今日は自慢話。
ぐっちーは昨年年初から世界中でのサブプライムによるCDO絡みの損失は100兆円は超えるだろう、と早くから宣言していました。当時はあほか、とせせら笑われましたが・・・
【ニューヨーク=山本正実】
米大手証券ゴールドマン・サックスは、サブプライムローン問題を背景とした金融市場の混乱で、世界の金融機関や投資ファンドなどの損失が1兆2000億ドル(約120兆円)に達する可能性があるとの報告をまとめた。
このうち、米国分の損失は、約4割に相当する約4600億ドルにのぼるという。米メディアが25日、一斉に報じた。 国際通貨基金(IMF)は、世界全体の損失が約8000億ドルになるとの試算を発表している。今回の推計はこれを大きく上回っており、サブプライム関連の損失拡大がさらに続くとの見方が広がりそうだ。
ゴールドマンは報告で、「評価損を出すなどした金融機関が、自己資本比率を維持するため融資を控え、信用収縮が一段と進む」とも指摘している。 (読売)
ゴールドマンがいち早くぐっちーに追いついて来ました(笑)。
発行総額から逆算して、2−30%を飛ばすとこの程度の数字になったので100兆と早くから申し上げたわけですね。実に荒っぽい計算ですが、こういうのは結構正しい事が多いのです。
当に事件は現場でおきているのですよ・・・
はじめはせいぜい400億ドル程度、と言われ、それが今だと4000億ドル程度というのが大体専門家の見方のようですね。われらが金融庁長官は20兆円とおっしゃっているので大体2000億ドル内外ですね。
なんでだろー、と思いますが、複数のエコノミストの方とお話をしたときにCDOによる発行債券のアベレージライフとリーガルマチュリティーといった基本的な概念や特質に関する理解がマッタクない方ばかりで正直びっくりしました。そんな状態でテレビでしゃべる訳ですからね・・・
これではいけません。例えば表面の償還期間が延びたり縮んだりする仕組みを理解していないとかなりのものが償還せずに塩漬けになるリスクと償還期間が長期化するしつつ激しく価格変化が起きるリスクを見逃してしまいます。
特に今回のような原資産の毀損と言う事態ではこれらの現象は見逃せません。 厳密な計算は別として、これらを踏まえると考え方は結構簡単で、このCDOは過去およそ20年に渡りコンスタントに発行されています。そして各社の引き受け額を足し挙げると大体年間40兆円位(2005年以降)が発行額です。
このうち償還しているものもありますし、毎年確実に40兆円発行していた訳でもないので、残存部分をざっと10年分とみて400兆円、すべての原資産が悪いものではないので(その証拠にレバレッジド・ローンの倒産率は変わっていない・・・今後これが酷くなる恐れがあるので急げ、といっているのだ)、そのうち20%飛べば80兆円、30%が飛べば120兆円ですからまあ、およそ100兆円だね、と成った訳。
ディストレストの経験値は大体こんなもんです。
ということでまだこれから様々な損失に対する対応が必要で、正直道半ばといった所でしょう。
ベアー救済のスキームはさすがにびっくりしました。担保価値のありようのないCMBSまで引き取るというのですから、別の見方をすれば立派な公的資金の使用でしょう。しかし、これも一時しのぎに過ぎません。どこで抜本的な対策を打つか、引き続き注目です。














今後も価値の高い情報を発信し続けてください。
あれだけ残塁を築けば当然ですが。
左右の二枚看板が良いだけに残念でした。
みずほやリート空売りしてさぞ儲かったのでしょうね。
タイトルの「金持ちまっしぐら」達成おめでとう。
そろそろ独立してはどうですか?
ヘッジファンドなど興してください。
お金預けますから。
債権市場のことも、なんとなくだんだん分かるようになってきました。
去年7月のぐっちーさんのエントリー「モーゲージ市場のおさらい」
を改めて読み直しましたが、債権期間が延び縮みする仕組みなんて
これを読まないと絶対知らないままでした。
100兆円当てたのも素晴らしいですが、去年7月の段階でこうした
解説をすでにしていただけていたというのも素晴らしいと思います。
鼻を伸ばしてもいい・・↓も伸ばしていい。
預言者になりつつある・・宗教上ではない。
キリストが生きていた時代も、同じような預言者が氾濫していた。死者を蘇らせ、水をワインに、宙に浮かぶ能力も珍しくなかった。またキリストと代わらぬ説教もあった。
何故キリストのみが残ったか?
本物だったから・・・それは間違いないが、最も大衆の人気があった・・・だそうです。
そこで意地悪な質問であります。
損害の上限は?
金融危機の大部分は自己実現で成立するからね
だから、米国政府が抜け駆けを許さない枠組みを作れるかが大事で。
ダメだったら、もっと大きくなりますよ。
原債権のサブプライムローンは、このままでは値下がりが続く「腐ったタイ」で終わってしまう可能性があります。
日本が犯した轍を踏まないよう、一刻も早く公的資金投入の方向を打ち出すべきです。そうすれば、市場のムードは一変するんじゃないでしょうか。
って、ふっと浮かんできました。
その予想は関知しないところかもしれませんが、コメント楽しみにしております。
http://auth.nikkei.co.jp/jisetsu/index.aspx
「実現性低い公的資金注入」
白川 浩道 氏
クレディ・スイス証券 チーフ・エコノミスト
それよりも、ここを参考に、国内株式売りもちにしてるんだけど、あんまり下がんない(昨年の7月から見たらずいぶん下がったけど、最近2週間は底堅いし)。下がるんだったらもっと思いっきり下がってほしいんですけど。。。
いわゆる抜本的な対策とやらが行われるまでは売りもちにしとくつもりですが。
ところで、ぐっちーさんはCDO発行総額400兆円と見積もっておられるようですが、草野 豊己って人は日経CNBCの番組内で800兆円って言ってた気がします。CDO以外の住宅ローンに関わる債券も含めての話だったかもしれない(そのあたりはうろ覚えなので)ですが。
今なら値段つかないから0円で評価するの?
>金融危機の大部分は自己実現で成立するからね
意味不明。ぐっちーさんの先見の明があった事も理解できないのか?誰も予想していなかった数字を主張して当たったんですよ。大きな数字を出せばそれでいいという話でもないし。
でもね、日本企業は軽微かなあ?
農林中央金庫とか全国信用組合連合会とか
昔のプリンストン債のヤクルトとかお金の余っている
経営者が無能なところ。