験したようにじわじわ落ちていくわけですね。
しかしアメリカの場合はこのゾーンがダメージを受けると、一人で3軒持っていたりする住宅は勿論、アメリカ人平均の10倍以上払っている医療、年間10万ドルは支出していると言われる子供への教育など、諸々の高級サービスに対する支出を急激に減らすことになり、経済全体へのダメージは日本の比ではないのです。
特にウォールストリートの皆様は結構大変。
90年台はウォールストリートの受け皿としてちょうど投資銀行業務に手を出し始めた欧州系金融機関がありました。これであまり消費が落ち込まずに済んだのです。さすがに1Milの仕事は少なかったのですが50万ドル程度で米系金融機関から人を迎える欧州系はそれこそごろごろありました。
その後も、業界全体でわが世の春を謳歌した訳ですが、今回のCDO惨禍は欧州系も巻き込み、所謂バイサイドもヘッジファンドが不調でやはり受け皿になりそうもありませんね。ただでさえ、インド、ロシアなどから優秀な人材(特に理数系のデリバティブ関連はとんでもなく高い給料が取れたのですが・・・)が価格破壊をおこしつつあったところにこれですから、それはつらい。
大体貯金もしませんからね、彼らは。マジでタクシー運転手になっているという知り合いまでいます。家も、フェラーリもモデルのような若く美しい奥さんも(3人目だけどね)すべて手放すところまで来ているのが現状ですが、遂に数字に裏付けられてしまった(笑)。
実際、あの90年をはさんだ時期を含めて個人消費がゼロ成長ということはアメリカの場合なかったと思います。あってもほんとにちょっと・・・でしょう。が、今回はかなり怪しい。
ということでリセッションリスクは80%以上と見ます。ヘリコプターでばら撒こうにも原資がないしね。これで本当にマッケインが勝っちゃったらアブダビはシティーの株を売るんじゃないかしら・・・などと余計なことまで考えさせられる夜でした。













そこで 疑問なんですが
今回のIMSの指数の低下ですが
1月の指標より算定基準を見直するとの記事が有ったのですが
今回の製造業・非製造業の指数のブレはその
算定基準の変更に伴うブレの要素が有ると言うことは無いのでしょうか?
また 今回 情報の漏れの可能性が有り
前倒しの発表をしたと記事で読んだのですが
この辺の事情はどうなんでしょうか?
日本より米の方が 情報管理は厳格に実行されていると思っていたんですが・・。
もし 時間がありましたら 図々しいと思いますが
コメント頂けたら幸いです。
英語は全く駄目ですのでロイターの日本語版読む程度で 米の事情が良く解りません。
細かいですが・・・
ISM指数を暖める力はなかった。
それとも
指数の凍てつきがスーパーの熱気を呼び込んでいるのだろうか?
何しろ18歳以上の若者が、かってない数が、経済に目覚めて投票する、
とあちらのテレビは流している。
姉御の政策も、何故旦那が大統領の時にしなかったのか、と鋭い指摘もある。経済顧問はオールドフェローで、二代目の経済ブレーンと根は大差ない。
黒いエースも空の財布には希望が詰まっている、
と言わんばかりだ。
どなたがボスになられるにせよ、戦争の後始末から始めねばならない
と分かっているが、それまで保つんでしょうかねぇ??
これから2〜3年は大変そうです。
それはいいとして、モノラインについてのところに(1月24日)書いてあった「大きな魚」、ってなんだったんでしょう?アエラ読んでないのでわからない・・・
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00126668.html
ぐっちーさん
中国株の空売り時ですぞ!
あきらかな職業差別発言です、削除を求めます。
貴方のブログの影響力を考えて投稿するべきです、
まっ、貴方の本音の部分ですから、削除するかは貴方の人間性にかかわる部分ですから強制はしません。
これが雑誌、新聞のコメントなら、記者の方が絶対載せませんけどね。
ブログだから何を書いても良いと言う、その辺の素人みたいな理屈をつけるならそれでも良いですけどね。
いつも貴重なコメントありがとうございます。
参考にさせていただいています。
僕も個人的に株取引を行っているのですが、最近の悪材料てんこ盛り状態の中で漠然と思っているのが、こんだけ色々と騒がれている中でヘッジファンドの破綻という話を耳にしないなぁ〜ということです。
こんだけいろんな会社や金融商品が格下げだの値が付かないだの言われてるということは、そういったモノに投資していたヘッジファンドとかがあるんなら相当ヤバイ状況になってるんじゃないかなぁ〜と。
2月って確かヘッジファンドの決算月ですよね?
なんかとんでもないニュースが飛び込んでくるんじゃないかと勝手に妄想している今日この頃です。
「所得の上位3−5%が全消費の90%をまかなうと言われている」
誰が言ってるんですか?考えてもありえないでしょう。妹や弟がアメリカにいますが、ありえないと。某、お金を発行している銀行で某国勤務の友人もありえないと笑ってました。アメリカはニューヨークやロスだけではないんだよって!そんな事を言っている人は、全米で一番人気の歌手はマイケルジャクソンだと言ってないかいって?!反対から見たらフジヤマ・ゲイシャの世界だよって。だいたい、キャディーに乗ってもフェラーリは無いってって!成功者は自国の高級車で、外車は乗ってもポルシェだって。確かにマンハッタンにフェラーリはいませんね。グッチさんはアメリカ生活はないのかな?
で、まいどの押し付け戦争勃発!だからマッケイン大統領!!
日本に米国債買わせて、日本政府は庶民へ増税!といつもの道?? 遂に年間自殺者5万人突破か???
