天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

霞さまが3000万円くれるという

2017-03-08 05:24:09 | 身辺雑記


きのうケータイに見も知らぬ人から奇妙なメールが来た。要約すると以下の内容。

早急にお願いしたい大事なことがあります
突然のご連絡を差し上げたのには理由があります
とにかくまず3000万円受け取って欲しいのです
私は3年前主婦ながらネットビジネスを始めました
アフィリエータ―という仕事でブログやサイトで広告収入を得る仕事です
1年目で月収10万円、2年目で月収150万円、3年目で750万円と収入が増えました
信じられないでしょうが本当のことです
お金があるのになぜ困っているとお思いでしょうね
それは税金です
毎月700万円以上稼いでも税金を払ってしまうと手元には半分も残りません
そこでお願いがあります
私の稼いだ額の3割ていど、210万円をあなたに受け取って欲しいのです
もし今回のお願いが可能であれば、私のことを信用してもらうことも含めて、去年の収入の3割、3000万円をすぐさま渡したい
そうすれば私は得をするし、あなたの利益にもなり潤うのではないでしょうか
良い返事を期待してお待ち申しあげます

実際の分量はこの3倍ほどで理路整然とした文脈は一流作家のレベルである。つい文章にひきこまれた。ぼくは文章が水準にいっていれば何でもきちんと読む習性がある。
問題はメールを出した主に関する情報が皆無のこと。
ちょっとしゃれて「君の名は?」という題で返信した。名前と住所、そしてあなたに関する境遇、生い立ち等についてお知らせください。また、そんな高額のお金をいただくとなると面談する必要がある旨を伝えた。
予想通り、これに返信はなかった。
新手の詐欺か。

得体の知れぬメールはパソコンに洪水のように来るがここまで文章のしっかりしたものは久々である。
9年前、ミクシーで日記を書いていたころ、日記を読んだかたが、女性と思われる文体でメールを寄せてくれたことがある。このときの文章もしっかりしていたので返信するとさらにメールが来て、話が弾んだ。
先方がアバンチュールを期待していたのであった。なりすましでない生身の女性がしかと存在した。
インターネット、メール文化は霞や朧から言葉が突然やって来る。言葉の主の性別も不明なら意図もわからない。
でも何か到来することは基本的に嫌いではない。人はやって来るものをどこかで待つ心理があるだろう。

きのはケータイに見も知らぬ人から電話も来た。
その方は男性であった。言葉に肉声が伴いそこに息をしている人間がいた。彼は名を名乗り、ひこばえ句会への参加希望を伝えてきた。
彼は西東京市に住んでいて柳沢公民館でやっていた句会がなくなってしまったので代替を探していてぼくに行きついたという。
娘さんがスマホで検索して見つけてくれたらしい。こちらは怪しくない。さて代替は期待に応えられるか。

得体の知れぬものも実体あるものも霞の中からやって来る春である。
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