天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

ぶちかましでぶちこわした髙安

2017-07-18 05:28:36 | 格闘技

日馬富士から金星を挙げた宇良


大相撲名古屋場所。
初日に大関が3人、横綱が2人負けたとき暑いなあと思った。
鶴竜は12勝上げないとヤバいと思っていたら初日は勝った。よしよしと思っていると3日目に負けて翌日からなんと休場。
まあ日本人横綱もふくめ3人いるからいいかと思っていたらその横綱の目玉、稀勢の里が6日目から休場、同じく照ノ富士も休場。
目玉があっという間に消えて全勝の白鵬を1敗の髙安と2敗の日馬富士が追う展開。
ここで8割方優勝の行方は見えた。
暑いなあ相撲はやややばかりなり
戯句が生まれた。

立ち直った髙安がずっと負けずに行ってやはり負けないだろう白鵬との一騎打ちしかないだろうと思っていた矢先、髙安がこけて名古屋場所をぶちこわした。
C級戦犯である。
休場した稀勢の里がA級戦犯、鶴竜、照ノ富士がB級戦犯。
髙安は先場所、立ち会いのかちあげとぶちかましで大関の座についた。
その戦法で今場所も臨んだが相手はかなり研究してきた。それに気づかなかったのと、かちあげとぶちかましが自分の体勢を一瞬棒立ちにすることに意識が行かなかった。ぼくは先場所からこれは危ないと思っていた。
先場所は腰高を隠すパワーと瞬発力があった。

引っ張り込むという悪癖で足を痛めて力士としての危機に直面している照ノ富士より髙安はまし。自分を痛める腰高ではない。しかし思わぬ取りこぼしをするだろう。
白鵬のように膝が曲げることができれば横綱を取れるだろう。

けがをしたから休場はしようがないというのはアマチュアの世界での泣き言。
プロはけがも自分自身の責任である。
稀勢の里も腰高で上体を強引に使ったことが上腕のけがにつながっている。押すというより捻るという使い方がけがを招く。
鶴竜のけがはすぐ引くことが原因。引いて負けてさらにけがをする。これに気づかない、直せないなら引退しかない。

満身創痍の日馬富士には同情する。
彼は2場所全勝優勝して横綱に駆け上がったときが力士人生でピークであったと思う。劣る体格での2場所全勝優勝は誇っていいし8回の優勝は評価できる。
軽量ゆえの突き刺す立ち会いは究極のものだろう。
ここまで低い体勢をつくれと大型力士に要求しないが、彼の姿勢の意味に気づき、稀勢の里、髙安、照ノ富士が膝を曲げてあと5センチ身を低くできればけがもしないし勝ちも増えるだろう。

白鵬が丈夫で長持ちするのはやはり体勢にある。
絶対王者の白鵬と軽業師宇良が眼目となった名古屋場所で、力士の体勢のよしあしを中心に見ている。


膝を曲げ腰を落とした白鵬の安定した攻め(対輝戦)


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