ど〜すりゃいいのさ、し〜あんばあ〜し〜・・・・・ などと歌うしかないですか、これは。
一週間のご無沙汰でございます!
全く書き込みができずに平身低頭であります。にもかかわらず、たくさんのアクセス、痛み入りまする。感謝感謝・・・でございます。
さて、アメリカでは金融安定化法案は否決!! ときました。
難航は予想していましたが、何とか可決するのではないかと思っていただけにびっくり。今週のアエラにかなりフライングしてあれこれ書いておいたのでよろしければ読んでみてください。この原稿は毎週ひやひやです。今は1週間たつとね、何が起きていてもおかしくないですからね。 出てみたら、なんだこりゃ、ってのがある訳ですな。おーこわ。
相変わらず世間の報道は劣悪なレベルですが、1990年のオリンピアアンドヨークという世界ナンバーワンの不動産会社が潰れたときのことを思い出せば今回のことは90%予想が付くはずです。ただ、その当時の経験者がほとんどいない、というのも報道が迷走する原因のひとつかもしれませんね。
今回のような事態には公的資金が絶対必要ということは1年以上前から申し上げているわけですが、今回安定化法案を否決にいたった理由で思い当たるのはやはり「血を流しているかどうか」という点だと思います。
多数の、特に共和党議員にしてみると、ただでさえ、金持ち優遇という批判にさらされているところに桁違いの高給を食んだウォールストリートの連中まで税金で救うのか、という批判は厳しいものがあるでしょう。
さらに、当時、S+Lの経営者、重役などの関係者は何と1500人以上刑事訴追を受け、もちろん逮捕者も出ているわけですが、その罪状は「返済不能な融資を行った責任」という、考えてみればとんでもなく理不尽なもの。だって、本当に返済不能かどうかなんていうのはだれも保証できない訳ですし、貸し倒れがゼロ、ってことは融資では絶対に無いんだから、たまたまつぶれてしまい、それだけで牢屋にぶちこまれるのはかなり理不尽なのですよ。しかし、これを強行して税金投入を図った。
これに比べると、今回の罪状はむしろかなり明らかで、
「構造上明らかに流動性を失う可能性を認識しつつ、数字のトリックを悪用してとてつもないレバレッジをかけ、かつ高格付けを付与させて、安全な商品として証券化商品を販売した罪」
ということになる。
インテンショナルか否かといえばこちらはある種完全にインテンショナルでしょう。で、その当事者・・・直接ではないにせよ・・・が財務長官やってる、って構図になって、しかも不良債権の買取権限はそのポールソンに与える、ってんだから、それ、どうよ、という話になるのは当然で、前回のS+L危機に比べると事態ははるかに深刻かつ複雑な訳です。
さらに、政党も大統領もそれら投資銀行からたんまり政治資金を得ている訳で、それはそれでなかなか複雑な立場になるもので、すっきりいかない・・・といった結末になりますね。 税金を使うならなんらかのペナルティー条項を入れる必要があるでしょうね。
それにはっきりいいますけど、買取機構については現場レベルは仕方ないにせよ、責任者はウォールストリート以外の第三者を連れてくるべきでしょうね。 泥棒に金庫番をさせるのは、いくら詳しい、とはいえまずいでしょ(笑)。
相変わらずのんきなもんで欧州は関係ない、なんていっているテレビ番組が多数ありますがね、くどいようですが、本命はこちらですから。まあ、欧州勢は国有化は早いでしょうけどね。
我々足もとの流動性もひどいもので、日本国内でもすでに外資系相手にレポなどの取引はやらん、とかいう状況になっており、白川さんが夜中に緊急記者会見なんぞ開いている緊急度です。
正直、民間の金融機関はもうお手上げ状態で、いつなんどき東京市場で目詰まりが起こってもおかしくない訳で、外資系金融機関の資金繰りは当面日銀が支えるしかないのでしょうね。東京時間で資金決済不能になってデフォルト、なんてことになったらたまらんよ、というのが日銀の本音でしょう。・・・
その意味では日本はすでにずぶずぶに巻き込まれてますから、ちまちまやってないで、まずは日米で資金決済保証をぶちあげる、というのが手っ取り早いんじゃないでしょうか。決済だけは確保すれば、それだけでも大分安心しますよ、マーケットは。
どことは言いませんが、既に複数の外銀がとんでもないレートで資金調達を図っているという噂まであるのでこのあたりは火消しをしておかないとまずいです。
モルガンスタンレーの筆頭株主に三菱が、とか書きたいことはたくさんあるのですが、ほんとすみません。何とか時間を見つけておいおい書いていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。














1年以上読ませていただき、おかげさまで大まかな事の流れは腹に落ちて理解できており、感謝しています。
ところで今の流動性危機、韓国についても教えていただけませんか?
