天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

髙安に大関の風格

2017-03-18 06:08:06 | 格闘技

左髙安が速攻で照ノ富士に完勝


大相撲春場所、最高の見ものは照ノ富士VS髙安であった。
ともに5連勝どうしの一騎打ち。優勝したときの勢いの大関と、上ってくる関脇の対決は互角とみていた。
そしてこの二人が弱い横綱二人(鶴竜、日馬富士)をおしのけて稀勢の里と三つ巴の優勝争いをするだろうと読んでいた。いつもなら六日目にこんな黄金カードを組んだ協会に抗議した気持ちなのだがきのうはそうでもなかった。
現状、どちらが強いか見たかった。
本日の読売新聞の大相撲のトップニュースは「小兵対決宇良速攻」であるが事の本質が見えていない。

五日目、正代を立ち会いに弾き飛ばした髙安の地力は一皮むけたと思ったがそれは大関にも通じ、一気に押し出して勝った。意外だった。少なくととも両者はまわしを引く展開になると読んでいた。そうなってほしかった。そこでの攻防を期待したがあっけなかった。照ノ富士に立ち会いの甘さがあるのだが髙安はべらぼうに強くなっていた。
彼に大関はすぐやってくるだろう。
髙安は四つ相撲か押し相撲か判然としないのだが、正代戦、照ノ富士戦を見てると序盤押し、突っ張りでいって機を見て差すのがいいような気がする。四つ相撲も取れるが豪栄道のように型がなくて不安を与えるわけでもない。かなり期待していい。

髙安―-照ノ富士はこれから2,3年大相撲の屈指の好カードになるような気がする。
故障から癒えたときの照ノ富士は全盛時の白鵬をまわしを引きあって破ることのできるパワーを秘めている。
髙安27歳、照ノ富士25歳。二人がこれから20番は本割で火花を散らすことを期待している。


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