とうにクリスマスを過ぎて

クリスマスがもう終わった〜っと思った瞬間に思いついたタイトルです。
他意はありません。年末にはタイトル変更か?

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他者の死こそわれの楯

2017-05-06 09:46:22 | 日記
掌(て)ににじむ二月の椿 ためらわず告げむ他者の死こそわれの楯

塚本邦雄『星餐圖』

誰に何と言われようと、自分は他者の死こそ楯としてこれからも生きていくのだ、と言い切る。その言い切るまでの内的な葛藤が「掌ににじむ二月の椿」に象徴されているのではないでしょうか。

上記も永田和宏著 『人生の節目で読んでほしい短歌』からの抜粋です。
死はどうしても他者の死になります。自分の死を知ることはできない。そういう意味では、私たちは死を知ることができず、その限界のなかで生きている。いや、限界があって初めて生きていけるのだとも言えます。
「ためらわず告げむ」から告白される認識は、しかし、もっと踏み込んだものに思えます。自分は現にひとの死を楯にして生きているし、これからもそれは変わらない、という覚悟の一首です。
具体的な他者の死を契機に、それを楯に生きたという苦い経験に裏付けられているのかもしれません。
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