独裁のメリットですね。
人間は痛みと共に覚えないと感情を超えて行動できないのですね。たとえ理屈が正しくても倫理的に納得できない場合は特に。
日本人から見ると、さんざ自分で言った資本注入だからさっさと実行しろで終わりですが、過去に苦労した末刻み込まれた回答だから言えるのかもしれません。
特に米国の中流より下の市民は納得できないでしょう。そして彼らによってたつ選良達もです。
ある意味で民意が反映された結果であり、米国が正常な証明でも有りますが、民主主義の代価と言うにはあまりにも高い代価になりそうです・・・。
昨日徹夜で作業してたんですが、朝4時くらいにこのニュース見て一気に眠気が飛びました。この点だけは感謝したい
しかし議会も結局は資金投入するんでしょうなぁw
背景を見ればわからなくもないですが、保身にしては犠牲はあまりにも大きいですよね(影響もどれくらいになるのか・・・)
日本は何をやっているんでしょうねぇ。奇しくも、日米共に政権交代の可能性があり、このゴタゴタで傷口はまた広がるんじゃないでしょうか。個人的に民主党が政権を取ったらとんでもないことになりそうでいやはや恐ろしいものです。
実質1ドル80円位といわれているドルの価値は
さらに下落するでしょう
へたをすると可也の部分日本が
被ることになりそうだ
やだよ〜
よろしくお願いします
私は来年から外資系投資銀行で働く学生です。こりゃ大変な時期に入社することになってしまったなー、と冷や汗をかいているんですが、今更どうすることもできず、、、笑
という訳で、本日、内定式に臨みます。
ぐっちーさんのblogはずっと拝見していて、学生の私には分からないことも多いのですが、非常に参考にさせて頂いています。
これからも更新よろしくおねがいします〜。
主婦にとって朝は修羅場なので
見間違いだったらごめんなさい。
もしそうならご出演おめでとうございます!
安全運転で周回遅れになっていたところ
前が軒並みクラッシュして 先頭集団になったようなもんですね
底がどこかは分かりませんが、三菱の株主になりたいものです
気づいたらデリバティブだらけ。気づいたら外資の金融、生保だらけの我が家の財政。
先日のAIGの一件。我が家にも書面で届いた「どうぞご安心ください。」
以前証券会社から勧められたデリバティブ。発行体がリーマンでした。もし買っていたら・・・それじゃなくても今持ってるデリバティブも米系、欧州系、の発行体がつぶれるか、預金だけ保護して凍結したら・・
すでに保有の金融商品はもう不良債権になっているのかも・・
あまりにも我が家と世界と直結してるので本当に驚いています。
どこかに欧米を崇拝するコンプレックスのある私と、
欲をかいた私がいました。
またバブルに踊ってしまった、反省。
地道にパートに励めってことですよね。
まだか、まだかと毎日ここを巡回しておりました笑
アメリカが短期で集中的に膿を出そうとしてるのに比べて、欧州が比較的落ち着いているように見えるのは、日本みたいに十分に時間をかけて、なるべくショック症状を出さないように隠し隠ししてるんですかね?
しかし、結局は同じ病気なんですよね。
方法論の違いでしょうか?
下手すると、一部の加盟国のユーロ離脱なんて話もぼちぼち出てきてますが、どうお考えですか?
市場で値が付かないものに政府が総額で75兆円という価値をつけて全部引き取ってあげる、と。
75兆という巨額の税金が丸々消えてなくなるのかもしれないのですから市民の反対はもっともだと思います。
ただこの法案通らないと各国メガバンでさえ潰れかねないという最悪の事態。。。共和党議員には選挙云々は二の次で世界経済を救うためになんとか賛成票を入れてほしいものですね。
の状況に歴史は繰り返すを感じています。
ヘンリー・ポールソンのコメントには
全く同感です。米国当局の好きな言葉
Fair を本当に実行して欲しいです。
従来はほとんど米国流のダブル・スタンダード、
二枚舌でしたね。
行っても戻っても厳寒のシベリア・・であります。
ヴィドック
の先例もあります。
刺青をした奉行は金さんばかりではない。揃って有能だった。
財務長官のことはあちらに任せ、
下院の反乱は
つるし首で終わるのか、燎原と化すのか、
いずれにせよ
二十年間、麻薬に酔ったウォール街症候群が、開けた特大ホールは埋まらない。
精神的にも金銭的にも・・
21世紀の大半はその治療で終わるのかな?
ネットでマイナス金額を見ると、神経にさわりますが、手元にないため、正直言って減額しても実感がありません。
TV、新聞、ネットからの情報は現状を表面上伝えている程度、医者と同じで「最悪の今後」を説明していて、どうしたらよいのか分かりません。私のような素人は静かに台風が過ぎるのを待つしかありません。
ぐっちーさんはどんな方針なのか伺いたいです。
今回の金融安定化法案の否決はある意味では正しいのではないでしょうか。
前回のS&Lの時は、多数の逮捕者が出て、一時は刑務所が一番の高学歴と揶揄されていたほどでしたが、今回は違いそうです。
せめて、関係者の(線引きが難しいですが)資産没収などのペナルティがあって、初めて成立すべきモノではないでしょうか。
このままでは、モラルハザードが起き、現在ジャブジャブ注入されているドルが再び過剰流動性となり、何らかのバブルを出現させるのではないでしょうか。
素人ながらの感想です。
債権国連合を作り、それに見合った米国軍の
共同管理、ドル通貨の発行管理を行う。
シビリアンコントロールと通貨コントロール
です。 世界の軍事費を考えれば出来ると思うのですが。
赤字国債を発行して穴埋めなんてうまくいくはずがありません。
それで見回してみるとあるじゃないですか、日本人が蓄えた個人資産が。
それを詐欺的な方法でぶんどって、穴埋めすれば解決です。あとは知恵を絞ってその方法を考えるだけです。
そんなことを本気でアメリカが考えてないか不安です。
UBSの四半期決算が黒字という記事が出ました。何か違和感を感じます。欧州のサブプライム関連の損失はこれからだと直感的に思うのですが、色々、証券会社とかのレポートを読むと、欧州は一部英国などを除いては、米国ほど住宅問題は深刻ではないと言う見解が多いと思います。このギャップは何なんですか?
欧州では会計基準の違いで損失が明らかにならないと思うんですけど、米国とどこがどう違うんでしょうか?