・・・でも、いよいよ「終わりの始まり」が始まったのかも知れません。
日本のバブルが崩壊した時、国内にはタップリ金がありましたが、アメリカの場合は輪転機を回すか、日本から搾り取るか・・・
次の大統領がどういう政策を打ち出すのか、とくと拝見致しましょう。
ただでは起きぬアメリカ。
ユーチューブなどに出てますね。
聴衆から、イランについて聞かれたマッケインが、
「バム、バム、バム...(bomb,bomb,bomb:爆撃)」と、歌ってる姿が。。。
知り合いの米国人によると、これはビーチボーイズという昔の音楽グループが歌っていた、「バ、バ、バ、バーブラ・アン…」という恋愛歌の替え歌だそうですが。。。
ここ、笑う所ですか? 自分には笑えません(>
「△△との交渉はガラス玉を投げあうことに似ている。但し、いくら△△が玉を強く投げてこようとも、わが××は玉を下に落とすわけにはいかないのである」
現代の国名をあてはめても結構遊べますねえ。
自分が、「これホームローンて、書いてありますよねえ...?我が家は2軒目を買う予定は無いから...」と断ると、「いいえ、これは、あなたの今の家を担保にお金を借りて、車でも、毎日の食品でも、好きな物を何でも買っていいのよ。」と言われて、目が点になりました。
日本じゃ、ホームローンを借りる時は、さすがに目的が、家(とか土地)を買ったり、補修することに限定されてたと思うんですけど、違いました?
自宅を担保に、「消費するなら何でもOK」のローンて...しかも、それ売ってたの、シティみたいな大手一般銀行ですから。アメさん皆で強壮剤みたいなの打って、消費続けてたみたいなもん。(で、その低金利買いたい放題のために、ずっと利用されてたのが、資源が無くて、国民総我慢の超低金利国、日本)。いい加減、ああいう生活にバチがあたって当然な気もしますね。
もしなったとして資金はどのように動きますか。
私達の自衛手段は何がありますか。
とても不安になりました。
日本はどうなるのだろう、今でも増税やスタグフレーションが予想されるのに、
私達はまだ日本が豊かでない頃を知っているから
いいですが、今の若い子達は我慢できるのでしょうか。
つまらないことを書いてしまいました。
なにかヒントをくださいませ
でも今回の記事で、タクシー運転手をしている知り合いの話が出てきて安心しました。
もちろん、「いい気味だ」と言うわけではありません。数字と統計だけでは、NYでなまの人間がいったい今どんな状態になっているのか? が分からなかったからで、ぐっちーさんがあえてご自分の知り合いを出されることで、ぐっちーさんのお話はさらに信憑性が増したからなのです。
この記事、ぜひ残しておいてください。かつてアジア金融危機の際にも、大富豪が落ちぶれてサンドイッチ売りをしている、というニュースがテレビでも放送されました。貧乏をしてタクシー運転手をしていることが差別かどうかという問題よりも、「貧乏になった人が出てきた」という事実を私たちが分からないことの方が、よっぽど問題だと私は思っています。
考えてもありえないでしょう。――― 同感です。w
上位3−5%の人が資産の90%を所有しているの誤りじゃない!?
確か・・・
米国が困るのはインフレだけです。
元をたどれば貧乏人の作った借金で、なんで米国が傾くんですか?
米国の金持ちは、貧乏人の借金が飛ぶのを怖れて、弱気に、キャッシュポジションを高めるんですか?
資産価値に関わる危機は多くの場合、合成の誤謬・自己実現です。
NYとかCAだったら、もっと高いと思います。
もちろん安い幼稚園もありますが、教師の質もプログラムも何もかもがそれなりです。
あと、アメリカは6月から夏休みなので、休みの間にサマーキャンプへ行く子供が多いのですが、その金額がこの幼稚園では一週間$325します。
プライベートスクールへ入れない選択肢もあります。
でも良い公立へ入れるためには、家を買って高級住宅地へ引越す必要があります。
私の住んでいる州は、教育レベルがあまりよくないので、公立は人気がありません。
子供を授業料の高いプライベートスクールへ入れて安心かというと、そうではないようです。
ハーバードは、全米の共通テストで上位に入っていても入学できないこともあるそうです。
ボランティアするのは当然で、他に音楽でもスポーツでも全米レベルであることを望まれるそうです。
リーダーシップがある人も望まれます。
なんだか書いていて疲れてきました…はあ〜
これが差別的発言だとのコメントがありますが、同意しかねます。
文脈・文意からしても差別的要素は無いのでは? なるほど、こうした人も世の中にはいるんだなと勉強にはなりましたが。
初めて投稿させていただきます。
>あきらかな職業差別発言です、削除を求めます。
まったく、そうは思いません。
むしろ金融業の人たちの生活の現状が
非常に分かりやすく理解でき、金融危機の現状を
分かりやすく表現しているだけですよ。
著名人発言の言葉尻を捕らえて、訂正・削除・謝罪を
求める事柄が多すぎてウンザリです。
ぐっちーさん、応援しています!
>あきらかな職業差別発言です、削除を求めます。
米国映画や小説にしばしば登場する転職パターン、比喩的?表現でしょう!?
現実の社会でも、よくある転職だし。
これを差別発言だと感じる人は、以後このブログに来なければ良いだけの話です。
ここは、自由の国、日本です。発言の自由、出入りの自由は保障されています。
タクシー運転手が大変だってニュースくらいみたことあるでしょ?
引き合いに出すにはとてもいい例だと思いますよ。
こういうところにいちいち反応する一部のこういう痛い人のせいでどんどん住みづらい世の中になっている。
ちがうだろ?おまえが差別してるんだよ
分かるかい?