債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

なぜだ!!

2007-03-19 09:26:31 | マーケット

ホリエモンが実刑判決を受けた。

ふーん、結構厳しいね、という声もありますが、彼が実刑だとすると、訴えられもしない、上場廃止にもならん日興證券はなんなんですか、というお問い合わせが多数。

金額が小さいってたって、それは会社のスケールが違うからで実際の金額は日興の方がはるかに多いし、証券会社という立場からすれば違法性、或いは「悪質度」はライブドアよりはるかに高いのではないか、というご意見が多いようです。

上場維持されているわけなので、TOB価格を引き上げてもよさそうなのに、みずほを筆頭にみんなさくさく応じているのはなぜか・・・とか、まあ考えればきりがないのですが、一言で言うと、やはりきな臭い、という事です。

本件については一番最初に書きましたが、まともに日興を叩いてしまったら出てこなくていいもの、或いは出てしまっては困るものが出てくるわけです。で、そこまではやらんでしょう、と書きました。だからやらんでしょうな(笑)。

当事者のあの3人、一番若いプリンシパルの社長あたりでもしゃべられては困る話をてんこもりで持っているわけです。そんなもん、検察だって百も承知で、このまま嵐の過ぎ去るのを待っているのでしょう。世間の風当たりがあまりに強ければ一人位逮捕もあるかもしれませんが、その場合もできレースになり、ホリエモン裁判との差は歴然でしょう。

ホリエモンもこの際、なぜ日興はセーフなのかという論点で大騒ぎすれば案外勝ち目があるかもしれません。

出来レースといえば中国人民銀行の利上げ。これはマッタク意味がありません。実際金利にしても貸し出し量にしても中国政府が勝手に決めていますので今回の「利上げ」という話はマッタク意味がないのです。対外的にちゃんとやってますよ、というポーズをつけただけで、これで中国経済が減速するなどと、テレビでしゃべっているおっさんはほんとにアホだ、という事になります。

こちらにも中国経済の減速は明らかで今更何をいっているのか(本当に中国経済が減速しているのか確認しなければならない、と私が書いたことに対して)、という反対のご意見がありましたが、要はそれは中国政府の発表を鵜呑みにすれば既に昨年から減速しているということになりますが、こんな数字はあてにならん訳です。いくらでも操作しますから、中国は。

だからこそ、判るとすると、中国向けの輸出統計であるとか、中国向けの工業資材契約高、とかこちら側にある資料を注意深く観察するしかない訳ですな。そうすると減速はおろか、むしろ加速していたりする(建築資材であるとか、石油掘削用ラインパイプだとか)。

そうなるとこういう建前論に基づいた利上げなんてのが出てくることも納得できますね。ちゃんとやってるんだからね、かんべんしてね、といういい訳なのです。中国は共産党独裁政権なので彼らから出てくるメッセージは多分に眉唾・・・という認識をお持ちになった方がよろしいでしょう。やだなー、世の中うそばっかしなんだから・・・ってお嘆きのあなた!

そうおっしゃらずにまあ、頑張りましょうや。そのうちいいこともありますって♪

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