天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

金正男氏は日本が拘束できたはず

2017-03-07 13:56:44 | 政治

日本が拘束していれば暗殺されなかった金正男氏


金正男暗殺にまつわるマレーシア政府の態度は毅然として感動した。北朝鮮のいちゃもんに屈せず、北朝鮮マレーシア大使の強制国外退去処分にはびっくりした。
マレーシアよりはるかに経済力がある日本は弱腰。自分ちの庭にミサイル4発も打ちこまれても「強く抗議する」という今まで通りの紋切型の声明を読みあげているだけ。

なにか別の手立てを講じられないのか。
独立国といえるのか。まあアメリカの核の抑止力の下にあるので抗議声明を読み上げれば政府の仕事はいちおう果たしたことになろうが、さびしいし情けない。
たとえば、戦艦の隊列を組んで日本海を北上するなどのデモンストレーションをするとか。中国が東・南シナ海でやっているような示威行為を敢行してもいいのでは。

そんな荒療治でなくても問題の金正男は、わが日本が拘束できるチャンスが何度もあった。
一番記憶に新しいのが2001年5月1日、「金正男と見られる男性」が成田空港で入国管理局に拘束されたという事件。
2001年5月1日、「金正男と見られる男性」が成田空港で入国管理局に拘束されるという事件が発生した。男は妻子を連れており、ドミニカ共和国の偽造パスポートを使用して中国名の『胖熊(Pang Xiong・太った熊)』という偽名で入国を図ったところを拘束・収容。

ぼくは、この北朝鮮の大物を外交の切り札にできる、これで北朝鮮を攻められるカード(ジョーカー)を得たと思った。
ところが、外交問題に発展することを恐れた政府(小泉純一郎首相、田中真紀子外相ら)の判断により、退去強制処分(事実上の超法規的措置)とし、翌4日に、2階席を貸し切り状態にされた全日本空輸のボーイング747-400型機で中華人民共和国の北京市に向けて出国させてしまった。
当時北朝鮮にいた日本人観光客の人命を保護するためという政府の配慮が働いたようだが拙速ではなかったか。
仮にあれが金正男でなかったとしても北朝鮮にゆさぶりをかける材料になったはずである。

金正男であった確率は非常に濃厚であった。拘束してかつての清国の溥儀のように囲っておいたなら彼は暗殺を免れたわけだし、日本が北朝鮮に新政権を樹立するという脅しが使えたはずである。
政府が外交問題に発展することを恐れたという意識そのものが政治家と縁遠いものではないのか。
北朝鮮など自国の民を養うことよりいかに政治問題化する一挙手一投足があるか考えている。

マレーシアは政治問題になる行為を敢然と取る。
小国であれ大国であれこれが国を経営するということではないのか。日本の政府は曲がりなにりも抗議声明を出すが、野党は何も言わない。政府を攻めていればいいという野党ではもう困る。野党は野党なりに取る政治の手段があるはずではないか。
マレーシアを見ていると日本は独立国ではないなあといわざるを得ない。

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