天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

俳句は一人の味方がいればいい

2017-06-18 05:00:08 | 俳句

大國玉神社入口


きのうの鷹中央例会、小生の
宵宮や星霜を立つ大欅
が主宰選に入った。
今年、府中市の大國玉神社のくらやみ祭を見て書いたものである。

鷹同人13人とやっているネット句会でこの句は1点句。なぜ1点しか入らないのか、鷹同人といってもおおかたの目は節穴か、という不満があった。1点を入れたFは救済者に見えた。
ぼくとしては完璧にできていると思い中央例会へ出品したのであった。
月光集同人榊原伊美が採って「中七下五の表現に感心しました」とコメントすると、主宰が「かっこいいですね」と砕けた表現で称賛した。
結果的に3人の支援を選られ日の目を見る句となった。

俳句はしかるべき人の1点が入れば上々のものと思っている。それは鷹の会員の場合、鷹主宰の1点ということになろう。
しかしそこへ行くまでにたいていの人が、同人であろうと仲間内の評価を気にしている。

救済者のFはぼくが蘖句会で落とした2句を出してきていた。俺は信用ないなあ。
最高裁へ持って来る意識をFに見て取った。
主宰選に入るなと切望しないものの入ると俺の立場がないなあと思う微妙な心理。2句とも頑張りすぎていて一人よがりになっている。まあ無理だろうなと思っているとやはり主宰選に漏れた。
主宰の批評はぼくが蘖句会で行ったものと一緒であった、やれやれ。

春の鳥日時計の刻乱しけり
この句は4月16日のNHKの番組で夏井いつき選に入った句である。
4月15日の蘖句会で何点入るか試しに出してみた。うちのメンバーの目はどれほどのものか試した。聖書で人は人を試してはならぬという教えがあったが無視。
1点入ったのみであった。
偉い先生が採ったからいいというのでもないが、「高点句に名句なし」という格言が生きている。

ぼくが蘖句会でめざしているのは自身がいい句を書くのはもちろんのことだが、人の句をきちんと読んで評価できる能力をアップさせることである。
人の句をきちんと読んでしかるべき評価の言葉を持てること、これは句のプラス面、マイナス面について筋の通った論評のできることをいう。人の句をきちんと評価することは人を助けるとともに自分の句作に還ってくると思うのである。
衆愚からの脱出をはかろう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 白石一文『一瞬の光』 | トップ | いつき組の元気な方々と吟行 »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (ハーモニーひろ)
2017-06-18 12:57:52
ブログ楽しく拝見、勉強させて頂いてます。
夏井いつき選、主宰選等の入選おめでとうございました。
 春の鳥日時計の刻乱しけり  の句は、糵句会で選句しようかと迷ったのですが・・・
 ほんとうに人さまの句をきちんと理解したり、評価したり
する能力は、大切だと思いますが、難しいです。
自分の好みで選んでしまいます。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。