天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

洗えるスマホに切り替える

2017-10-15 04:29:19 | 身辺雑記


京セラのスマホ<rafre>の宣伝をするわけではないが一昨日からそれを使い始めた。
先週の金曜日、突然auからケータイに電話が来た。石橋さんと名乗る男性は低姿勢で要領のいい口調が気に入った。
用件はガラ系ケータイをスマホに切り替えないかということであり、「106ヶ月お使いになっている方には料金で特典があり従来並み」とのこと。8年10ヶ月も古典的なケータイを使い続けたのか……液晶の画面がときどき暗くなり替え時かと思っていた。
替えるならもうスマホしかない。
彼の人となりとこちらのケータイの事情のタイミングが合致、即座に替えることにした。
機種を選ぶなどの知識は皆無。
先方から京セラの<rafreKYV40>が送られてきた。
機種の費用は毎月込みで回収するらしいが前の機種とほぼ変わらない月々の料金。それが特典とか。

11月まで無料でサポートセンターに質問できる。
感動したのは通話しながらスマホのさまざまな部位の説明をしてくれること。つまり通話機能をスピーカーに托すことで先方もぼくも画面から顔を離して事に当れること。予想していなかった技術に感動したのであった。
スマホがガラ系と違うのは文字を打って出すのとさすって出すこと。ガラ系とパソコンのキーボードに慣れてしまうとさすることが別世界である。
先方はぼくが「あ」叩いて「お」を出していることに気づき、さすって出すことをすすめてくれる。打っていることに気づくことにも驚いた。

メールと電話がほぼできるようになって安堵している。
ほかにもいろいろな機能がついていて十全に使うとパソコンも不要みたいだがそこまではやらない。

ガラ系ケータイがずっと世の中に存在し続けるのならそれでもよかった。
けれどガラ系は早晩消えてゆく機種だろう。新しい道具とつきあっていくしかないのである。
伊那の兄嫁はケータイもパソコンも触ることない人生を送っているが、テレビを見るなどほかの文明の恩恵にあずかっている。
それはもう現代文明にどっぷりつかっていること。
アメリカのアーミッシュのように移民当時の生活様式を保持し農耕や牧畜によって自給自足生活でもしないかぎりこの世の影響を受ける。アーミッシュは電気も電話も使わないようだが、はたしてこの世でそういう生き方がいつまで可能なのか。実験みたいな気もする。
アーミッシュはテレビを見ず世界から孤立することで自分たちのアイデンティテを保持している。絶滅危惧種であろう。

絶滅危惧種のガラ系ケータイからスマホに切り替えた。人間は新機種に切り替えていかないと絶滅危惧種になっていく身の上なのか。
仏門に入っても新機種が追いかけてくる時代である。
やって来た京セラの<rafre>はしゃぼんで洗える機種とか。そんな利便性は考えもしなかった。怖くてとても洗えない。
コメント
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